迷子になったらまずHOMEへ 書評、古本、古本の書評、古本の画像。古本屋 HoneyBeeBrand*みつばち印

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● 新入荷本1行紹介 新入荷本の中から、極私的特選本たち 2009/9/20〜 ●
▼いいねぇ〜。

スターヘッド STAR HEAD(たむらしげる/架空社)
※大きな絵本なので、画像一部です。

頭が星になっている星(「私は星だ」って言ってた)と、サンタのおじさんの冒険譚。
コマ割りの漫画仕立てになっている絵本。
とびきり美しくて、とびきり面白くて、とびきりロマンチック! 男の子に読ませたいッ!! あぁ、好きやわぁ…。
→たむらしげると言えば
→クリスマスつながり
→星つながり

▼これも持ってた!

アンデルセンのお話 オールカラー版世界の童話22(アンデルセン/小学館)

小田忠、高畠華宵、黒崎義介他:絵。
高畠華宵が挿絵の「ナイチンゲール」って、アンデルセンなのに中国の話なんですね。読んだら思い出しました。
「はくちょうのおうじ」を小田忠、「ゆきのじょおう」を黒崎義介が担当しています。

▼コレクターズ・アイテム。

知恵くらべクイズ集 少年倶楽部文庫42(少年倶楽部編/講談社)

私もひっそり集めている、のらくろマークの少年倶楽部文庫です。まだ全然集まってません。これはNo.42だから、最終巻。
クイズ集です。「少年倶楽部」に載って、読者を悩ませたり楽しませたりしたものばかり、ですって。解き方は分かっても、当時の知識がなくて苦しいものもあります。

▼よく話題にされるので。

猿飛佐助 上巻のみ 講談社漫画文庫(杉浦茂/講談社)※上巻のみ

ちょっと私の守備範囲からはズレるのですが、本式の古書漫画コレクターの方によく話題にされる杉浦茂さんのおかしな漫画を、かじってみる分には良いと思います。
おかしいって言うより可愛いな。
→猿つながり

 
▼復刻もがんばる。

春鳥集 名著複刻全集 近代文学館(蒲原有明 本郷書院版の復刻)

三方をカットせず綴じてある製本です。アンカット装。自分でカットして読むわけですが、復刻とは言え、そんなことできそうにありません。凝った「復刻」として大事にしたい。

▼あら、あの人も。

黒いユーモア選集 上・下巻 セリ・シュルレアリズム1(アンドレ・ブルトン編著 山中散生、窪田般彌訳/国文社)

文庫版も出てるようですね。でもこの装丁の感じもいいです。
シュルレアリスムシリーズと言っても、これは「黒いユーモア」を基準に編まれているので、レオノーラ・カリントンやダリといったシュルレアリストの中に、ポーやリラダンやオー・ヘンリーもいます。安心してください。(→)

(→)
上巻21人、下巻24人。ブルトンによる各人の解説と、各々の作品を収録しています。(短篇や詩が多いですが、長いものや長篇は「抄」を収録)
作品の選択が面白いです。

「抄」が多いのがちと残念ですが、興味深く読める本。
▼ふふっ。

モンスター誕生―魔女からエイリアンまで ソノラマ文庫海外シリーズ(リチャード・マシスン 柿沼瑛子訳/朝日ソノラマ)

まぁ、いろいろ喜ばしい1冊です。
「表題の怪奇短編のほか、タイム・トラベラー、異星人の登場するSFや、ユーモラスな作品など、作者の魅力を十分味わえる13編を収録した」(カバーより)。

▼なつかしいなぁ。

黒茶色ろまんす りぼんマスコットコミックス(陸奥A子/集英社)

なつかしい。けど、「だって おこった顔みただけで おなかイタイ…」って。あぁ…、そういう思いは今も変わらないよね。
表題作と、「粉雪ポルカ」「雪のティアラ」「月無し夜の宇宙兎」「ペパーミントドロップ・タンゴ」を収録。

▼なつかしいなぁ。

金色のユウウツ銀色のメランコリー りぼんマスコットコミックス(陸奥A子/集英社)

「"好きな子がいた"…と言うことは それがズバリ"あたし"じゃないかぎり いよいよアウトってことなんだわ」。
彼が出るかわからなくてドキドキしながら家にかける、それは今はもうない風習ですね。表題作と、「時の贈り物」「そろそろ髪を切ろうかなぁ」「ハクション・ガールズ」を収録。

▼なつかしいなぁ。

流れ星パラダイス りぼんマスコットコミックス(陸奥A子/集英社)

あと、10分で21世紀に変わる、って言ってます。100年分の大晦日だって。そんなこと、思いもしなかった。いかん、ダメな大人になってる(笑)。表題作と、「陽気なブルー・カナリア」「月のベンチで待っているから」「薔薇とばらの日々」を収録。

▼これは良いなぁ。

たわごと師たち(エドワード・リア:詩 佐々木マキ:訳・画/福音館書店)

言うなれば「アホ可愛い」「ナンセンスの絵本」のエドワード・リアが佐々木マキによってさらに「アホ可愛く」なってる絵本。
相性良いです。
→佐々木マキの著作在庫を検索

▼面白い。

CMくらぶ―和田誠イラストレーション集(和田誠/岩崎美術社)

和田誠さんのCM関連のイラスト集。かわいいです。
「まとめて持っていたいなぁ」というファンの気持ちに応えてくれる本。
→詳しくは

▼いいね。

装幀パレード―和田誠イラストレーション集(和田誠/岩崎美術社)

こちらは装丁集。めっちゃ覚えてるヤツ多数。
でもこれ1982年発行でしょ。この後もいっぱい出てるよね…。いつか全集を作ってください。

▼クリスマスつながり。

クリスマスの天使 新編少女世界名作選11(ウィギン 谷村まち子訳/偕成社)

最近お気に入りシリーズの1冊。
『若草物語』と並ぶアメリカの家庭小説の古典として愛されているそうです。

やっと気付いたのですが、このシリーズの旧版が、ちょうど、ジャスト、私の時代の学級文庫に入ってたものみたいです。あれもよかった。
今度ミニ特集しますね。
→クリスマスつながり

▼こんなんもあり。

金髪のマーガレット 新編少女世界名作選15 ※カバー欠(エレナ・ポーター 谷村まち子訳/偕成社)

これは再入荷。
この話は初めて見ました。エレナ・ポーターと言うと、「少女パレアナ」の著者ですね。こんなのもあったのかー。生き別れになる母娘の感動物語のようです。