迷子になったらまずHOMEへ

    ▲次の新着本 ▼以前の新着本25 24 23 22 21 20 19 18 17 16 15 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01

● 新入荷本1行紹介 新入荷本の中から、極私的特選本たち 2004/10/21〜 ●
▼ん!

ネラは待っている 角川文庫 ※送料無料(マーリス・ミルハイザー 広瀬順弘訳/角川書店)

初めて見て、そそられました。カバーは杉本一文。久しぶりにに故郷の屋敷に帰ってきたジェイ。ジェイは私生児で、母親は彼を生んでその屋敷で死んでいる。ジェイが未亡人と付き合い出すと、異常なできごとが起こり始め、白い鳩の姿が…。何だ何だ!?
稀少気味。

▼題が気になりました。

闇よ落ちるなかれ ハヤカワ文庫SF(L・スプレイグ・ディ・キャンプ/早川書房)

「若き考古学者マーティン・パッドウェイは、稲妻に打たれた瞬間、西暦535年の古代ローマにタイムスリップしてしまった!(あらすじより)」時は暗黒時代、というわけで、マーティンは歴史を変えようと努力するみたいです。
→タイムトラベルつながり

▼へぇ〜。

Weird movies a go! go! Number:01 And cinema created Lolita(プチグラパブリッシング)ISBN:4-7713-0292-8

1998年の「ウィアード・ムービーズ・ア・ゴー!ゴー!創刊号」です。特集は「ロリータ映画のすべて」と「ニッポン・モダニストの逆襲」。リニューアル復刊号は流通中のようですので、ISBNを御確認の上、お求めください。
→ミニ特集・シネマの世界

▼シーリアス。

いづみの残酷メルヘン ※送料無料(鈴木いづみ/文遊社)

「東京巡礼歌」と「残酷メルヘン」を収録。性のタブーをサクっとうっちゃって、いつもよりヘヴィな筆致です。鈴木いづみ上級者向けかなぁ。
新刊でも流通中(¥2100)。

▼カフカ的幻想。

待っていたのは 短編集 ※送料無料(ディーノ・ブッツァーティ 脇功訳/河出書房新社)

同じく河出から出てる、前の短編集「七人の使者」より「寓意」「シンボリック」と評される部分がパワーアップしてる感じです。「カフカの再来」と言われるのにも納得。甘っちょろくない硬派な幻想性です。「夕闇の迫るころ」、「忘れられた女の子」が好きかな。全15編。

▼いいっすね!

森瑶子の料理手帖 ※送料無料(森瑶子/講談社)

お気に入りのヨロン島での野趣あふるるレシピ、「おいしい」イギリス料理のレシピ、男友達から森さんへ捧げられたレシピ、逆に男達に捧げるレシピ、そして得意料理の数々。などなど。詳細は→只今、トップページのおいしい食べ物で一押し中

▼しんみり。

ドードーを知っていますか(ショーン・ライス:絵 ピーター・メイル、ポール・ライス:文 斉藤健一訳/福武書店(ベネッセ))

絶滅した動物14種を、穏やかな文章と、美しい絵で紹介してくれる薄い絵本です。その穏やさが、余計にしんみりした気持ちを誘い、いろいろと考えさせられます。いい絵本ですね。

▼原本のパワーが。

花詩集(はなことばしゅう) ※送料無料(中原淳一/国書刊行会)

花言葉を中原さんの絵で紹介してくれるカワイイ本。今回よく読んで初めて気付きましたが、昭11年の「少女の友の付録」を原本としているんですって。こんな付録、スゴイなぁ。現代にそのまま甦って、この魅力か!最近、品薄傾向です。買い逃していた方は注意です。
→中原淳一と言えば

▼華やか。

マザーグースの英国飛行(宮崎照代/白泉社)

どこかで見たことありません、この絵? そう、あの絵ですね。(この右のとか、とか。)
はい。彼女の画風から行くと、アリス調のマザーグースと申しましょうか、カラーで美しく華やかなマザーグースです。訳詩抄と、絵と、マザーグースに関する小文。
→ミニ特集・マザーグース

▼ファンの方に。

少年・卵(谷山浩子/サンリオ)

書き下ろし長編ファンタジー。「学園ドラマ風の冒頭から一気に谷山浩子の迷宮に突入する(帯より)」稀少傾向ですよね。初版・帯ですので、ファンの方に。
→谷山浩子の著作在庫を検索
→卵つながり

▼文字が色付きだ!

ビアードさんのパンの本 ちくま文庫(ジェームズ・ビアード 根田春子訳/筑摩書房)

アメリカ料理界の権威が教えてくれる、100種類ものパンのレシピ。誰か作ってくんないかな? イラスト入り。そして字が茶色。それがどうしたとは言わないで(笑)。好きなんです、色付き。
→文字が色付きつながり

▼いや別に。

忘れられたバッハ─ユーモア・スケッチ絶倒篇─ハヤカワ文庫NV(フランク・サリヴァン他著 浅倉久志編訳/早川書房)

どうということはないユーモア短編集ですが、個人的に、<抱腹篇>とセットで持ちたい気がしました。シリーズがあれば集めたくなるという病気なんです。<抱腹篇>も在庫にございます。

▼講談社。

銀の糸あみもの店 講談社文庫(瀬尾七重 牧村慶子:装画・さしえ・カット/講談社)

瀬尾七重さんの童話短編集。表題作の他、『西明かりのときに』『電話』『うす黄色のかさ』など、全11編収録。カバーや挿絵は牧村慶子さん。
講談社の童話特集をするなら是非入れたいこのあたり。右も→。

▼挿絵が。

ロザンドの木馬 講談社文庫(瀬尾七重/講談社)

こちらは長編。ちょっと信じられないくらい、挿絵がいいですね。一番ヒョーと思ったのは↓このページ。見開きで。挿絵:司修。さすが。

▼はなはなと、みんみ。

はなはなみんみ物語全3巻(はなはなみんみ物語、ゆらぎの詩の物語、よみがえる魔法の物語) 講談社文庫
(わたり むつこ/講談社)

どうやら、今も単行本版は流通中のようです。当店在庫はこれもなつかしい文庫版。小人の双子の兄弟(はなはな&みんみ)とその家族が一族さがしの旅に出ます。愛と勇気のファンタジー。→双子つながり

▼四巻揃いだ。

アヴァロンの霧(異教の女王、宗主の妃、牡鹿王、円卓の騎士)ハヤカワ文庫FT(マリオン・ジマー・ブラッドリー/早川書房)

ダーコーヴァ年代記のM・Z・ブラッドリーがアーサー王伝説を語り直す。全4巻の大長編です。厚い。

▼名作の誉。

光車よ、まわれ!(ひかりぐるまよ、まわれ)ちくま文庫(天沢退二郎/筑摩書房)

じつは初めて見ました。詩人・天沢退二郎の本格ファンタジー。かねてより噂に聞いて、とにかく読まなくちゃという使命感を掻きたてられておりました。

▼ちょっとシブくもあり。

手づくり遊び 保育社カラーブックス311(ゴトー孟/保育社)

子供からやり直したいです。こんな工作ばっかしていたいよぅ。バカバカしかったりシブかったりする工作がいっぱい。勿論カワイイです。

▼かわいすぎ〜。

ぬいぐるみ 保育社カラーブックス242(河原フミコ/保育社)

いろんなぬいぐるみの作り方。ぬいぐるみ教本。編みぐるみもフェルトもあります。デザインがめっちゃラブリーで見れば絶対ニコニコしちゃいますって。ここにしかないキラキラ感。

▼ズギューン。

父っちゃんは大変人(単行本版)(北杜夫 河原淳:装幀/文藝春秋)

文庫版も出ているようですので、読むだけならそちらでもいいんですが、この単行本版、カバーが河原淳さん(←左、河原フミコさんの旦那さん)。かわいかったので、ウッとなりました。(文庫版のカバーは存じません。同じだったらゴメン)

▼興味深い。

弔辞大全1 友よ、さらば 新潮文庫 ※送料無料(開高健編/新潮社)

以前特ダネで紹介したもの(2)の、1冊目です。弔辞集。こう言ってはなんですが、面白い。いや、興味深いと言いますか。書いた人の考え色濃く、さらに故人の知られざるエピソードが読めます。

▼これが意外に。

もうひとりの自分 集英社文庫(グレアム・グリーン 永川玲二訳/集英社)

グレアム・グリーンの稀少気味文庫。フーンとスルーしようとしたら、エンターテイメントのようなあらすじに引っかかりました。「密輸団のボスであった父親。父親への憎悪と嫉妬から仲間を密告し追われるアンドルーズ。奇妙に屈折した心理と感じやすい青年の内面を、サスペンスと恋愛をおりまぜ緊迫した逃亡物語に構成された長篇」

▼ん♪

鉄路のオベリスト カッパ・ノベルス ※送料無料(C・デイリー・キング 鮎川哲也訳/光文社)

「甦った幻の名作!」「アメリカ版オリエント急行」とかの帯でそそってくれます。稀少気味。

▼ぷっ。

名探偵シャーロック・ホームズボン―ぬすまれたダイヤのゆくえ PHP創作シリーズ(三田村信行:著 黒岩章人:絵/PHP)※カバー欠

にゃはは。ホームズ先生の愛用していたズボンが探偵です。相棒はワット君。変な探偵ランキングしなくちゃね。
→ホームズつながり

▼ノーマーク。

オーストリア詞華集(P・リンドル選 岩淵達治他訳/朝日出版社)

詩集と言えばフランス詩集、という人生(笑)でしたので、オーストリアはノーマークでした。知らないお名前がいっぱいですが、大変よろしいです。