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● ミニ特集 シネマの世界 ●
▼映画関連。

映画に関係する本を集めてみました。私が映画に関しては、かなり「なんでもこーい」の、来る者拒まず型なので、関連書籍もなんでもアリな感じに。

とりあえず、掲載中の商品に検索をかけて集めてみました。順次、増やしていきます。

The Angelic Conversation(インタビュー=デレク・ジャーマン他/質問舎)

異端の映画監督デレク・ジャーマンの映画について。訳すと<天使の会話>。すてき。
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→天使つながり

THE LAST OF ENGLAND(デレク・ジャーマン=インタビュー 寄稿浅田彰他/アップリンク)

異端の映画監督デレク・ジャーマンの映画「THE LAST OF ENGLAND」についての本。
←デレク・ジャーマンについては左の本を。

シネマ厨房の鍵貸します─映画に出てくる料理を作る本(日本ヴォーグ社)

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シネマ厨房の鍵貸しますPART2─映画に出てくる料理を作る本(日本ヴォーグ社)

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廃墟への映像(粉川哲夫/青土社)

濃い文芸評論のような映画論集。映画について考えて考えて考え抜きたい方に。

過激なレディ 前・後編 リボン・マスコット・コミックス(高橋由佳利/集英社)

大好きでした、この話。
没落した華族のお嬢様、杜繭子ちゃんがヒロインの少女マンガ。借金のかたに成り上がりと結婚させられそうになった繭子さんは、映画女優になってお金を稼ごうと考えますが…。
→成り上がりつながり

スラップスティック・ブルース(高平哲郎/冬樹社)

高平哲郎のお笑い論。昭和56年発行。タモリ、堺正章、赤塚不二夫、ツービート…。映画評も良いです。見返しや小口が真っ赤の思い切った装幀は安西水丸。

おすぎの私家版映画年鑑1989-1991(杉浦孝昭/メディアファクトリー)

なんかね、「おすぎです」って声が聞こえるんですけども(笑)。話し言葉で書かれてますしね。
おすぎさんの映画評価って、私のような凡人には「あ?」ってことも多いですが、聞いてる分には楽しい! 真に受けてもいいんでしょうか…?

映画音楽クイズ・ブック(関光夫 イラスト:大野拓家/シンコー・ミュージック)※難有り、注意。

その名の通り、映画音楽にまつわるクイズ集。
1977年発行ですから、相当古いです。モンゴ・サンタマリアのラ・ラ・ラが流れていた映画は何か? わ、わからん。音楽評論家・関光夫さん著。

向田邦子 映画の手帖 20代の編集後記より(向田邦子/徳間書店)

22歳から映画雑誌「映画ストーリー」の編集部員だった向田邦子さん。当時の彼女による編集後記や、雑誌「新婦人」の記事「映画と生活」を収録。ファッションや恋愛についてふれている新婦人のほうが面白いかな。この頃のものは、なかなかまとめて読む機会がないので、これでぜひ。

ブラウン管の映画館 ちくま文庫(和田誠/筑摩書房)

良いタイトルですね。著者のおっしゃる通り、確かに今やブラウン管も映画館。(液晶も映画館。)
テレビの映画番組表から選び出して語る映画。それだけに、思い入れたっぷりなんです。
当然和田さんのイラスト入り。

リメイク ハヤカワ文庫SF(コニー・ウィリス 大森望訳/早川書房)

次回入荷の際は、一押しにしようと決めています!
とにかくたくさん映画やその名台詞が出てくるので、訳註でその出典をこまかく解説してる大森望さんの努力は特筆すべきですよね。映画好きにはたまらんお話です。
→詳しくは→タイムトラベルつながり

美少年映画セミナー(長沢節/角川書店)

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→美少年つながり

タイタニック伝説 廣済堂文庫(平川陽一/廣済堂出版)

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ベバリーヒルズにこだわるわけ 映画の英語は生きている(清水俊二/TBSブリタニカ)

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裸・はんなり ロマンポルノ 京都ブックス(井戸幸一/京都書院)

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ペーパームーン ヴィスコンティ=ルードウィッヒ・神々の黄昏(新書館)

ヴィスコンティの映画「ルードウィッヒ」やヴィスコンティについて、思わず「やっぱり、あなたもね!」と言いたくなるメンバーがいろいろと寄稿しています。
森茉莉、須永朝彦、池内紀、海野弘、白石かずこ、松田修、青池保子、まつざきあけみ、伊東杏里、岸田理生他。
やっぱりね(笑)?
→詳しくは

ルートヴィヒ2世(須永朝彦/新書館)

ヴィスコンティの映画「ルードウィヒ・神々の黄昏」では、美男俳優ヘルムート・バーガーがこの人の役をやってました。
徹底的に耽美な映画で、長い階段を上ってくシーンが延々続いたりするの。(ちょっと寝ちゃいました。)この本では、須永さんがルートヴィヒ2世の人生をいろいろな側面から(ワーグナー、城、歴史…)語ってくれます。
→何世つながり
→ゲイつながり

戦場のメリークリスマス(原作版)(ローレンス・ヴァン・デル・ポスト/思索社)

この映画、好きでした。坂本龍一さん、好きなんで。しかし、割りと難解じゃないですか、この映画? 坂本さんの台詞まわしもなんやはっきりしないし(笑)。果たして、これは私が思うような意味の映画なのかなぁと疑いを抱いて、原作本を読みました。読むと、はっきりします。映画には出ないエピソードもたくさんありますしね。そういう人がたくさんいたのか、割りと版を重ねている本です。
→クリスマスつながり

伯爵と呼ばれた男 全5巻 花とゆめコミックス(高口里純/白泉社)

舞台はハリウッド。伯爵と呼ばれる麻薬の売人が主人公。
名セリフと名シーンと名女優でいっぱいの、傑作連作短編集。大好きです。
少女漫画ベスト
10を作るとしたら、裏編(笑)にランクインします。
→詳しくは→天使つながり

地球をしばらく止めてくれぼくはゆっくり映画を観たい―さかさま映画論 角川文庫(寺山修司/角川書店)

ゴダール、フェリーニ、トリュフォー、クロサワ、らの作品論ではないですね。映画を題材に展開する寺山修司節と言いますか、寺山エッセイ、映画に触発されてさまよう思想の断片。そんな感じです。引き込まれちゃう。さすが。

サヨナラおじさんの映画ないしょ話(淀川長治/主婦と生活社)

いつもの通り、淀川さんが流暢、洒脱に映画を語ってくれます。映画の中の食べ物の話もあります。うふ。

流れるままに、愛 小森和子自叙伝 集英社文庫(小森和子/集英社)

小森のおばちゃまと親しまれていた、小森和子さん。あの、ほわわーんとした笑顔に、こんな歴史があったとは! 人生を赤裸々に綴っておられます。自分の恋も不倫も、結婚も。結婚後の浮気も浮気されたのも。いつも傍にあった映画も。仕事での苦労も。はぁ〜、びっくり。人に歴史あり。

weird movies a go! go! Number:01 And cinema created Lolita(プチグラパブリッシング)ISBN:4-7713-0292-8

1998年の「ウィアード・ムービーズ・ア・ゴー!ゴー!創刊号」です。特集は「ロリータ映画のすべて」と「ニッポン・モダニストの逆襲」。かわいい女の子の出る映画がたくさん紹介されています。リニューアル復刊号は流通中のようですので、ISBNを御確認の上、お求めください。

こんな映画が、─吉野朔実のシネマガイド(吉野朔実/PARCO出版)

役に立ちます! 万人の喜ぶエンターティメントからワケわかんない作品まで、「本の雑誌」の連載みたいな、まったりした趣味の良さを発揮しつつ、サクサク紹介。切り口が面白い。巧い。小難しいことを言わない、余裕のあるシネマガイドといった趣。ガチガチじゃないの。本好きに支持されるシネマガイドかも?
挿絵も豊富。吉野朔実ファンにも。

サライ(雑誌)1999年10/21 特集:とっておきの日の祝い菓子(小学館)

折り込み企画が、『サライ』読者が選んだ我が青春の女優ブロマイド、です。日本の方、ハリウッドの方、まぜまぜで全20人。全員美人です。
→ミニ特集・美人大集合
→ミニ特集・雑誌サライ

ノーサイド(雑誌)1994年10月号 特集:戦後が似合う映画女優(文藝春秋)

「大スター、名脇役、ひとときの花。百六十八人の女優総登場」だそうです。うまいこと言いますね。
美人もあんまり美人じゃない人もてんこ盛り。あの人はかつてこれほど美しかったのかと感嘆することも山盛り。あなたの好きなあの人もきっといるでしょう。
美人好きに。
→ミニ特集・美人大集合

因みに雑誌ノーサイドも面白い特集が多いです。→在庫を検索

ノーサイド(雑誌)1995年2月号 特集:戦後が匂う映画俳優(文藝春秋)

「ポマード香る二枚目、時代劇の大御所、凛々しいアイドルから眩しい美少年、憎々しい敵役、いぶし銀の脇役まで総勢百九十八人が一堂に会した完全なる戦後日本」だそうです。これもうまい。でもちょっと言いすぎです。アイドルや美少年はほぼいません(笑)。
私は三國連太郎と佐田啓二に感心。男前にはやっぱり点が辛くなっちゃう。
→ミニ特集・とにかく男前

銀星倶楽部15 特集:デイヴィッド・リンチ(ペヨトル工房)

ツイン・ピークス、大流行しましたよね。今思えば長編怪奇不思議モノ(?)のハシリだったのでしょうか。
私はあんまり真剣に見てなかったくせに、たまたま見た回が怖くて、そこで記憶が途絶えています(笑)。見直そうかしら?

夜想18 特集:フィルム・オブセッション(ルナティックな映画・パフォーマンスの饗宴)(ペヨトル工房)

妖しい雑誌(ムック本)。偏ったコーナーのある書店さんにだけ、バックナンバーも揃っていたのが、懐かしいです。
この号の特集は、妖しい映画やグロい映像。
この中ではデレク・ジャーマンがメジャーに感じられます。正視に耐えない画像もあり…。

ショク物図鑑(もん/CBS・ソニー出版)

全体には、イラスト混じりで描かれるチープで楽しい食のエッセイです。おやつや、ジャンクフードや懐かしい食べ物について。合間に、映画に出てくる食のコーナーがあります。「おいしいCINEMA TIME」(15ページ分)。しかし、おいしい話とは限りません。あくまで映画で印象的だった食についての、無駄話(失礼な)、いや、立ち話かな(笑)。

テンペスト THE TEMPEST(川口敦子:評論 大場正明、ブレンダン・グリッグズ:対談/アップリンク)

何かな〜。デレク・ジャーマンの映画「テンペスト」についての本だということは分かります。ほんの50ページ。表紙の感じが無駄に凝ってます。
映画のシーンの写真もあり。見たことない映画ですが、とても見たくなります。探そうかなぁ〜。
※その後、教えていただきました。映画のパンフなんだって。

ボーイズ・イン・ザ・シネマ(湯本香樹実/キネマ旬報社)

キネマ旬報に連載していたシネマ・エッセイだそうです。
映画に出てくる少年少女とか、少年少女の出てくる映画とか。それにからめて描かれる著者の少女時代の思い。非常に巧みなエッセイです。感心。
少年少女に思い入れのある方は特に、隅から隅まで楽しんで読めるでしょう。

空想科学「映画」読本 PB版(柳田理科雄 空想科学研究所/扶桑社)

まぁ一時期流行ったシリーズですが、気楽に読んでアハハと笑う本です。「そんなこと、わざわざ言わなくても…」と思っちゃダメ。基本的に「余計なお世話」の本です。
物体Xの恐怖みたいに人間や犬に同化する生物はあり得ないようだとか、エイリアンのように強酸性の血液の生物はあり得ないようだとか、読むと少し安心できました。

グルメのためのシネガイド ハヤカワ文庫NF(淀川長治・田中英一・渡辺祥子/早川書房)

まさにグルメのためのシネガイド。映画に出てくる食べ物の薀蓄。

フリッカー、あるいは映画の魔(セオドア・ローザック 田中靖訳/文藝春秋)

これ、すごく気になってるんですけど、未読です。映画好きの、ゴシックロマン好きの方におすすめできそうです。
「『サンセット大通り』と『薔薇の名前』が出会った映画史トリビア的壮大なゴシック・ミステリー。映画という装置にひそむ身の毛もよだつ”闇”(あらすじより)」

おばちゃまのモア・ベター人生論 (小森和子/講談社)

流れるままに、愛 小森和子自叙伝 集英社文庫」で、すでに聞いてた話も多いですが、これはこれで楽しいエッセイ集。様々な雑誌、新聞に掲載されたものをまとめてあります。
いつもどおりの赤裸々な恋愛観と、おしゃれと、映画の話題がやっぱり面白いかな。

映画を食べる 河出文庫(池波正太郎/河出書房新社)

本書、全268頁の、前半は映画随筆とも言うべきエッセイ集で、後半には「映画日記」が収録されています。
○○を見た、○○を食べた、そんな日記。そりゃまぁ映画日記ですから、食べた感想の方が短いけど、見たのと食べたのが同じテンションで、思わず微笑みます。池波さんのそういうところが好き。
→詳しくは

味と映画の歳時記 新潮文庫(池波正太郎/新潮社)

この季節には、この食べ物、この映画。まさに味と映画の歳時記。忘れられない思い出をつづっています。

映画を見ると得をする 新潮文庫 (池波正太郎/新潮社)

シネマディクト(映画狂)の視点から、映画の選び方、楽しみ方、効用を、というだけあって、
・「殺しのシーン」に美的なセンスがあるかないか、それが監督の芸である。
・「クローズアップ」という技法一つでも、映画文法と芝居のそれではまったく違う…
とか、入り口から出口までを細かく語っています。

   
モンローもいる暗い部屋 エッセイおとなの時間(和田誠編/新潮社)

映画についてのエッセイ集。村上春樹、小林信彦、金井美恵子、池波正太郎、谷川俊太郎などなど。23人23編。

ラブシーンの掟(石川三千花/文藝春秋)

笑いました。
ラブシーンに特化して映画を語っています。どんなきまじめな映画もソコからザックリと評されていて、笑わずにはいられませんが、「確かにね」と思わずにはいられない鋭い洞察もアリ。ラブシーンから本質に迫っている。

   
       
       

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