まだまだあるよ。このコーナーの目次はこちら | |
埋もれています。 |
東京横浜の西洋館230を紹介しています。と言っても、ピカピカの芸能人の豪邸とかじゃないですから。国会議事堂も入ってるけど、東京拘置所も入ってる。ニコライ堂も入ってるけど、なんとか社の社宅や寮も入ってる。街に埋もれた西洋館を拾い上げるのが主旨なのです。勿論、写真豊富。 |
YMOとタイタニックの関係。 |
これって有名なネタなんですね。またしても存じませんでした。私って、もの知らずー。 タイタニック伝説のあれこれをとりあげた本ですが、私が注目したのは、やはり沈んだ財宝の話。あの人がアレを持って乗船していたハズ、というのは興味深いので、もっと追求してほしかったな。本好きにとっては、表紙にルビーを象嵌した「ルバイヤート」も沈んだって言われると「おぉ」って感じです。 そして、生命の危機に際して人々のとった行動というのも気になるトピック。中に一人、勇敢にボートを漕ぎ続け、後には冷静な記録を残した日本人がいたと。それがYMOの細野晴臣さんの祖父、細野正文さんだったそうです。でも長い間、ムリヤリボートに乗り込んだとか、誤解されていたそうでお気の毒な話。彼の残した文章も引用されていて一読の価値有り。 映画タイタニックが、ヒットしないだろうと予想されていたという話には納得でした。曰く「長い、暗い、古い」話はヒットしにくいから、ですって。なるほどなぁ。 気になるトピックは全部押さえていますが、どれもこれもサワリなので、タイタニックの本を他に読みたくなります。 |
大岡昇平のゴルフの腕前(と辰野隆) |
副題は「遅くなってからゴルフをはじめた人に捧ぐ」。大岡昇平、相当のゴルフ好きなんですね。知らなかったっす。(水谷準なら知ってたんですけど。)私は全然ゴルフなんてしないので、よくわかりませんが、小野不由美や大原まり子がゲームについて語ってる本を連想しました。ゴルフをやる人ならきっと、「そうそうそうなんだよな!」と思うんでしょうなー。 ところで、そんなゴルフ知らずの私の失笑ポイントは、序章「机上の空論」。机上の空論て、あなたね。第一章「まず球を打て」って章題も笑えます。(内容は大真面目。)笑えませんか? それから、「著者によせて」と序文を書いてる辰野隆に苦笑。辰野隆、嫌いなので(笑)。なぜキライなのかと言うと、話せば長いことながら、森茉莉のエッセイに出てくる彼が非常に感じ悪いから。これは森茉莉好き人には有名な逸話ですが、久しぶりに彼の名前を見て考えましたよ。仏文学者としての彼、感じ悪くて偉そうな人としての彼、どっちが有名なのかなぁ?(と、なぜか文壇ゴシップで終わるのでした。) |
与謝野晶子とボイラー。 |
与謝野晶子と鉄幹の次男である外交官に嫁いだ与謝野道子さん。彼女の交際(つきあいかた)に関するエッセイです。 |
ポスト・イットのヒミツ。 |
おもしろいです。 よくあるビジネス書とは違うんです。役に立つ絵本のような味わいかなぁ。読み始めると止まらなくなりますよ。気になって気になって。 ポスト・イット誕生秘話とかね。ほんとは、超強力接着剤を開発するつもりだったんですって。それなのに出来上がったのは超弱力だった、と。でもある日、本に挟んであった栞が落ちてしまい…、彼はそこでハッとするんです。 その他、X線、スコッチガードからコカ・コーラ、豚の貯金箱まで。小ネタには持って来いの気になる小話満載です。 |
当選してないけどさー。 |
意外と知られていない3億円当選後のあれこれ。もらう編・まなぶ編・ふやす編・つかう編の4つで詳しく解説しています。 →役に立つマニュアル本つながり |
クレヨン王国は日常の中に。 |
子どもはもちろん大人も愉しめる大人気ファンタジーのクレヨン王国シリーズ。 |
三つ子の魂はやっぱり百まで。 |
錚々たる顔ぶれの20人との交流を語ります。 |
その美は芸か、生まれつきか? |
略歴を読んでちょっと瞠目。川久保玲や金子國義までもが長沢節一門とは、存じませんでした。ほーぉ。 まぁそれはともかく、長沢節の語る、映画に出てくる美少年ランキングです。イギリス・ベスト13、ヨーロッパ・ベスト10、アメリカ・ベスト13っていうランク付けも具体的でいーじゃありませんか。私だって美しい少年を見るとチェックを入れるクチですが、ヨーロッパ・ベスト1のアドリアン・ディラン、知りませんがな。他にも名も知らぬ美少年がかなりいてびっくり。 さて、長沢節さんに、芸か、生まれつきか?と言われていたのは、誰でしょう? ふふっ。これはメジャーな人です。 著者の映画美少年イラスト(似てる)や、映画の採点もあって、楽しくお買得な1冊。 |
グッチを発見した人。 |
グッチは元から存在したけれど、日本人の商人に発見された決定的瞬間があったわけです。あたかもアメリカ大陸がコロンブスに発見されたように、ですね。 |