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● 新入荷本1行紹介 新入荷本の中から、極私的特選本たち 2004/7/7〜 ●
▼そそるでしょー。

六本指の手ぶくろ 少女・世界推理名作選集3(ジャッド/金の星社)

以前入荷したのは、函無ハードカバーでしたが、これは函入り、ソフトカバー。かわいーい。小躍り。
女優のペアトリス・ボールは、ホテルの前で一人の男にピストルを突きつけられ、車に乗せられた。途中、逃げ出したが、気が付いてみると男がはめていた黒い手袋の片方を握りしめていた。それがなんと、
六本指の手袋だった。
→手袋つながり

▼これも。

仮装舞踏会の秘密 少女・世界推理名作選集12(ジャッド/金の星社)

高校生のケイは、学校の帰りに道で一人の少年を助けた。少年は腕にけがをしていた。ケイは真っ赤なスカーフで少年の腕をつってやった。すると少年は、そのスカーフを見て泣き出した。何か事情がありそうだ。

▼あ、楢さんだ。

ろう人形館の殺人 文研の名作ミステリー(ディクスン・カー 常盤新平訳/文研出版)

カバー、挿絵が楢喜八さんです。カー、楢さん、児童向け。極私的にぐっときました。
→ミニ特集・秀作カバー絵展覧会・楢喜八

▼福島さんだ。

ビクトリア号怪事件 推理・探偵傑作シリーズ(ディクスン・カー 福島正実訳/あかね書房)

これは、元題『盲目の理髪師』です。福島正実訳で、児童向けに。
児童書というのは、ほんと、何気なく手にとって見れば見るほど、好きになります。ニヤニヤしたりして。

野原野枝実だ。

恋したら危機!MOE文庫(野原野枝実/MOE出版)

桐野夏生(=野原野枝実)の少女小説。全寮制男子校に入学しちゃった薫は女の子、です。アハハ。夢がある(?)なぁ。
→じつは女つながり

▼あ。

タピオラの冒険 ハヤカワ文庫FT ※送料無料(ロバート・ネイサン 矢野徹訳/早川書房)

『ジェニーの肖像』の著者ですね。ヒーローになるために冒険の旅に出る、小犬の珍道中。あ、旅に出るペットのミニ特集もできるかも。
→ミニ特集・どんな旅に出る?

▼マニアな方に。

ハリスおばさんに花束を ハヤカワ文庫NV(ポール・ギャリコ 高松二郎訳/早川書房)

『ハリスおばさんパリへ行く』と同じです。
でも、この版はまったく見かけなくなりました。ハリスおばさんマニアの方がいらっしゃったら、どうぞ(笑)。
→ミニ特集・どんな旅に出る?

大長編。

デューン砂丘の大聖堂1〜3 ハヤカワSF文庫(フランク・ハーバート/早川書房)

大長編シリーズの、これが最終作。
→シリーズ在庫を検索する

▼うわぁ。

ファントマ ハヤカワ文庫(スーヴェストル&アラン 佐々木善郎訳/早川書房)

ぞくぞく〜。たまらんカバー絵は小悪征夫。
久生十蘭つながりで名前は聞いておりましたが、手にするのは初めて。「神出鬼没な攻撃、神秘的な誘拐、不可解な犯罪で警察や人間の法律をもてあそび、パリ全体を震え上がらせる」「一種独特な詩情、幻想的なまでの詩情で<犯罪と恐怖の魔王が繰り広げる数数の冒険」(あらすじより)。シリーズ1作目。ぜひ揃えたい…。
→ミニ特集・同じタイトル

▼るんるーん。

みるく坂をのぼって(名木田恵子/日本教文社)

キャンディキャンディの原作でおなじみ、水木杏子(=名木田恵子)さんのエッセイ。カバーとモノクロ挿絵は、仲良しの田村セツコさん。エッセイは可憐。そして挿絵で、もっと可憐に。

 
▼なつかしいオールカラー。

のんちゃんジャーナル(2)(仲世朝子/マガジンハウス)

オリーブ連載の単行本化です。絵本サイズでうれしいオールカラー。あ、もう1回見たい見たい、手元におきたいぃ、そんな風に身をよじるかたは多いはず。

▼これもオールカラー。

あなたの心のハッピーランド ハッピーブック2(HAPPYおばさんのハッピーパーティーの第2巻)※送料無料 (田村セツコ/主婦の友社)

これもオールカラー。田村セツコさんの激マブイラスト満載本。揃えたい病勃発…。
→現在一押し中〜

永遠に不滅なのか。

絵本アイビーギャル図鑑 IVY ILLUSTRATED(旧版)(穂積和夫/講談社)

1980年初版の旧版です。2003年に項目を加えて新版が出た(!)ようですが、旧版もよろしいです。イラストレーター穂積和夫さんのかわいいカラー絵もたっぷり。全部アイビー。


▼色シリーズだったとは。

ワインレッド殺人事件 少年検事白鳥暁シリーズ5 秋元文庫(若桜木虔/秋元書房)

少年検事「白鳥暁」君のシリーズです。ダークブラウンはシリーズ2作目でしたが。これは5作目。暁君は15歳になっていますが、まだ検事補のままのようです。ニャハハ。

▼いいなぁ。

洋酒天国1 酒と女と青春の巻 新潮文庫(開高健監修/新潮社)

揃えてニヤニヤしたいですねぇ、1〜3。ウチの在庫は、現在1のみ。
柳原良平カバーがワクワクさせてくれる、洋酒天国新潮文庫版です。豪華メンバーの酒エッセイ。
→酔っぱらいつながり
→ミニ特集・美味なる新潮文庫

▼堪能してみたかった。

パリの家 集英社文庫 ※送料無料(エリザベス・ボウエン 阿部知二・阿部良雄訳/集英社)

エリザベス・ボウエンと言えば、怪奇短編『猫は跳ぶ』ですよね。たまに怪奇小説のアンソロジーでしか、出会えない方だと、勝手に決めておりました。こんな作品もあったんですか! 「重くて暗い陰湿な”家”の中に展開される悲劇を、英国文学伝統の怪奇・推理的手法で描く(あらすじより)」。長編で堪能できるとは嬉しい!

▼これもノリノリ。

ホワイトストーンズ荘の怪事件 創元推理文庫(セイヤーズ、クロフツ他 宇野利泰訳/東京創元社)

セイヤーズ、クロフツ、ヴァレンタイン・ウィリアムズ、F・テニスン・ジェス、アントニー・アームストロング、デイヴィッド・ヒュームの、連作ミステリー長編。それぞれの作者ノートなる覚書きが収録されているのも嬉しい。ミステリ作家って、こういう企画が好きですよね〜。
紙魚の手帖が付いています。ラッキー。)
→ノリノリの企画ランキング
→合作ランキング

▼レミちゃんのルーツ。

レミは生きている 講談社文庫 ※送料無料(平野威馬雄 和田誠:カバー・挿絵/講談社)

平野レミのパパ、平野威馬雄の告白的自伝小説。「あいのこ」として差別された「イマオ」を父親は「家なき子」のレミにたとえて”かわいいレミちゃん”と可愛がってくれた。
→ミニ特集・少年の日

▼カバー絵、かわえぇ。

浜田廣介童話集 講談社文庫(浜田廣介 三国よしお:カバー・挿絵/講談社)

「泣いた赤おに」など、みんなが読んだ浜田廣介の童話28編を収録。カバーや挿絵(モノクロ)がかわいくて、それも気に入りました。

▼デュ・モーリアだ!

愛はすべての上に ※送料無料(デュ・モーリア 大久保康雄訳/三笠書房)

ウチのママも大好きな「レベッカ」。あの「レベッカ」で有名なデュ・モーリアの処女作。これは、家系モノと申しますか、一族モノと申しますか、「親、子、孫、三代にわたる血のつながりの神秘な心理的歴史図(訳者あとがきより)」だそうです。なるほど〜。デュ・モーリアの好きそうなロマンです。
現在かーなーり稀少気味。

▼フランス人って。

街中の男 フランス・ミステリ傑作選(1)ハヤカワ・ミステリ文庫(他 長島良三編/早川書房)

他。フランス人って!と思える、フランス風ミステリ短編集。

→フランスつながり

▼フランス人って。

心やさしい女 フランス・ミステリ傑作選(2)ハヤカワ・ミステリ文庫(カトリーヌ・アルレー他 長島良三編/早川書房)

カトリーヌ・アルレー、クロード・アブリーヌ、ボアローナルスジャック、ルルー他。フランス人って!と思える、フランス風ミステリ短編集。

▼西部小説かぁ。

駅馬車 西部小説ベスト8 ハヤカワ文庫NV ※送料無料(矢川澄子訳、金子國義画/新潮社)

西部小説、そんなんあるんですねー。表題作の他、『硝煙の街』、『ビリイ・ザ・キッドの幽霊』、『無法者志願』など、いかにもそれっぽい題の短編全8つを収録しています。

▼はじけてる。

危険なヴィジョン1 ハヤカワ文庫SF(ハーラン・エリスン編 伊藤典夫他訳/早川書房)

SFアンソロジー。3まであるらしいですが、まだ、この1しか見たことがないです。いわゆるニュー・ウェーブらしくて、重厚な見かけに反して、問題児風、ビックリ箱風のアンソロジーです。ちょっと好き。

   
▼初めて開いてみた。

恐竜物語 新潮文庫(レイ・ブラッドベリ 伊藤典夫訳/新潮社)

見くびってました。何しろ、ブラッドベリってことで、超人気。メジャー。どこにでもあるんですもん。最近、初めて、ページを開いてみて、「ヒョー」って感心。こんな感じで↓、全ページ恐竜の縁飾りの枠有。6編収録、挿絵画家6人。カバーは東逸子。そろそろ見かけなくなってきた気もします。買い?

▼強すぎ、悪すぎ。

殺戮のチェスゲーム 上・中・下 ハヤカワ文庫NV ※送料無料(ダン・シモンズ 柿沼瑛子訳/早川書房)

敵が極悪。しかも途方もなく強いんです。人間をコマにしてチェスをするの。取られた駒は当然…。逆らおうとしてもムダ。心を操ることができるマインド・ヴァンパイアだから! さあ、あなたならどうやって戦う?! ぐいぐい引き込まれるホラー大作。スプラッタが苦手でも大丈夫(だと思う)、読ませるホラーです。ダン・シモンズ節、全開、炸裂。なぜか現在絶版。分厚い3冊セット。夏の夜長にぴったりでしょー。
→チェスつながり
→ドラキュラつながり
→悪い奴が出てくるランキング

▼さすが東京?

東京浅草ミステリー傑作選 河出文庫(都筑道夫他/河出書房新社)

都筑道夫、岡本綺堂、江戸川乱歩、サトウハチロー、日影丈吉、西村京太郎、井上ひさし、紀田順一郎。
河出のミステリー紀行シリーズですけども、
金沢のヤツより、ちょっといいなぁ。古き良き東京下町。さすがです。
東京篇は他に、銀座と新宿があるのかぁ。集めたくなってきたゾ。