迷子になったらまずHOMEへ 書評、古本、古本の書評、古本の画像。古本屋 HoneyBeeBrand*みつばち印
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● 新入荷本1行紹介 新入荷本の中から、極私的特選本たち 2008/8/21〜 ● | |||
▼おぉ。 沈黙の声 ちくま文庫(トム・リーミイ 井辻朱美訳/筑摩書房) お客様に良さを教えてもらった本。好きな人にはたまらん系統の本ですね。 |
▼尾崎翠つながり。 かなしき女王―ケルト幻想作品集 ちくま文庫(フィオナ・マクラウド 松村みね子訳/筑摩書房) フィオナ・マクラウド(女の名)=ウィリアム・シャープ(じつは男)、だと教えてくれたのは尾崎翠でした。興味津々。 |
▼不幸なのに。 ファービアン あるモラリストの物語 ちくま文庫 ※帯欠(エーリヒ・ケストナー 小松太郎訳/筑摩書房) すごーく不幸な展開の中の笑い。 |
▼知らんかった。 欲望のあいまいな対象 角川文庫(原題:私の中に悪魔がいる)(ピエール・ルイス 飯島正訳/角川書店) ピエール・ルイスと言えば、私にとってはとことん『ビリチスの歌』の作者でしたが、こういう作品もアリなのかぁ。 |
▼豪華だから。 グリム童話全集 子どもと家庭とのメルヒェン 全3巻揃(グリム 高橋健二/小学館) 分厚い単行本3冊セットで、状態もきれいめなので、持っておいてもいいかなと思います。この機会に、という方に。 |
▼このサイズで。 モモちゃんとアカネちゃんの本1〜6(ちいさいモモちゃん〜アカネちゃんのなみだの海)※単行本版(松谷みよ子 菊池貞雄:カバー絵挿絵(1〜4巻) 伊勢英子:カバー絵挿絵(5、6巻)/講談社) 講談社文庫も青い鳥文庫もあり、どれも良さがありますが、この単行本版も可愛い装丁でなかなか良いです。 |
▼たむらしげるー。 へんてこハウス えほん・ドリームランド15(たむらしげる:作・絵/岩崎書店) お気に入りのたむらしげるさんの絵本。今回は「おとこのロマーン」ちゅー感じのほうじゃなく、ファンシーなほう。そんなんで分かりますか(笑)? |
▼読みどき。 パニックの手―ジョナサン・キャロル短編集1 海外文学セレクション(単行本版)(ジョナサン・キャロル 浅羽莢子訳/東京創元社) 長篇で不思議な話をがっつり読ませてくれるジョナサン・キャロルの短篇集。短篇もやっぱり巧い。いろんな味アリ。「なんか読みたい」という気分にぴったり。 |
▼中井英夫だから。 ケンタウロスの嘆き(中井英夫/潮出版社) 中井英夫による作家論、文学論、書評など。どこからつまんで読んでも、没入できます。中井英夫は永久に不滅です。 |
▼中井英夫だから。 暗い海辺のイカルスたち 中井英夫短歌論集(中井英夫/潮出版社) その名の通り、短歌論集。いろいろな人の短歌を論じています。寺山修司も塚本邦雄も茂吉も中城ふみ子も。 |
▼すごい。 くるみ割り人形 人形ファンタジー(辻信太郎:文/サンリオ) うっすら見覚えがあるのは気のせいかなぁ? いやテレビ放映されたのを見た気がするなぁ。かっわいい人形劇映画「くるみ割り人形」のフィルムを絵本に仕立ててあります。劇の美しさは絵本になっても胸にグッとくる感じで、ちょっと唸りながらキャストを見たら、作詩:寺山修司、振付:清水哲太郎、その他いろいろ。そっかぁ。名作にはワケがある。見たくなります。 |
▼ちょっと稀少。 ブラックウッド怪談集 講談社文庫(ブラックウッド 中西秀男訳/講談社) アルジャノン・ブラックウッドの短篇集。「アーサー・ウェジンの奇怪な体験」、「打ち明け話」、「客室の先客」、「約束した再会」、「もとミリガンといった男」、「ドナウ川のヤナギ原」、「まぼろしの我が子」、「死人の森」、「水で死んだ男」を収録。 |
▼このあたり。 ひとりは誰でもなく、また十万人(ルイジ・ピランデルロ 脇功訳/河出書房新社) イタリア文学。このあたり、なかなか行き渡らないと言うか、安定して(笑)稀少ですね。関心のある方や、探していた方に。 |
▼いいですねぇ。 ため息の行方 りぼんマスコットコミックス(陸奥A子/集英社) ほのぼのするわ〜。ちょっとこっぱずかしいセリフもあるけど、基本は今も変わりませんし、乙女の気持ちが丹念に描かれています。なつかし〜という方に。 |
▼うっわー。 ビビアンヌの王子さま 講談社コミックス(沢美智子 名木田恵子:原作/講談社) キラキラしています。青年画家と知り合うビビアンヌ。彼女は貴族の娘ですから、ママは大反対です。「あいにくと、わたくしども、アメリカ人とはおつきあいがありませんでしたのよ」。くるくるカール、目キラキラ。リボン。フリル。 |
▼あらっ。 たったひとつの季節に フォアレディースForLadies78(塚原将 佐藤憲吉:表紙・口絵イラスト/新書館) あらっ、この絵って…? あぁそうですね。佐藤憲吉=ペーター佐藤さんです。昔のミスタードーナツの絵で有名かな? 表紙の他にカラー口絵4pを描いていらっしゃいます。 |
▼翻訳だけじゃないんだ。 真夜中の檻 創元推理文庫(平井呈一/東京創元社) 怪奇モノの翻訳で高名な平井呈一さんの創作2篇(「真夜中の檻」「エイプリル・フール」)とエッセイを併録。 |
▼シリーズなのかな? 言葉にはならぬ思いを日々こぼす 絵はがき絵本(俵万智:短歌 金田理恵:絵/フレーベル館) フレーベル館の「絵はがき絵本」。初めて見ました。 |
▼かわいいなぁ。 こども百態画集 新・いわさきちひろ画集(いわさきちひろ/岩崎書店) カラー画27p、モノクロ画10p。横長。 |