古本HoneyBeeBrand＊みつばち印＊新着本1行紹介31

●　新入荷本1行紹介　新入荷本の中から、極私的特選本たち　2005/6/3～　●

▼あつめたくなってきた。「きよしこの夜」が生まれた日（ポール・ギャリコ　矢川澄子訳／大和書房）矢川澄子訳、大和書房のギャリコ作品は他に3作ばかしあるはずです。これを見ていたら、すごく集めたい気持ちになってきました。どうしようか。「ささやかでチャーミングな珠玉の記録文学（帯より）」。まさにクリスマス向きですな。 →クリスマスつながり	▼久しぶり。架空の王国　※送料無料（高野史緒／中央公論社）偉大なマイナー作家（失礼？）高野文緒さんの軽やかな王室歴史エンターティンメント・ミステリー（？）。手堅く楽しめます。 →日本ファンタジーノベル大賞つながり	▼楽しみたい。ウィーン薔薇の騎士物語1～5　C・NOVELSファンタジア　※送料無料（高野史緒／中央公論社）なんと高野史緒さんの書いたいわゆるノベルス。お約束の軽ーい後書きもついています。しかしそうは言っても中身は「陰謀と退廃と芸術が渦巻いて爛熟する世紀末ウィーン」だそうですから、「ちゃんとした娯楽」を求める人にもオススメできそうです。 →日本ファンタジーノベル大賞つながり →ミニ特集・薔薇は何本あるか？	▼じんわりとかほろりとか。くんぺい魔法ばなし―山のホテル　※送料無料（東君平／サンリオ）前の新着本にも載せた、くんぺい魔法ばなし。これは「詩とメルヘン」に14年間連載した「魔法ばなし」の中から、38編を収録。第3章が1984-1987年作ということで、魔法ばなし全集1・2に未収録のものがあります。	▼大マジメだけど。こども食事―偏食防止法　健康手帖2　カラーブックス（569）　※難有り（河野友美、石見宥子／保育社）タイトル通り、マジメな子供の偏食防止レシピですが、カラーブックスゆえに、その隠れた可愛さにニヤリとさせられます。他の健康手帖はあんまりかわいくないようです（笑）。

▼作って！堀井和子の気ままなパンの本　※送料無料（堀井和子／白馬出版）パンかぁ…。私、パンは作ったことがございませんが、挑戦したくなります。素晴らしいわ。エークセレント。倒れそうです、ウマそうで。パンケーキあたりから始めようかしら？　バインダー形式（って言うのかな？）なのも実用的です。	▼ファンの方に。桂のケーキ屋さん―自慢の手作り焼菓子36種　※送料無料（森村桂　トシコ・ムトー：イラスト／海竜社） ※昭62年の重版です、ISBNを御確認下さい。ISBN：475930150X。簡単なケーキ、素朴なケーキ、アリスの丘の名物ケーキなど、36種。写真に迫力あり。ウマそうでおなかにガツンと来ます。ガラスの仮面という名のケーキに美内すずえさんが小さなカットを2つ寄せています。	▼趣味の方に。洋種椿銘鑑　※送料無料（樽本清／文化出版局）ひたすら洋種の椿が紹介されている本です。もちろんカラー。この手の本の常で高価ですが、門外漢でもその美しさにはそっとため息でございます。	▼ほほぅ。沈黙の声　ちくま文庫（トム・リーミイ　井辻朱美訳／筑摩書房）すごく良さそうな予感がします。本好きの心をくすぐります。「白い肌、白い髪、紅い瞳の魔法少年エンジェル。彼は巡回奇人一座と一緒にやってきて、平凡なホーリイの夏をめくるめく興奮と恐怖のうずに巻き込んだ。―アメリカの知られざる幻想作家トム・リーミイが、ブラッドベリにも似た透明で美しい世界を織りあげた、ファンタジーの傑作（あらすじより）」	▼ほほぅ。ファーガスン事件　ハヤカワ・ミステリ文庫（ロス・マクドナルド　小笠原豊樹訳／早川書房）「ウィチャリー家の女」「さむけ」のロス・マクドナルドのミステリ。リュウ・アーチャーは出ません。探偵役は弁護士ビル・ガナースン。あんまり見ないと思ったら、ミステリとしての評判はよろしくないらしいです。そうか。

▼寺山さんです。畸形のシンボリズム（寺山修司／白水社）寺山さんらしい畸形論です。テーマのために、グロテスクな部分はありますが、そのレトリックだけで「寺山修司だわ～」と思える向きには、耽読できる長編評論。 →寺山修司の著作在庫を検索する	▼種村さん編です。東京百話　地の巻　ちくま文庫　※送料無料（種村季弘編／筑摩書房）天地人、全部集めたいけど、うちの在庫は地のみ。すみません。種村さん編集。昭和の東京について書かれた名エッセイ、短篇小説を選りすぐっています。さすがです。三島さんも吉行さんも安吾も、朔太郎も。たっぷり楽しめる78編。	▼スズキさんです。ほらふき男しゃくのぼうけん　こどものための世界名作童話9（ゴットフリ－ト・アウグスト・ビュルガ－　松代洋一：訳　鈴木康司（スズキコージ）：絵／集英社） ※カバー欠※本体角少つぶれ※送料無料。ほらふき男爵はよくあるけど、本書はスズキコージ挿絵ですから！ →スズキコージさんのカバー（秀作カバー絵展覧会へ）	▼はぁ～。手作りの着せかえ人形　主婦の友手芸シリーズ49（大高輝美、米山京子、中村ケイ、尾上雅野、鈴木和子、勝野由美子、星出美佐子／主婦の友社）ぶきっちょ者の私は、そんなものを作ろうと思ってもみませんでしたよ。着せかえ人形ということは、人形も洋服も作らなイカンとですもん。ほのぼのした物が多いですが、中村ケイさんの人形は派手な美人です。 →人形つながり	▼これも。手作りのプチ人形　主婦の友手芸シリーズ63（大高輝美、平井澄子、中村ケイ、中山恵子、鈴木和子、勝野由美子、星出美佐子／主婦の友社）ママの手作り人形で遊ぶのは楽しいでしょうな。でも私なら自分で作れ、と言ってしまいそう…。女の子の喜びそうなちっちゃなお人形がいっぱいです。 →人形つながり

▼おぉ。 G線上のマリア―ジプシー・ローズ・ブルーノート（小柳詳助／徳間書店）きれいですね。稀代のストリッパー・ジプシー・ローズの人生を追うノンフィクション。いろいろな著名人が登場します。鴨居羊子さんも。	▼ハニー大変。ハニーに死の接吻　ハニー・ウェスト・シリーズ H・P・B953（ハヤカワポケミス）（G・G・フィックリング　田中小実昌訳／早川書房）「ハニーと大の仲良しのプロ・フットボール選手が殺された！　犯人はヌーディスト・キャンプに！　さんざ裸にされ、なぶられても頑張る美貌の探偵ハニー・ウェスト！（あらすじより）」そりゃ大変だ！	▼あ、同じタイトル。恋のサイケデリック！　SF集1　鈴木いづみコレクション3（鈴木いづみ／文遊社）私の大好きな鈴木いづみさんのSF短篇集です。（鈴木さんについて詳しくは→ココ）明かるい篇と暗い篇に分かれています。いーっすね。なんと、恋のサイケデリック！／なぜか、アップ・サイド・ダウン／ラブ・オブ・スピード／契約／夜のピクニック／ペパーミント・ラブ・ストーリィを収録。「夜のピクニック」って？　もしかして恩田陸さんここから？関係ないのかな？ ※￥2039で流通中。 →ミニ特集・同じタイトル	▼ぼ～。サラ・ミッダの南仏スケッチブック（サラ・ミッダ　中川剛訳／角川書店）いつも通りのサラ・ミッダ。ぼーっとして、眺めますか。しみじみ読みますか。南仏での生活です。紺碧海岸、地中海、太陽。そして植物ね。サラ・ミッダと言えば→コレも。	▼ふーん。地獄の観光船―コラム101　集英社文庫（小林信彦／集英社）映画評、演劇評、TV評。しかし、それだけにとどまりません。その評を通して、彼の考え、主張を述べています。「コラムによる'70年代同時代史（あらすじより）」 →ミニ特集・シネマの世界 →小林信彦の著作在庫を検索する

●　新入荷本1行紹介　新入荷本の中から、極私的特選本たち　2005/6/3～　●

▼あつめたくなってきた。「きよしこの夜」が生まれた日（ポール・ギャリコ　矢川澄子訳／大和書房）矢川澄子訳、大和書房のギャリコ作品は他に3作ばかしあるはずです。これを見ていたら、すごく集めたい気持ちになってきました。どうしようか。「ささやかでチャーミングな珠玉の記録文学（帯より）」。まさにクリスマス向きですな。 →クリスマスつながり	▼久しぶり。架空の王国　※送料無料（高野史緒／中央公論社）偉大なマイナー作家（失礼？）高野文緒さんの軽やかな王室歴史エンターティンメント・ミステリー（？）。手堅く楽しめます。 →日本ファンタジーノベル大賞つながり	▼楽しみたい。ウィーン薔薇の騎士物語1～5　C・NOVELSファンタジア　※送料無料（高野史緒／中央公論社）なんと高野史緒さんの書いたいわゆるノベルス。お約束の軽ーい後書きもついています。しかしそうは言っても中身は「陰謀と退廃と芸術が渦巻いて爛熟する世紀末ウィーン」だそうですから、「ちゃんとした娯楽」を求める人にもオススメできそうです。 →日本ファンタジーノベル大賞つながり →ミニ特集・薔薇は何本あるか？	▼じんわりとかほろりとか。くんぺい魔法ばなし―山のホテル　※送料無料（東君平／サンリオ）前の新着本にも載せた、くんぺい魔法ばなし。これは「詩とメルヘン」に14年間連載した「魔法ばなし」の中から、38編を収録。第3章が1984-1987年作ということで、魔法ばなし全集1・2に未収録のものがあります。	▼大マジメだけど。こども食事―偏食防止法　健康手帖2　カラーブックス（569）　※難有り（河野友美、石見宥子／保育社）タイトル通り、マジメな子供の偏食防止レシピですが、カラーブックスゆえに、その隠れた可愛さにニヤリとさせられます。他の健康手帖はあんまりかわいくないようです（笑）。

▼作って！堀井和子の気ままなパンの本　※送料無料（堀井和子／白馬出版）パンかぁ…。私、パンは作ったことがございませんが、挑戦したくなります。素晴らしいわ。エークセレント。倒れそうです、ウマそうで。パンケーキあたりから始めようかしら？　バインダー形式（って言うのかな？）なのも実用的です。	▼ファンの方に。桂のケーキ屋さん―自慢の手作り焼菓子36種　※送料無料（森村桂　トシコ・ムトー：イラスト／海竜社） ※昭62年の重版です、ISBNを御確認下さい。ISBN：475930150X。簡単なケーキ、素朴なケーキ、アリスの丘の名物ケーキなど、36種。写真に迫力あり。ウマそうでおなかにガツンと来ます。ガラスの仮面という名のケーキに美内すずえさんが小さなカットを2つ寄せています。	▼趣味の方に。洋種椿銘鑑　※送料無料（樽本清／文化出版局）ひたすら洋種の椿が紹介されている本です。もちろんカラー。この手の本の常で高価ですが、門外漢でもその美しさにはそっとため息でございます。	▼ほほぅ。沈黙の声　ちくま文庫（トム・リーミイ　井辻朱美訳／筑摩書房）すごく良さそうな予感がします。本好きの心をくすぐります。「白い肌、白い髪、紅い瞳の魔法少年エンジェル。彼は巡回奇人一座と一緒にやってきて、平凡なホーリイの夏をめくるめく興奮と恐怖のうずに巻き込んだ。―アメリカの知られざる幻想作家トム・リーミイが、ブラッドベリにも似た透明で美しい世界を織りあげた、ファンタジーの傑作（あらすじより）」	▼ほほぅ。ファーガスン事件　ハヤカワ・ミステリ文庫（ロス・マクドナルド　小笠原豊樹訳／早川書房）「ウィチャリー家の女」「さむけ」のロス・マクドナルドのミステリ。リュウ・アーチャーは出ません。探偵役は弁護士ビル・ガナースン。あんまり見ないと思ったら、ミステリとしての評判はよろしくないらしいです。そうか。

▼寺山さんです。畸形のシンボリズム（寺山修司／白水社）寺山さんらしい畸形論です。テーマのために、グロテスクな部分はありますが、そのレトリックだけで「寺山修司だわ～」と思える向きには、耽読できる長編評論。 →寺山修司の著作在庫を検索する	▼種村さん編です。東京百話　地の巻　ちくま文庫　※送料無料（種村季弘編／筑摩書房）天地人、全部集めたいけど、うちの在庫は地のみ。すみません。種村さん編集。昭和の東京について書かれた名エッセイ、短篇小説を選りすぐっています。さすがです。三島さんも吉行さんも安吾も、朔太郎も。たっぷり楽しめる78編。	▼スズキさんです。ほらふき男しゃくのぼうけん　こどものための世界名作童話9（ゴットフリ－ト・アウグスト・ビュルガ－　松代洋一：訳　鈴木康司（スズキコージ）：絵／集英社） ※カバー欠※本体角少つぶれ※送料無料。ほらふき男爵はよくあるけど、本書はスズキコージ挿絵ですから！ →スズキコージさんのカバー（秀作カバー絵展覧会へ）	▼はぁ～。手作りの着せかえ人形　主婦の友手芸シリーズ49（大高輝美、米山京子、中村ケイ、尾上雅野、鈴木和子、勝野由美子、星出美佐子／主婦の友社）ぶきっちょ者の私は、そんなものを作ろうと思ってもみませんでしたよ。着せかえ人形ということは、人形も洋服も作らなイカンとですもん。ほのぼのした物が多いですが、中村ケイさんの人形は派手な美人です。 →人形つながり	▼これも。手作りのプチ人形　主婦の友手芸シリーズ63（大高輝美、平井澄子、中村ケイ、中山恵子、鈴木和子、勝野由美子、星出美佐子／主婦の友社）ママの手作り人形で遊ぶのは楽しいでしょうな。でも私なら自分で作れ、と言ってしまいそう…。女の子の喜びそうなちっちゃなお人形がいっぱいです。 →人形つながり

▼おぉ。 G線上のマリア―ジプシー・ローズ・ブルーノート（小柳詳助／徳間書店）きれいですね。稀代のストリッパー・ジプシー・ローズの人生を追うノンフィクション。いろいろな著名人が登場します。鴨居羊子さんも。	▼ハニー大変。ハニーに死の接吻　ハニー・ウェスト・シリーズ H・P・B953（ハヤカワポケミス）（G・G・フィックリング　田中小実昌訳／早川書房）「ハニーと大の仲良しのプロ・フットボール選手が殺された！　犯人はヌーディスト・キャンプに！　さんざ裸にされ、なぶられても頑張る美貌の探偵ハニー・ウェスト！（あらすじより）」そりゃ大変だ！	▼あ、同じタイトル。恋のサイケデリック！　SF集1　鈴木いづみコレクション3（鈴木いづみ／文遊社）私の大好きな鈴木いづみさんのSF短篇集です。（鈴木さんについて詳しくは→ココ）明かるい篇と暗い篇に分かれています。いーっすね。なんと、恋のサイケデリック！／なぜか、アップ・サイド・ダウン／ラブ・オブ・スピード／契約／夜のピクニック／ペパーミント・ラブ・ストーリィを収録。「夜のピクニック」って？　もしかして恩田陸さんここから？関係ないのかな？ ※￥2039で流通中。 →ミニ特集・同じタイトル	▼ぼ～。サラ・ミッダの南仏スケッチブック（サラ・ミッダ　中川剛訳／角川書店）いつも通りのサラ・ミッダ。ぼーっとして、眺めますか。しみじみ読みますか。南仏での生活です。紺碧海岸、地中海、太陽。そして植物ね。サラ・ミッダと言えば→コレも。	▼ふーん。地獄の観光船―コラム101　集英社文庫（小林信彦／集英社）映画評、演劇評、TV評。しかし、それだけにとどまりません。その評を通して、彼の考え、主張を述べています。「コラムによる'70年代同時代史（あらすじより）」 →ミニ特集・シネマの世界 →小林信彦の著作在庫を検索する