● ミニ特集 薔薇は何本あるか? ● | |||
五輪の薔薇 上・下(チャールズ・パリサー/早川書房) not for sale 只今、読書中。店主の蔵書です。「物語文学のあらゆる要素をそなえ、読者を心地よい迷宮へと誘う、波乱万丈かつ複雑に入り組んだプロット。(あらすじより)」。ワクワク〜。 |
七百年の薔薇 上・下(ルイス・ガネット/) 真面目に読んでいるとびっくり、ドタバタな展開になっていきます。 |
さまよう薔薇のように(矢作俊彦 江口寿史・装幀/光文社) ある日、ハッと気付いたときには、入手困難になってた、という本の見本のような本。 |
薔薇くい姫・枯葉の寝床 講談社文芸文庫(森茉莉/講談社) 「薔薇くい姫」、「枯葉の寝床」、「日曜日には僕は行かない」を収録。 |
薔薇への供物 河出文庫(中井英夫/河出書房新社) 中井英夫さんの薔薇幻想ミステリー短篇集。私にとってはこれが初めての中井英夫体験でした。なつかしい! 全12編。 |
エミリーに薔薇を 福武文庫(フォークナー/福武書店) フォークナーの短篇集。表題作のほか、「赤い葉」、「あの夕陽」「女王ありき」など、全8編収録。 |
薔薇の荘園 ハヤカワ文庫SF(トマス・バーネット・スワン/早川書房) グリフォンやマンドレイクが徘徊する13世紀、少年十字軍に憧れる二人の少年は天使のような少女に出会う。表題作のほか、「火の鳥はどこに」、「ヴァシチ」を収録。 |
二つの薔薇 岩波文庫(スティーブンソン/岩波書店) |
時の娘 ハヤカワミステリ文庫(ジョセフィン・テイ/早川書房) not for sale 店主のお風呂本でした。ミステリ。誰でも読みたくなるあらすじです。 |
伝道の書に捧げる薔薇 ハヤカワ文庫SF(ロジャー・ゼラズニイ 浅倉久志・峯岸久訳/早川書房) イイ題ですよね〜ッ! 若き詩人と火星の舞姫の恋を描く表題作など珠玉の全15編を収録。 |
薔薇の奇蹟(ジャン・ジュネ 堀口大学訳/新潮社) フランス文学かぶれのアヤシイもの好き(私のことか?)は、とりあえずおさえておかないと、ね。 |
血と薔薇のエクスタシー 吸血鬼小説傑作集(幻想文学編集部編/幻想文学出版局) あまりにも気合いの入った題に少し失笑。なんか買うの恥ずかしいじゃん。でもね、錚々たるメンバーです。 |
薔薇のいれずみ 新潮文庫(T・ウィリアムズ 田島博訳/新潮社) 「薔薇と薔薇色で埋められた家の中で、胸に薔薇のいれずみをした亡き夫を偲びながら内職のミシンを踏む女の前に、顔は道化ているが夫にそっくりの体躯の男が飛び込んできた…。」(あらすじより) |
伯爵と呼ばれた男 全5巻 花とゆめコミックス(高口里純/白泉社) とにかく名作揃いの連作短篇集ですが、私は中でも、「薔薇色のきみ」と、イミテーションダイヤの話が好きです。未読の方はぜひに。 |
青いバラ(最相葉月/小学館) 『絶対音感』でノンフィクションながらベストセラー作家になった最相葉月さんの新たなノンフィクションは「青いバラ創造の最先端とその周辺」。絶対音感のときもそうでしたが、現実の中のロマンを取り出して、興味深く見せてくれる手腕が素晴らしいです。 |
ベルサイユのばら 集英社文庫コバルトシリーズ(小説)(草鹿宏し著/集英社) みんなが知ってる超名作。名台詞もいっぱいです。文句があるならベルサイユへいらっしゃい。ホーホッホ。 |
ガラスの仮面 第1〜41巻 花とゆめコミックス(美内すずえ/白泉社) 紫のバラの人! というわけで。 |
バラは密かに香る ハヤカワミステリ文庫(デイヴィッド・M・ピアス/早川書房) 「奇想天外なアイディアを武器に、ポルノ絡みの難事件に立ち向かう私立探偵ヴィクターの抱腹絶倒の大活躍。(あらすじより)」 |
童話集 遠い野ばらの村 ちくま文庫(安房直子/筑摩書房) 安房直子さんの童話集。少しずつ大切に読みたいです。表題作の他に「初雪のふる日」「ひぐれのお客」「海の館のひらめ」「ふしぎなシャベル」「猫の結婚式」「秘密の発電所」「野の果ての国」「エプロンをかけためんどり」。 →安房直子の著作在庫を検索する |
代価はバラ一輪 修道士カドフェル・シリーズ13 現代教養文庫(エリス・ピーターズ/社会思想社) カドフェルシリーズ。「夫がなくなったとき、ジュディス・パールは家を修道院に寄贈した─毎年その家の庭に咲く白バラを一輪届けてもらうことをただ一つの条件にして。(あらすじより)」 |
テロリストに薔薇を(ジャック・ヒギンズ/早川書房) テロリストにも薔薇ですか? ヒギンズさんの十八番、諜報ハードボイルド。原題はTOUCH THE DEVIL。薔薇はない…。 |
薔薇の名前 上・下(ウンベルト・エーコ/東京創元社) 「精緻な推理小説の構図の中に碩学エーコがしかけた知のたくらみ(帯より)」、それはとってもそそるのに、なぜか私にとっては、必ず寝ちゃう本です。古本屋でも上巻のみ多いのは、そんな人がたくさんいるからでしょう。文庫化もされたので、お風呂で読みたいかも。 |
雑誌太陽 '69/6月号 特集:薔薇(平凡社) あっ、やっぱあなたが寄稿しますわよねッ!って、かなりテンションの上がる1冊。森茉莉「エロティシズムと魔と薔薇(1p)」、西脇順三郎「薔薇と英文学(1p)」、春山行夫「薔薇のロマンス(3p)」などなどなど。 |
薔薇の女 創元推理文庫(笠井潔/東京創元社) 犯人は「火曜の深夜」「一人暮しの娘を」「絹紐で絞殺し」「死体の一部を持ち去り」「赤いバラを撒き」「アンドロギュノスと血の署名をする」…犯行に共通点はあるのに、被害者間に共通点を見出せない捜査当局。難なく見出す矢吹駆。矢吹駆のシリーズ第3弾。 |
殺人者にバラの花束 日本代表ミステリー選集7(中島河太郎他編/角川書店) 殺人者にも薔薇ですか? |
薔薇のつぼみ 宰相・山本権兵衛の孫娘 集英社文庫(村松友視/集英社) 海軍大将、総理大臣だった山本権兵衛の孫娘にして、カストロらと親交を持ったと言われる山本満喜子の半生を追うドキュメンタリー・ノベル。 |
名探偵に薔薇を 創元推理文庫(城平京/東京創元社) 第8回鮎川哲也賞最終候補作。1998年発行。 |
鉄の薔薇 ハヤカワ文庫HM(ブリジット・オベール/早川書房) 著者は、『マーチ博士の四人の息子』、の人。 |
ウィーン薔薇の騎士物語1〜5 仮面の暗殺者 C・NOVELSファンタジア(高野史緒/中央公論新社) 『ムジカ・マキーナ』や、『カント・アンジェリコ』で、一部の人々から大絶賛をもって迎えられた高野史緒さんのいわゆるノベルス。 |
さよならをそっとひとりで ヴァルモール夫人の愛の詩(田辺保:訳 味戸ケイコ:絵/サンリオ) 「サアディの薔薇」で有名なヴァルモール夫人の詩集です。訳は口語訳。平易で、現代人の心にも沁みやすく、また違った味わいが出ています。味戸さんの絵も嬉しい。 |
食と薔薇の日々 1・2巻 ジェッツコミックス(松苗あけみ/白泉社) まかない飯の天才・小畑米ちゃんがヒロイン。美食会社の社長なのに味オンチの和菓子(わかこ)さん、そしてワケありの元美食評論家・白州一穀の織り成す美食ラブコメ。 |
バラの回想―夫サン=テグジュペリとの14年 ※送料無料(コンスエロ・ド・サン=テグジュペリ/文藝春秋) 『星の王子さま』のサン=テグジュペリの妻、コンスエロ。彼女はさんざん悪妻と言われてきました。その彼女の側からの、回想録です。 |
薔薇十字団 ※単行本版(クリストファー・マッキントッシュ 吉村正和訳/平凡社) なんだかよく分かんないけど、入団したい、とか思っちゃってごめんなさい。 |
のばらの村のものがたり4冊セット(春のピクニック、小川のほとりで、木の実のなるころ、雪の日のパーティ)※難有り(ジル・バークレム 岸田衿子訳/講談社) ※全巻とも重版、カバー少汚レ痛ミ、見返しに薄茶色のシミ。 なつかしい絵本です。ねずみたちのお話。ちょうど私の世代で大流行した記憶があります。いかが? |
溶ける薔薇(皆川博子/青谷舎) 皆川博子の短篇集。 |
イングリッシュローズの庭で(ミシェル・マゴリアン 小山尚子訳/徳間書店) 未読ですが、もしかしてー、角川のマイディアストーリーに入れるような、お話かしら? と期待しています。いい感じがしますよ。 |
薔薇の葬儀(単行本版)(アンドレ・ピエール・ド
マンディアルグ 田中義広訳/白水社) マンディアルグの最後の短編集。 |
薔薇の渇き 新潮文庫(ホイットリー・ストリーバー/新潮社)not for sale 店主のお風呂本でした。娯楽としては優秀です。現在版元品切れのようですが、よく売れたと思うし、どこにでもあるし、お風呂本にするのも惜しくないと思います。 |
薔薇の奇蹟 新潮文庫(ジャン・ジュネ 堀口大学訳/新潮社) ジャン・ジュネの自伝的小説、と言えばいいのか、自伝と言えばいいのか。 |
ベルサイユのばら 全10巻 マーガレットコミックス(池田理代子/集英社) 久しぶりー。久しぶりに数々の名台詞を読んで、きらびやかで美しいマリー様やオスカル様を見て、また胸が熱くなりました。 |
手づくりばらノート(森田洋子/文化出版局) バラのお菓子から、バラのポプリ、バラのデザインの手芸、そしてバラ知識まで。 |
ばら百花 平凡社カラー新書(斉藤民哉/平凡社) 平凡社カラー新書です。バラ全般の簡単な解説と、さまざまなバラの写真と、その説明。 |
血と薔薇の誘う夜に―吸血鬼ホラー傑作選 角川ホラー文庫(東雅夫編/角川書店) 由緒正しい、吸血鬼ホラー集。吸血鬼ホラー集は、ものものしいタイトルになりがちですね。でも好き(笑)。 |
薔薇十字の魔法 河出文庫(種村季弘/河出書房新社) 秘密結社・薔薇十字団についての種村さんのエッセイ集。 |
グノーシスの薔薇(デヴィッド・マドセン 大久保譲訳/角川書店) ゴシック歴史ロマンだそうで。 |
黒い薔薇(フィリップ・マーゴリン/早川書房)not for sale 文庫化もしてるし、よく見かける本です。でも私、じつは未読なんですよね〜。 |