美女と野獣　幻の絵本館　※送料無料（W・ヒース・ロビンソン絵　谷林真理子訳／立風書房）

ほんの70ページほどの絵本で、もう少し挿絵を増やして欲しいとか、レイアウトをこうして欲しいとか要望はありますが、絵本好きは心を動かされると思います。コレクターもそそられると思います。私、一目見た時から、恋の花が咲きました。
→詳しくは現在トップページで一押し中。

けさひらく言葉　文春文庫（塚本邦雄／文芸春秋）

塚本さんの訃報には落胆しました。
本書は毎日新聞にS57年9月〜59年1月まで連載した人気コラムの文庫化だそうです。
古今東西の名言、名文、煌く一瞬を集めています。啄木もウィリアム・アイリッシュも。聖徳太子もランボオも聖書もアリ。
→ミニ特集・名言集

せどり男爵数奇譚　ちくま文庫（梶山季之／筑摩書房）

古本好きは楽しめます。紀田さん系、稀覯本マニア系の古式床しい古本話です。
古本をめぐる奇譚の数々を収める連作短編集。軽いミステリー風味。
→蔵書家つながり
※流通中

タァータのお菓子のギャラリー　※送料無料　※カバー欠（入江麻木／鎌倉書房）

入江美樹のママ、料理家として有名な入江麻木さんのお料理本。お得意のお菓子レシピを、べらぼうにおいしそうな写真と共に収録。この方の腕前は非常にハイレベルで他とは明らかに一線を画しています。稀少気味。
→入江麻木さんと言えば

ゴドーは待たれながら（いとうせいこう／太田出版）

いとうせいこうの戯曲。「幻覚カプセル」もそうだったけど、ほんとにこういうことをやらせると、生き生きと輝いてくる個性は一見の価値アリです。ファンには気になる１冊。題も秀逸だし。
→本歌取りランキング

しりとり（谷川俊太郎・和田誠／いそっぷ社）

32年前に私家版限定500部で出版した幻の作品、の復刻ですか。
たのしいです。欲しいなぁ、元版。
みんな泣き顔→オムレツ→ツエツエ蝿のところが好きです。
ロケット→となりのみっちゃんで終わらなかったので驚きました（笑）。
※流通中です。

無伴奏ソナタ　ハヤカワSF文庫（オースン・スコット・カード／早川書房）

SF中短編集です。表題作の他、珠玉の10編を収録。『無伴奏ソナタ』。その世界では、音楽の才能のある子供には、一切の音楽を聞かせずに育てます。人の作った音楽を聞いてはいけないのです。影響を受けるから。純粋にオリジナルな音楽を作らなければならないのです、天才は。
→詳しくは
→音楽と小説の関係

変化―フランス幻想小説　現代教養文庫（テオフィル・ゴーチエ　小柳保義訳／社会思想社）

いろいろと思い出のある作家です。
幻想小説と言えば、彼。この手のものの初期の書き手ですが、幻想好きの心のツボを今もギュっと押してくれます。
「変化（へんげ）」「ポンペイの幻」「ミイラの足」を収録。
→ゴーチエと言えば

つげ義春旅日記　旺文社文庫　※送料無料（つげ義春／旺文社）

つげ義春と行く旅です。つげさんに案内してもらう日本の旅。
挿絵が一部カラーなのがすごく嬉しいー。
つげさんのマンガ「少年」「近所の景色」も収録。
→ミニ特集・どんな旅に出る？

つげ義春流れ雲旅　旺文社文庫（つげ義春：絵・文・写真、大崎紀夫：文、北井一夫：写真／旺文社）

「幻の村」を求める旅だそうです。
場所と時代のせいもあるでしょうが、ほんのりユーモラスなのに不気味で、見たことのない風景が広がるのは絶対つげさんのせいですから！　3人の息がぴったり合っています。
→ミニ特集・どんな旅に出る？

駅弁　カラーブックス718（林順信／保育社）

いつも通り、かわいい作りのカラーブックス。テーマは駅弁。日本各地の名物駅弁大集合！今見ても充分うまそうです。
はぁ。おなか減ってきた〜。そして旅に出たくなる本です。
→ミニ特集・どんな旅に出る？

明日訪ねてくるがいい　H・P・B1299（ハヤカワポケミス）（マーガレット・ミラー　青木久惠訳／早川書房）

人気ミステリ作家、マーガレット・ミラーさんの著作の中でも稀少傾向の作品。
弁護士トム・アラゴンシリーズ。

年刊SF傑作選2　創元推理文庫SF（ジュディス・メリル　井上一夫訳／東京創元社）

ロバート・F・ヤングの『たんぽぽ娘』が収録されているのが肝ですね。イェー。
他の作品もなかなかそそられる、ジュディス・メリルの名編集です。たいていの場合、他巻は価格抑え目ですので、揃えたい。

妖怪の森　絵巻えほん　※カバー欠　※送料無料（水木しげる／こぐま社）

折りたたんだページを全部開いて伸ばすと、そこには全長2.8mの＜妖怪の森大パノラマ＞が広がります。文章はありません。ひたすら見る絵本。
妖怪の解説は小さな別冊で付いてます。
発行時（1995年）から人気だったのか、売れなかったのか（笑）、現在すでに稀少傾向。

ウンディーネ　※送料無料（M・フーケー　アーサー・ラッカム：イラスト　岸田理生：訳／新書館）

新装版が1995年に出てるようですが、ちょっと見たことがないので、どのくらい違うのか、存じません。すみません。
これは1988年の第4刷。112ページ。
アーサー・ラッカムの絵がじつに良いですな〜。
→アーサー・ラッカムと言えば

ウルフ連続殺人　ミステリペイパーバックスMYSTERY PAPERBACKS（ウィリアム・L・デアンドリア　斉藤健一訳／福武書店）

そうです。『ホッグ連続殺人』のデアンドリアです。
満月の夜の連続殺人ということで狼男への恐怖が募るが…？　『ホッグ連続殺人』のベイネディッティ教授登場。

物体Xの恐怖　ミステリ・ベストセラーズ（ジョン・W・キャンベルJr／鶴書房）

鶴書房の子供向けSF。
ゴードン・ディクソン「防衛司令官」を併録。このシリーズもじつはちょっぴり集めたい。
SFベストセラーズの方は、かなり集まりましたが、ミステリの方はまだまだです。

いつも心に少女。─シャーリーテンプル物語　※送料無料（たかのてるみ＋T.P.O編／商業界）

あまり探してる人もいなさそうですが（笑）、あまり見ない本ですね。子供服ブランド：シャーリーテンプルのデザイナー、柳川れいさんのサクセスストーリーであり、シャーリーテンプルの歴史。流石に凝ってます。かわいいじゃん。
柳川れい、熊谷登喜夫他の対談有　ペーター佐藤：カバー・扉イラスト

淋しいおさかな―別役実童話集　※送料無料（別役実／三一書房）

別役実さんの童話は、その不気味なユーモアやおそろしさで心に残ることではピカイチです。本書は特に、淋しさで心に残る、おとなのための童話集。
私は、ふなとお話させてくれる「ふな屋」が好き。
→別役実と言えば
→別役実の著作在庫を検索する

マンハッタン英雄未満　※送料無料（森雅裕／新潮社）

ベートーヴェンと土方歳三のコンビという訳で、森雅裕スジと新撰組スジと、ついでにカバー絵担当の魔夜峰央スジが交錯する人気作品。
→森雅裕の著作在庫を検索する