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● 新入荷本1行紹介 新入荷本の中から、極私的特選本たち 2008/10/23〜 ●
▼あれのシリーズ?

ニッキ&デヴィッドの朝食の本(ニッキ&デヴィッド・ゴールドベック 谷口多恵訳/クイックフォックス社)

私のお気に入り本『いちごの本』の出版社さんです。シリーズのつもりでしょうか?(でもその割りには装丁が違いすぎる)
朝食は大事→ちゃんと食べなきゃ→食べるためには工夫を凝らして、なるべく体に良いものを食べよう。そんなコンセプトの御本のようです。ナチュラルでオーガニックな感じのメニューがたっぷり。
でもね〜、残念ながら、「それはおいしくないんじゃない?」っていうものが時々あります。「もつのパンケーキ風」とか「もつ入りスクランブルエッグ」とか…どうなの?
写真はなく、モノクロ挿絵のみ。

▼えー?

世界の果てまで連れてって 福武文庫(ブレーズ・サンドラール 生田耕作訳/福武書店)

印象的なタイトル。勝手なイメージでFy Me To The Moonみたいな雰囲気だと思ってたのに、
「エロスの華が妖しく咲き乱れる世紀の奇書!(あらすじより)」、えー、そんな話やったん?

▼カバー絵すてき。

光の塔 ハヤカワ文庫JA(今日泊亜蘭/早川書房)

ついこの間までフツーに売ってた気がするのに。やっぱりSFって恐ろしいです。
1962年発表の国産SF。特異な味わいがあります。コアなSFファン向けかな〜。
(発行年によってカバー絵違います。御注意)

▼中でもこれが。

金子功のプリント絵本(金子功/文化出版局)

金子功の○○絵本シリーズ。私的にはシリーズ中、本書が一番見応えがあると思ってます。プリント、つまり「柄」特集なので、洋服の型を選ばず、様々なテーマで展開するからかな。
男性モデル(一人だけ)もかっこいいの。
→詳しくはミニ特集で(他にも在庫アリ)

▼コレクターズアイテム?

いどの中 日本のライト・ヴァース3(岸田今日子:編 和田誠:絵/書肆山田)

別役実、野口雨情、岸田衿子、谷川俊太郎、北原白秋、工藤直子、室生犀星、石垣りん等々はまぁ当然として、中島みゆき! タモリ! 所ジョージ! 桑田佳祐! も収録されています。
→只今トップページで一押し中

▼なつかしいー。

思考機械の事件簿2 創元推理文庫(ジャック・フットレル 池央耿訳/東京創元社)

3まであるようですね。ウチの在庫は2のみ。
私は中学生の頃、シリーズの1編を江戸川乱歩編『世界短編傑作集』で読み、心躍った記憶があります。ごく個人的に(笑)いつもなつかしい気持ちになる作品です。
→ミニ特集シャーロック・ホームズのライヴァルたち

▼いや、なんというか。

はとの日々(中島雅楽之都/正派邦楽会)

タイトルと表紙絵で思わず微笑んじゃっただけ。じつは、まったくおすすめではないです(笑)。
中島雅楽之都さんの随想集。
探している方にめぐり合えたらいいなぁ…と控えめに期待中。別に売れなくてもいい本。

▼おっと。

夢の街その他の街 ※蔵印有(小林信彦/文藝春秋)

小林信彦の稀少作品。蔵印、シミ等ございますが、とりあえず持っておきたい方向き。

▼にょ〜。

ぬいぐるみ ONDORIヤングシリーズ手芸1(河原フミコ、坂巻泰男、わたなべ緑、大西ひかり他/雄鶏社)

表紙より中の作例のほうが相当可愛いです。作成者がたくさん居るので、バラエティに富んでいます。ん〜。後で、詳しくアップしますね。
→しました
→人形つながり

▼あ、河原さんだ。

イラスト入門 保育社カラーブックス269(河原淳/保育社)

イラストの書き方と言うより、「こんなアイディアいいんじゃない?」「こういうのどう?」と、次々に繰り出されて来る本です。
中で紹介される河原淳さんの本や商品が欲しくなりました。

▼あくまで工作だ。

日曜工作 保育社カラーブックス367(木村鉄雄/保育社)

日曜大工じゃなくて工作ですから! ささやかな物が多いですが、棚なんかもあります。ちょっとやってみたくなる。
説明の口調が優しくて好き。
→曜日つながり

▼武井武雄。

ドレミファブック1 童謡とドレミファ童話 バンビ レコード欠(世界文化社)

武井武雄の挿絵7枚有 他に堀内誠一等挿絵 武井武雄:表紙。

武井武雄さんのバンビの挿絵がとてもよろしいです。

▼安野光雅。

ドレミファブック4 ドレミファリズム みんなでたいそう レコード欠(世界文化社)

安野光雅の挿絵8枚有 他に村上勉等挿絵 安野光雅:表紙。

安野光雅さんは、「ぐるーん・ぽん」の挿絵で登場。小人さん(?)が踊ってます。

▼前の版。

どうぶつむらのものしりひろば スキャリーおじさんのどうぶつえほん1(注※恐らく旧・旧版です)(リチャード・スキャリー/ブックローン出版)

ニコラスのはるなつあきふゆ、うさぎくんのいろのべんきょう、りすくんのABC、おくさんねずみのかずのはなしを収録。

昭54年第7版 ISBN無 その後、分けて(巻数)を増やして出版された版より以前のものと思われます。ちょうどこれが懐かしいという方に。

▼元気いっぱいの。

そらとぶすぷーん 母と子の絵本10 ※状態悪め、御注意(ささもとけい(笹本桂生)/岩崎書店)

そのスプーンで食べると、食事がおいしくなる魔法のスプーンだって。いいなぁ〜。欲しいなぁ〜(笑)。
元気一杯の絵で、目を奪われました。

▼どうなのかな?

キャンパス殺人事件(中川裕朗/三一書房)

初めて見ました。どうもその、ミステリーとしての評判はいまいちなんでしょうか? 自分でもそのイマイチさを確かめるべき?
ともかく最初の雰囲気はキャンパスミステリー風です。

▼メンズに。

イザベラね 中公文庫(田中小実昌/中央公論社)

ストリップ劇場にたむろする奇妙な人間達と、その不思議な世界。
男くさいなぁ。でもずーっと聞いていたい話のように面白い。

▼あほ可愛い?

ナンセンスの絵本 ちくま文庫(エドワード・リア 柳瀬尚紀訳/筑摩書房)

総カラーです。
ヴィクトリア時代のイギリスの詩人リアが脚韻詩を書き、自ら滑稽な絵を書いたもの。言うなれば、「アホ可愛い」?
柳瀬尚紀訳がぴったり。

▼門外漢にも。

現代グラフィック・デザイン3 イラストレーション ※3のみです(高橋正人監修 安野光雅構成/教育出版)

門外漢も見て楽しいグラフィックデザインの本。
1〜3まであるみたいです。うちの在庫は3のみ。名作は時を越えると申しましょうか、古くても見入ってしまいます。