♪見上げてごらん〜夜の星を〜。 えぇ歌や。「上を向いて歩こう」ほどではありませんが、泣ける歌です。
星つながりはとってもたくさんあって、今までのつながりの集大成みたいになりました。
関連項目→火星つながり、→月つながり▼星三つー!
「星に憑かれた男 ※扉ページに破れ ※送料無料」
(ウィリアム・エチクソン 小林千枝子訳/青山出版社)
料理人ベルナール・ロワゾーの三つ星獲得戦記。
彼のレストラン『ラ・コート・ドール』は、いまだ二つ星。
なんとしても三つ星を勝ち取るためにスタッフ一丸となる!
料理界の裏事情、経営事情、流行等もわかってなかなか楽しめます。
以前、テレビの特集で見たときは、日本人シェフの奮戦記でした。あれも面白かった。
一度、じっくり星の話を聞きたい、ほんとのところを知りたい、
と思っていた方にはピッタリの、現場からのドキュメント。
▼哲学的。
「スターメイカー クラテール叢書」
(オラフ・ステープルドン 浜口稔訳/国書刊行会)
哲学的なSF、のようです。
これはかなりコアなSF好きの方にしかオススメできないかなぁ。
筆致も丹念で、精緻。
「─奇妙な知性体が棲息する惑星世界、いくつものユートピア、銀河帝国と惑星間戦争、生命の進化と文明の興亡の歴史、そこでは星々もまた独自の生を営む生命体であった。そして銀河という銀河が死に絶える終末の時がやってくる。星々の精神と共棲体を築いた主人公は、至高の創造主<スターメイカー>を求めて旅立つが…」
ね? ダメかもしんないと思うでしょ(笑)?
ただ、「耐えがたいほど壮麗な作品」というオールディスの評がそそると共に、読書時の心の支えになりそうです。腕に覚えのある方はぜひ。
▼スターというのもあり。
『またたかない星─集英社文庫コバルトシリーズ─』
(小泉喜美子/集英社)
ミステリー作家小泉喜美子のコバルト文庫作品ということで、注目度大。「青春本格ミステリー」って、副題も何やらそそりますな。表題作「またたかない星」は、山荘で「監禁されている」と少女に助けを求められたわたし。しかも、その少女はあの人気スターだと言うけれど、スターはちゃんとテレビに出てるよ?っていうお話。全7編収録。
→ミニ特集・コバルト文庫
▼星占い。
「しあわせ星うらない」
(小学館)
あまりになつかしすぎて感涙。
まさにコレ。コレでした。私が昔熟読(笑)していた星占い本は。
あの頃は知らなかったけど、カバー絵は上原きみこ、
口絵は萩尾望都、竹宮恵子他。豪華じゃーん。
私のしし座は気の強そうなヘラの挿絵(竹宮恵子)だったので、
萩尾望都の乙女座に憧れたもんです。
→占いつながり
▼星すら盗む?
「ルパン三世 星を盗む男 アクション・ノベル・シリーズ2 双葉文庫」
(双葉社)
コアなファンはこのシリーズもあつめていらっしゃいますね。
なかなか品薄です。
じつは未読で、本当に星を盗むのか、何かのメタファーなのか分かりませんが一応星つながりー。
私、思うんです。ルパンを知らないと言うのは、日本人のモグリじゃないかと(笑)。
アシモフの「ユニオン・クラブ綺談」に、スパイを見破る方法がありましたっけ。
あの伝でいくと、ルパン3世を知らない、峰不二子を知らない、って言うのは相当アヤシイですよね。
思いません? あとね、ドリフを知らない、というのも日本人としてアヤシイと思う(笑)。
→泥棒つながり
→ミニ特集11・ルパン三世
▼王子様。
「星の王子さまを探して 角川文庫」
(ポール・ウェブスター 長島良三訳/角川書店)
『星の王子さま』の著者サン=テグジュペリの生涯を追うノンフィクション。
彼が恋に落ちたコンスエロは情熱的な美女。(写真あります。)
結婚後、悪妻と言われていますが、これを読む限り、そうは思えません。
こういう愛ってありますわよね。
→気になる美人ランキング
→ミニ特集・,名作の舞台裏
→王子様つながり(作成中)
▼泣ける。
「竜の眠る星 全5巻 花とゆめコミックス」
(清水玲子/白泉社)
元々清水玲子さんは過剰なまでの「泣かせ」の作風だと思うんですが、
この「竜の眠る星」はとにかく泣かせる。
何度読み返しても、終盤は泣きながら本を閉じ、わたしは満足するのです。
アンドロイドのエレナとジャックの物語。
彼らのシリーズは粒ぞろいです。全部読みましょうよぅ。
不老不死のアンドロイド。愛する人々はみな、彼らを置いて死んでいきます。彼らは二人でその孤独に堪えるのです。この構図が少女マンガの一つの型でして。
→アンドロイドつながり
→龍つながり
→泣ける本ランキング
▼そして誰もいなくなるアリス。
「星の国のアリス 祥伝社文庫」
(田中啓文/祥伝社)
アリス+ドラキュラ+そして誰もいなくなった。
しかもSFミステリーホラー。
そんなミックスジュース的、中編です。
祥伝社のあの薄い文庫本シリーズです。30分ほどで読めるでしょうか。
電車や飛行機の移動中に良いかな。でも宇宙船の旅には向きません。
宇宙飛行士に贈ったら手の込んだ嫌がらせと言われるでしょう(笑)。
SFと言っても、
・宇宙船で旅している間の連続殺人事件であること。
・登場人物に宇宙人やロボットがいること。
それ以外は別段SF的なことはないので、SFダメな方もイケるはずです。
但し、グロテスクな描写のあるホラーがダメな方はダメです。
前に「それに乗りたいランキング」はやったけど、
それに乗りたくないランキングも作らねばならないなぁと思い付きました。
→関連して? →ミニ特集・どんな旅に出る?
→アリスつながり
→ドラキュラつながり
※¥400で流通中。ウチだとこれ1冊で送料¥180がかかります。
▼遊星?
「遊星ON
MY PLANET by HATAO」
(HATAO(マスダハタオ))
日本語の絵本ですが、簡単な英語訳が載っており、刊記(奥付)は英語です。printed
in Japan。
逆輸入?
約25ページ 全ページに点々シミあります。
哲学的な詩のような絵本。
─ぼくのサイコロは いつも 無限の可能性に向って投げられる
psychology to count the countless
─ぼくの星の中に またひとつの涯てしない空がある
the hole and the whole universe
お分かりのように、「訳」を超越しています。「訳」のつもりじゃないのかな? もしくは超訳。奥付によると、絵も文もHATAOさん。英語と日本語、どっちが先に著者の心に存在したのか、少し気になりました。
絵が素敵です。
著者について私は存じ上げませんが、たまたま探していた方、いらっしゃらないかな?
▼頭が星。
「スターヘッド STAR HEAD」
(たむらしげる/架空社)
※大きな絵本なので、画像一部です。
頭が星になっている星(「私は星だ」って言ってた)と、
サンタのおじさんの冒険譚。
コマ割りの漫画仕立てになっている絵本。
とびきり美しくて、とびきり面白くて、とびきりロマンチック!
男の子に読ませたいッ!!
あぁ、好きやわぁ…。
→たむらしげると言えば
→クリスマスつながり
※定価¥2039で流通中らしいです。
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