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● ミニ特集 新潮文庫海外アンソロジー ●
▼今のうちだと思います。

新潮社さんは明らかに、あんなところとか、こんなところには、関心が薄いのだと思います。良書をたくさん出しておいでですが、アノ分野やコノ分野は、誰が見ても、層が薄い。それが特色なのでしょうから、全然かまいませんが、本好きとしては、そこを集めたくなります。なるもんです。よねー?

SFは稀少傾向。その他はまだまだ見かけますが、この先数十年を視野に入れて言うなら、今のうちに買っておきたいです。

※これで、新潮文庫の海外SF・ホラー・ミステリの、ある年代以前のアンソロジーとしてはコンプリートだと思います。

関連項目→ミニ特集・名アンソロジー

● SFコレクション
▼うふふ。

スペースマン 宇宙SFコレクション1 新潮文庫(ブラッドベリ他/新潮社)not for sale

しばらく店主の蔵書にさせてください。ずっと欲しかったんですもん。そのうち、売りに出しますので…。

▼うふふ。

スターシップ 宇宙SFコレクション2 新潮文庫(ブラッドベリ他/新潮社)not for sale

しばらく店主の蔵書にさせてください。ずっと欲しかったんですもん。そのうち、売りに出しますので…。

▼うふふ。

タイム・トラベラー 時間SFコレクション 新潮文庫(ファーマー他/新潮社)not for sale

しばらく店主の蔵書にさせてください。ずっと欲しかったんですもん。そのうち、売りに出しますので…。
→タイムトラベルつながり

▼うふふ。

SF九つの犯罪 新潮文庫(アシモフ編/新潮社)※難アリ

SFファンにもミステリファンにも楽しめる9編。と言われて非常にそそられます。

● ホラー・アンソロジー
 
▼ひっそり。

カッティング・エッジ 新潮文庫(ピーター・ストラウブ他/新潮社)

見逃しがちなホラー・アンソロジー。お持ちですか?
全20編。

▼ひっそり。

ナイト・フライヤー 新潮文庫(キング他/新潮社)

見逃しがちなホラー・アンソロジー。お持ちですか?
全13編。

▼ひっそり。

ナイト・ソウルズ 新潮文庫(キング、マキャモン他/新潮社)

見逃しがちなホラー・アンソロジー。お持ちですか?
全22編。

 
   

▼題が秀逸。

血も心も 新吸血鬼物語 新潮文庫(エレン・ダトロウ編/新潮社)

吸血鬼の短篇集。あまり有名でない海外作家の作が多いです。
ダン・シモンズの「死は快楽」もあります。この人ってヴァンパイア好き?
→ドラキュラつながり

▼見落としてた!

幽霊世界 新潮文庫(ロバート・R・マキャモン他 白石朗他訳/新潮社)

幽霊の短篇集。
これもあまり有名でない海外作家が多いように感じますが、実際に読めば、みなさん達者で安心できます。怖い話と切ない話と面白い話があります。なるほどね。全17編。
私はデイヴィッド・R・シルヴァ「兄弟」がかなり気に入りました。ちょい涙。
→幽霊つながり

   
● ミステリ・アンソロジー
▼クリスマス。

クリスマス12のミステリー 新潮文庫(アシモフ編/新潮社)

クリスマスのミステリを12こ集めた短篇集です。
ホームズの翻案小説という、オーガスト・ダーレスのソーラー・ポンスもの「ディケンズ愛好家」も収録。愉快。
→クリスマスつながり

▼クリスマス。

クリスマス13の戦慄 新潮文庫(アイザック・アシモフ編/新潮社)

アイザック・アシモフの編んだクリスマスミステリアンソロジー。
収録作は、「煙突」(ラムジー・キャンベル)、「クリスマス前夜」(ロバート・ブロック)、「祭祀」(H・P・ラヴクラフト)、「老いたる子守の回想」(ギャスケル夫人)など。
→クリスマスつながり

▼バレンタイン。

バレンタイン14の恐怖 新潮文庫(アイザック・アシモフ編/新潮社)

バレンタインも考えようによっては怖いですか。
エドワード・D・ホック「バレンタインの乙女たち」、ジャネット・M・ホッパー「極上のチョコレート」など14編。
→チョコレートつながり

▼いぬもいろいろ。

いぬはミステリー 新潮文庫(アイザック・アシモフ編/新潮社)

犬の出てくる、ミステリ・アンソロジー。レックス・スタウト、ロス・マクドナルド、ヒュー・ペンティコースト、E・D・ホックらによる、16の短編。
かわいい犬も怖い犬もたくさんいます。ミステリの脇役には猫が幅をきかせていますが、犬だってやりますがな。
→犬つながり

▼ウマイです。

16品の殺人メニュー 新潮文庫(アシモフ他編 東理夫訳/新潮社)

アシモフってほんとに、アンソロジーの名手ですよね。
これはなんとフルコースをミステリ短編で構成しています。わかります? えっとつまり、前菜はレンデルの「茸のシチュー事件」、メインはスタンリー・エリンの「特別料理」、という具合。ワクワク。
→ミステリと食べ物

▼ちょっと嬉しい。

ビッグ・アップル・ミステリー マンハッタン12の事件 新潮文庫(アイザック・アシモフ他編/新潮社)

犯罪都市ニューヨーク、別名ビッグ・アップルを舞台にした短篇ミステリ集。
ジェイムズ・ヤッフェ「春爛漫のママ」、クレイトン・ロースン「あの世から」、レックス・スタウト「殺人は笑いごとじゃない」など全12編。
→りんごつながり

▼小粒ですが。

マンハッタン・ミステリー 新潮文庫(ビル・アドラー編/新潮社)

8人のニューヨーク在住のベテラン作家が、地元を舞台にして書き下ろすミステリ短篇集。
トマス・チャスティン「誘導された判決」、メアリー・ヒギンズ・クラーク「幸運な日」、ウォーレン・マーフィ「不意打ち」など、全8編。

▼小粒ですが。

ロサンゼルス・ミステリー 新潮文庫(ビル・アドラー編/新潮社)

これも、8人のロス在住作家が、地元を舞台にして書き下ろすミステリ短篇集、ですって。
レイ・ラッセル「キンコンカン、トカゲが死んだ」、以外はあまり存じ上げない方ばかりですが、まずまず読ませます。全8編。

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