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スヌーピーのファッション通信!?
『SNOOPY IN FASHION スヌーピーインファッション』
(リブロポート)
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ファッション通信、ご覧になります? あのナレーションが面白くて、つい見ちゃいます。この本を開いた瞬間、あのナレーションが耳の奥で甦りました。
95人の有名デザイナーたちがデザインした服をスヌーピーが着ています。ジバンシィやフェンディを着たスヌーピー。見たくないですか? 何を着てもかわいくて似合うスヌーピーにも感心するけど、スヌーピーが着てもゴルチエであったりミッソーニであったりすることにも感心。ゴルチエのスヌーピーはね、耳までデザインされてます。くす。『SNOOPY
AROUND THE WORLDスヌーピーアラウンドザワールド』
(リブロポート)
背景を各国写真にして、お国柄や季節感を打ち出したのがコレ(→)。「スヌーピー・in・リゾート・in・カール・ラガーフェルド」とかね。有名デザイナーたちがデザインした服をスヌーピーが着ている点は同じです。その数140人余り。
→犬つながり
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その理由とは!?
『男より猫がいい!その101の理由』
(アリア・ゾーヘル ニコル・ホランダー絵/花風社)
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全60ページくらいの薄い小さな絵本ですが、これはイイ!爆笑間違いナシ。そして笑いながらも、絶対うなずくと思うな。「うんうんうん、わかるわかる」って。女の子はきっとそう。
さて、<男より猫がいい>、その理由とは?
「猫は、今日一日のできごとを事細かに報告しても、うるさがらない。」「猫は、晩ごはんが缶詰でも文句を言わない」「ダイエットに挫折しても、猫は笑い者にしない」…そんな理由が101コ(笑)です。「猫は、前の飼い猫のことを根掘り葉掘りきかない」わはははは。全部書きたくなる…。挿絵もポイント高いですよ。見て笑いましたもん。
お気付きの通り、じつはこれ、猫じゃなくてもOK。でしょ? 私なら文鳥に置き換えますな。
あ、今ギョっとしたんですが、男性にとっては、『女より猫がいい!その101の理由』に、そっくりそのまま置き換えられるよ…なんてお思いになりますの? そこの男性方?
→猫つながり
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魔女の宅急便の続編。
『魔女の宅急便その2 キキと新しい魔法』(角野栄子/福音館書店)
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かなーり有名な話のようでアレなんですが、私は知らなかったんですもーん。
テレビで放映されると必ず見る、心和む映画の一つ『魔女の宅急便』。原作小説のほうは続いているんですのね。もう3作目も出ているとは! (一応、小学校中級以上向けの児童書扱いですし、むしろ子どもにはあまりにも有名な話だったりして。)これは2作目です。
新米の魔女さんももう2年目。町の人も相変わらずで、なんだかシリーズものの楽しさ炸裂です。知らないと損をする1冊と言ってもいいでしょう。いい大人こそ見逃せません。このほのぼの感をぜひどうぞ。あの黒猫のジジもいつも通りかわいいです。
→猫つながり
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力道山から手紙が来る!?
『力道山のアメリカ遠征─エキサイティング・ゲームブック6─』(頭脳集団アイデアファクトリー/桐原書店)
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選択肢から好きな道を選びながら進む、いわゆるゲームブック。
まず、あなた自身の実力をサイコロでチェックして、物語スタート。
力道山に憧れてプロレスラーになったあなたは修業を積みます。前座試合に出られるようになった頃、アメリカに滞在中の力道山から手紙が来ます。「アメリカに来て、鍛えろ」と。そして、あなたの全米制覇への道が始まるのです!ジャーン!
このエキサイティング・ゲームブックのシリーズはかなりトンデモない設定が多くて、現実を忘れられること請け合い(笑)。ちょっとチェックしてみてください。
→ミニ特集08・トンデモゲームブック
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え、そうなん?
『トンデモ美少年の世界 あなたを惑わす危険な人々 光文社文庫』(唐沢俊一/光文社)
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美少年という響きから連想するような、軽やかな小動物(?)の世界は、この本にはナイですね。なんか重いです。んー、これは、ゲイ・テイスト(笑)?
トンデモと言うだけあって、もう笑うしかないような、トンデモネタもたくさんありましたが、発見も同じくらいあって、「ほほぅ」などと感心しました。
しかし、笑っちゃったネタは、ちょっとここでは書けないです。大人の女にも、なかなか書きづらいことはあるんですわ。
あたりさわりなく書きますと、著者が古本の話を枕に、三島由紀夫の病的な記述を語っているところなんかは、かなり驚きましたね。三島さん…。そうですか…。その他、哲学者ウィトゲンシュタインが「ぞっとするほど美しい」とは初耳で、さっそく心のチェックリストに入れておきました。(有名な話なんですか?)
酸いも甘いも噛み分けた、大人なあなたにおすすめの特ダネ本です。
→美少年つながり
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松下文庫?
『essay16 私とあかり』
(中島らも、森瑶子、大森一樹、淀川長治他/松下電工)※文庫サイズ
not for sale
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うそです。松下文庫という名前ではありません。でも松下文庫だったらよかったのにーと思いますね。
松下の広報誌「ナショップ通信」に連載された、あかりに関する15のエッセイと1つの論文(?)を収録しています。
なかなか豪華執筆陣じゃないですか?
中島らも、森瑶子、大森一樹、淀川長治、池田満寿夫、今江祥智、木村治美他。
あかりは空気のように当たり前の存在であるということで、あかりに関するエッセイはみなさん、短文ながら苦労している感じが伝わってきますね。
でもやっぱり、カネテツのコマーシャルソング製作秘話から入って、酒を飲む話で落とす中島らもは出色のできばえ。森瑶子の導入はマレーシアのディスコ、海、夜光虫。各人、特色が出ています。
非売品ですって。うふ。当店でもしばらく非売品にさせてください。もうしばらく手元におきたいですもん。というわけで単なるコレクション自慢なのでした。
→店主のP級コレクション
→酔っぱらいつながり
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土鈴みくじ鳩!!
『土鈴(どれい)─収集の旅─保育社カラーブックス』(山本鉱太郎/保育社)
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土鈴、今すぐ集めたいです。
時々、神社でかわいい干支の土鈴を見つけて買ったり、お友達にもらったりはしていましたが、コレクションしようとは思いませんでした。そんなに種類があるとは知らなかったからです。
しかし、この本の題に「収集の旅」とあるように、北から南まで、「キャーッ、かわいいッ」と連呼したくなるような土鈴が、文字通り、鈴なり(笑)。小ぶりで、とぼけてて、でもよく特徴をつかんでいる、心ニクイ造形の土鈴はまさにコレクション向きのアイテムです。
土地柄も出ていて、たまらんのです。当地金沢の九谷焼土鈴。天満宮の紅梅土鈴、山口の平家びわ土鈴。でもなんと言っても一番かわいいのは宇佐八幡の「みくじ鳩」でしょう。欲しいよぅ!
写真、薀蓄ともに豊富。巻末には著者の土鈴番付あり。もちろん「みくじ鳩」もランクイン。
このかわいさを是非とも味わっていただきたい。
→金沢つながり
→鳥つながり(作成中)
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ひるとよるはなぜあるのか?!
『ひるとよるはなぜあるのですか なぜなに絵文庫18』(文・三石巌 絵・村岡登/ポプラ社)
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シリーズものです。1〜5期、各10巻という構成のようです。大作ですよね。
子どもの科学的な疑問にサクサク答えていきます。昼と夜がある理由くらいは何とか答えられそうですが、「ちきゅうを つきぬける あなに いしを おとしたら」どうなるのか?と聞かれたら、私は困りますね。「たかいやまは たいように ちかいのに なぜ さむいのですか?」と聞かれるとかなりうろたえてしまいます(笑)。
子どもにはかなわんと思う、とんでもない質問と、挿絵のラブリーさが、ついつい「コンプリートしたいかも」という出来心を呼ぶ名作科学絵本です。
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え、ハイジもラスカルも?!
『風にいろをつけたひとだれ』(岸田衿子/青土社)
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知らなかったです。
ハイジもラスカルも、アニメの主題歌は、岸田衿子さんの作詞だったんですね。
著者略歴を読んでそのことに驚き、調べてみたら、あの時代のなつかしくてしょうがないアニメの名作は、みんな岸田衿子さん作詞じゃないですか! おぉ。そうだったのか。
大変詩的で、印象的なものが多くて、忘れようにも忘れられないですよね。♪しろつめくさの花が咲いたら さぁいこうラスカル♪、やっぱり歌ってしまう。
本の内容は主題歌には関係ないですが、この詩人の随筆は穏やかでキラっと光る瞬間がありまして、あぁこういう人でありたいものだと思わずにはいられません。安野光雅さんの挿絵と装丁もいいです。
羊飼い、羊雲など、羊の話題があったので羊つながりにも入れようかな?
→羊つながり
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超ワイドショー。
『ザ・ワルチン・スペシャル2 世界の人物・愛と性』(集英社)
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ものすごいワイドショーです。規模がね、ワールドワイドだもん。その題の通り、世界の有名人の愛と性をとことん追求。でもその信憑性は定かではないです。結構独断と偏見なんじゃないでしょうか?(いや、多分。参考文献も不明ですし。)
著者のワルチンスキー(どないな名前やねん)は、いわゆる年鑑オタクですね。幼少時から年鑑に親しみ、長じて読む物がなくなったから自分で作ろう!ということで、ワルチン・ブックを作り出したそうです。ふーん。
これがまぁ、とんでもなく下世話なんですが、知らないことがいっぱいで、つい読み耽ってしまいます。エリザベス1世やエドワード8世はともかく、デューク・エリントンやガーシュウィン、ガンジーやマッカーサー、ジーン・ハーローやモンロー、フランク・ロイド・ライト、フーバー、…総勢70人余りの著名人が結婚しただの離婚しただの浮気しただのから、その異性の好み、果ては身体的特徴(笑)まで、書きまくってます。これを読んでしまっては、もう昨日までのアノ人と同じ人とは思えません。本人たちは余計なお世話って言いたいでしょうねー。有名人はつらい。
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