昔から植物に嫌われがちのわたしです。主に水をやるのを忘れるからですね(当たり前)。
でも最近は年をとって、植物にも多少の愛着を感じるようになりました。
食べられるものの種なら、まいてみたい。
花束はいらないけど。▼種の保存。
「7seeds フラワーコミックス」
(田村由美/小学館)
not for sale
隕石衝突で地球環境はめちゃくちゃ、人類は滅亡した後。
昨日まで、普通に暮らしていた、という記憶を持つ青年達が、
コールドスリープから目覚めます。
滅亡後の地球になんとか人類を残すために選ばれた7人のチームなんです。
地球環境は激変していて生きるだけでも大変なのに、
チームは、個性的な人間ばかりだし、まだ現実を受け入れられないし、
問題は山積みです。
いつも通り巧くて、読者は初めからハラハラドキドキさせられますが、
「じつは複数チームがある!」と分かるところで、面白さがはね上がります。
複数チームなのはナイショのほうがいいんでしょうが、有名過ぎて周知の事実だと思うので、
もう書いていいでしょう。
今も新刊を楽しみにしている少女漫画です。(※2010年5月現在、まだ完結していません。)
→サバイバルランキング
→ミニ特集・世界の終わり
▼時間の種。
「時間の種 創元推理文庫SF」
(ジョン・ウィンダム 大西尹明訳/東京創元社)
種つながりを作るときには、絶対入れようと思っていましたが、
売り切れになって久しく、まったく覚えていません。
うーん。
よく分からんけどカバーがいい感じです。これは1971年の版のカバー。
▼ぶたのたね。
「ぶたのたね(絵本)」
(佐々木マキ/絵本館)
いいなぁ、佐々木マキさんは。
足の遅いオオカミさんは逃げるぶたをつかまえることができません。
いつかはぶたの丸焼きを食べてみたいと思っています。
そんなオオカミさんに、キツネ博士が種をくれます。
ブタのなる木のタネです。
オオカミさん、わっくわくです。
オチはありません。でも楽しいの。いつもの佐々木マキ味です。
※流通中。
→佐々木マキの著作在庫を検索する
→ブタつながり
▼すいかの種。
『ありとすいか』
(たむらしげる/ポプラ社)
※カバー欠
スイカの種の話だったと記憶していたのですが、蟻とスイカの話でした。
蟻が、スイカを見つけます。
一人で運ぶにはでかすぎる。ってことで仲間を呼び(当たり前)、
削って掘って、一生懸命運びます。
でももう巣に入らない。ってことでみんなで食べます。
最後は遊びます。それだけ(笑)。
でも楽しい絵本。
途中、スイカの種の動きに不審なところがありますよ。ちょっと好き。
→昆虫つながり
▼豆のたね? って豆?
「みどりいろのたね」
(たかどのほうこ:作 太田大八:絵/福音館書店)
※カバー欠
まめの話です。そして種の話。
まあちゃんたちのクラスではエンドウマメのたねまきをすることになりました。
まあちゃんはうっかりした子で、なめていたメロン飴も一緒に埋めてしまいます。
それきり、水をやるのも忘れていました。
土の中ではほんものの種たちとメロン味の飴の間に、いろいろ揉め事が。
さて、どんな豆がなったのか。
短いお話ですが、とっても印象的。お子様が好きそうです。
※流通中。
→豆つながり
|