首が出てくる作品。ちょっと気味悪い? ってゆーか、趣味悪いですか? ミステリならいっぱいあるんだけどなー。
関連項目→人体→指つながり、歯つながり、爪つながり▼うーむ。
「ドウエル教授の首 創元SF文庫」
(A・ベリャーエフ 原卓也訳/東京創元社)
ケルン教授の助手マリイは、実験室で恐ろしい秘密を見てしまった。
人間の生首がまばたきをして彼女を見つめている!
「ロシアのジュール・ヴェルヌ」の処女長編。
(あらすじより)
このあたりのSFって…。
▼好きな要素が。
「ポポイ 新潮文庫」
(倉橋由美子/新潮社)
私にとっては、好きな要素がいっぱい詰まってる小説です。
保存された青年テロリストの首。首と話す少女。
首は世話をしてやらなきゃダメなんですよ。そして育てるの。
うぉ、たまりません。
インテリジェンス、優雅さ、残酷さ、そんなものが凝縮されています。
どこにでもあると思っていたら、新刊ではなぜか現在品切れ中。
新潮社さんは、例えば宇野亜喜良の装幀で、フランス装なんかで発行し直すと
よろしいんじゃないでしょうか?(単なる私の希望)
売れそうです。
→美少年つながり
▼ミステリならたくさんあるもんね。
「バイバイ、エンジェル 創元推理文庫」
(笠井潔/東京創元社)
ミステリなら首はいっぱい転がってますね(笑)。
これは、バラバラ殺人の中でも、私が感心した1作。
死体をバラバラにする理由。
それってなんだと思います?
怨恨、運び安くする、身元をわからなくする…。他に何が浮かびます?
この作品の理由はスーッとスジの通ったキレイな論理で、印象に残ります。
→天使つながり
→極私的ミステリランキング
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