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● ミニ特集 安房直子 講談社文庫とちくま文庫 ●
▼悲しみスパイス。

○ 安房直子さんは自由に使える悲しみスパイスを持っていて、それをどれだけ使うのかも自由自在のようです。安房直子さんの童話を読めば、仄悲しくて懐かしい世界を好きなだけ味わえます。

○ どれに何が収録されているのか、すぐに忘れるので備忘録として。

→安房直子著作在庫を検索する。

ハンカチの上の花畑 講談社文庫(安房直子/講談社)

全3編。表題作と、「空色のゆりいす」「ライラック通りの帽子屋」。

→帽子つながり

南の島の魔法の話 講談社文庫(安房直子/講談社)

全12編。表題作と、「きつねの窓」「鳥」「さんしょっ子」「青い花」「きつねの夕食会」「もぐらのほったふかい井戸」「だれも知らない時間」他。

→窓つながり
→島つながり

だれにも見えないベランダ 講談社文庫(安房直子/講談社)

全11編。表題作と、「緑のスキップ」「海からの贈り物」「カスタネット」「ほたる」「夏の夢」「海からの電話」「小さい金の針」「天窓のある家」「声の森」「日暮れの海の物語」。

→電話つながり

 
夢の果て 講談社文庫(安房直子/講談社)

全8編。「夢の果て」、「あるジャム屋の話」、「黄色いスカーフ」「サリーさんの手」「グラタンおばさんと魔法のアヒル」「花のにおう町」「空にうかんだエレベーター」「ききょうの娘」。

→詳しくは

鶴の家 講談社文庫(安房直子/講談社)

全6編。「鶴の家」「雪窓」「北風のわすれたハンカチ」「ゆきひらの話」「魔法をかけられた舌」「熊の火」。

→窓つながり

 
○ ちくま文庫
銀のくじゃく ちくま文庫(安房直子/筑摩書房)

銀のくじゃく、緑の蝶、熊の火、秋の風鈴、火影の夢、あざみ野、青い糸。

遠い野ばらの村 ちくま文庫(安房直子/筑摩書房)

遠い野ばらの村、初雪のふる日、ひぐれのお客、海の館のひらめ、ふしぎなシャベル、猫の結婚式、秘密の発電所、野の果ての国、エプロンをかけためんどり。

→ミニ特集・薔薇は何本あるか?

白いおうむの森 ちくま文庫(安房直子/筑摩書房)

雪窓、白いおうむの森、鶴の家、野ばらの帽子、てまり、長い灰色のスカート、野の音

→窓つながり

 

なのはなのポケット 鳥にさらわれた娘 わるくちのすきな女の子 北風のわすれたハンカチ
あめのひのトランペット 冬吉と熊のものがたり グラタンおばあさんとまほうのアヒル やさしいたんぽぽ
うさぎのくれたバレエシューズ 花豆の煮えるまで うさぎの学校  

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