椿。カメリア。ちょっと好きなデザインの花です。
関連項目→花→たんぽぽつながり、菊つながり、ミニ特集・薔薇は何本あるか?▼花椿。
「花椿(資生堂月報)」
(資生堂)
not for
sale
じつは集めています。
でも私の関心のあるのは、80年代終わりから90年のごく初めのみ。
本当に古いものでもいいんだけど、
むしろこの微妙な年代のほうが程よく懐かしくて、好きです。
えぇ、チープな趣味です(笑)。
しかし、見ればずべてに感心します。さすが資生堂。
このクオリティの高さには驚きを禁じ得ません。
この号も、特集は愛のアンソロジー。
池内紀の「古典IN&OUT」の題材は折口信夫の「口ぶえ」。
因みに「口ぶえ」は折口信夫の処女作。少年の同性への愛を語っています。
変な雑誌を買うくらいなら、
花椿を定期購読したほうが余程投資になると思われます。問題は、発行部数が多く、
希少性が出るには時間がかかることでしょうか。
少なくとも30年間は持っていたい。
→企業つながり
▼京椿。
『銀花(季刊雑誌)第五十六号(56号、1983年冬)
特集1:佐藤勝彦天上天下ぼく独尊/特集2:京椿』
(文化出版局)
特集2が「京椿」です。
このカラー写真は絶品です。息を飲むような美しさ。
京都が椿のメッカであったとは、存じませんでした。一見の価値があります。
京都の名椿をズラッと眺められる1冊としてオススメ。
その中でも法然院の「花笠」。好きだなぁ。見たいです。
思わず見頃をメモしました。
京都で椿を見る旅。行きたい。
→ミニ特集・雑誌銀花
▼洋椿。
『洋種椿銘鑑 ※送料無料』
(樽本清/文化出版局)
ひたすら洋種の椿が紹介されている本です。
もちろんカラー。
この手の本の常で高価ですが、
門外漢でもその美しさにはそっとため息でございますな。
とってもまじめなご本です。
▼椿姫。
『椿姫』(デュマ・フィス)
えーと。
確か、わざとふるんですよね。
男のためにならないからと、椿姫はわざと冷たく、下賎な女を装って、
愛する男をフるんですよね?
違ったかなぁ。うろ覚えだ。すみません。
そういうことは、後々、お互いのためにならないと思うんですの。いかがですか?
確か「赤毛のアン」の短篇にもそんな話がありました。
老いて亡くなった滑稽なおばあさんの遺品の中から、
彼女の悲しい恋をつづった手帳が出てくるのです。
そして、若く美しい彼女の写真とがね。う。泣ける。
他に…椿三十郎?
宮尾登美子「寒椿」も。
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