愛さないの愛せないの　フォアレディースForLadies16　※送料無料（寺山修司　写真：沢渡朔　挿絵・カバー：宇野亜喜良／新書館）

寺山修司さんの詩集。　沢渡朔さんによる女の子のカラー写真3ページ。宇野亜喜良のカラー挿絵3ページ。もちろんカバーも宇野亜喜良。フフッ。

エルフさんの店　ファンタジック・ショップ（高柳佐知子：文と絵／学研）

オナゴにとってのクラフト・エヴィング商会とでも申しましょうか？【少女の空想する楽しいお店】の数々を高柳佐知子さんが本にしてくれました。確かにこんなお店を開きたかった子供心。オトナになってもこんな空想を覚えていられることに感心。カンテラ屋、時屋、お菓子屋、りんご屋…。私は「カケラ屋」に一番反応しました。

『私の部屋のポプリ』と『続・私の部屋のポプリ』（2冊セットで）※送料無料（熊井明子　高柳佐知子：絵／生活の絵本社）

初版　函背ヤケ　正巻には著者のペン書き署名と識語有。
あとがきによると、正巻の初版には、全冊サインとひとことを書き添えたそうです。すごい。熊井明子さんのエッセイに高柳佐知子の挿絵。装幀も、グッときます。

心のうた（詩集）（サトウハチロー／サンリオ）

まつ毛が人より　長いのは　泣き虫だからじゃ　ないかしら

かわいい…。メロディが付いたら、カラオケでかわいいフリをして歌いたい（笑）。そんなキュートな詩がいっぱいの詩集。

（安房直子／筑摩書房）

難有りですが、とにかく読みたいという方、いらっしゃれば。表題作のほか、「緑の蝶」「熊の火」「秋の風鈴」「火影の夢」「あざみ野」「青い糸」を収録。
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思い出のかたすみに（詩集）（おぎのまり：詩　水田秀穂：絵／サンリオ）

恋する季節に。少しお姉さんの詩集。
→ミニ特集・サンリオ抒情詩集

バレエマンガの古典にして、超名作。ノンナ・ペトロワはミロノフ先生に未完の大器と見込まれて…。王道です。王道オブ王道。黒鳥オディールの32回転と言われれば「グラン・フェッテ・アン・トールナンね！」と思う方、仲間です！　文庫版より、この元版で読みたいな。
→バレリーナつながり

夢色の風にのる猫（熊井明子文　西川治写真／サンリオ）

熊井明子さんの猫の詩集。しかし、西川治さんの猫写真がかなり良くて、他とは一線を画しています。
猫写真は、世界各地、いろんな季節。どこにいても愛らしい生き物ですな。
→猫つながり

小さな花物語（立花えりか　絵・佐野洋子／じゃこめてい出版）

講談社文庫で出ています。えー、でも、こっちのほうが100倍イイと思うなぁ。
春夏秋冬、それぞれの花を主人公にして書かれた小さなお話が48こ。挿絵、装幀はは佐野洋子さん。（画像左が簡易函、右が本体）

悲しみの時計少女　※送料無料（谷山浩子／株式会社サンリオ）

カバー折り返しの推薦文が綾辻行人。
曰く、─…谷山浩子的ファンタジー･ミステリーの快作である。いや、これはもう、傑作と云ってしまっても云いすぎではないだろう。…（中略）…物語全体に仕掛けられた「謎」とその「意外な解決」。奇想天外なファンタジー･ノベルであると同時に、この作品はまぎれもなく第一級のミステリー（推理小説）でもある…─。
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→時計つながり
→綾辻行人つながり

ロマンチックはお好き？　集英社文庫（田辺聖子選　日本ペンクラブ編／集英社）

収録作に唸る1冊。川端康成「日本人アンナ」「足袋」、塩野七生「エメラルド色の海」、小松左京「もみじ」、宇野千代「この白粉入れ」、堤千代「小指」、吉屋信子「鈴蘭」「あやめ」、与謝野晶子「みだれ髪」、原田康子「サビタの記憶」、広実輝子「火中に立ちてとひし君はも」、佐藤愛子「天気ちゃん」、駒敏郎「みょうぜん様の鏡」、熊井明子「猫がいれば故郷をなくしても幸せ」、稲垣足穂「チョコレット」、竹久夢二「港屋風景」「海浜哀歌」、伊藤桂一「鶫」、森茉莉「枯葉の寝床」。他。
→ミニ特集・日本ペンクラブ編

後半に水濡れらしいヨレ有（下の角付近、読む分には支障はありません）。

清川妙さんによる愛、青春、人生に関する指針的なエッセイと、世界の名言を集めています。
→ミニ特集・名台詞集名言集
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