■牛乳つながり

分解酵素問題でしたっけ。以前テレビで、日本人の男女とアメリカ人(多分)の男女に1リットルの牛乳を飲んでもらう実験をしていました。 日本人の男女は飲んだ後、かなり早い段階でトイレに駆け込んでいましたが、アメリカ人は知らん顔していました。 「ヨーロッパにおける人類の進化の過程で牛乳から栄養を摂れた人が生き残ったから」的な説明がなされていた記憶。(うろ覚えです。ごめんなさい。) シンプルで面白い実験でした。
関連項目→チーズつながり→珈琲つながり→牛つながり


▼カッフェー・オーレー・オーリ。

ベッドでのむ牛乳入り珈琲 「ベッドでのむ牛乳入り珈琲」(瀧澤敬一/暮しの手帖社)

これを言うと、フランス人の鼻がますます高くなるのは目に見えているので、あんまし言いたくないんだけど、やっぱり今でもフランスは文化の中心だと思うことがあります。 本書が発表された頃(昭27)は、今よりずっと、そういう風潮があったでしょうね。 ─フランスの衣食住で、あまり気のつかない茶飯事を拾つて見たのがこの一冊である。(あとがきより) と言う通り、実際に暮らしてみて分かるフランス生活のこまごましたあれこれを綴ってあり、今読んでも非常に面白いです。そんなに昔のこととは思えません。知的で、時にフランス語単語まじり、「フランスではこうなんだよ」と、ちょっと自慢っぽいのもイイ(笑)。これを読んだ当時の人は、どんだけポーッとなったことでしょうか。 タイトルは、流行歌の一節ですって。 ♪ねどこでのむ牛乳入りのコーヒー  菓子もあつたかい、クロアッサンも一所だ  あヽなんてうまいんだろう、こんちくしょう 「ぴんぴんして居ながら、ねどこで、カッフェー・オーレーをのむことは、奥さん連中にとつては人生至上の幸福であるらしい」です。でもそれは女中があってこそで、「女中なんか雇えない世の中だから」云々と書かれていますが、最近のフランス事情はどうなんですかね。 ちょびっとでもフランス好きで、森茉莉さんのエッセイに出てくるフランスエピソードを暗記してる向きには、間違いなく楽しい本です。
→寝台つながり
→珈琲つながり


▼簡単、おいしい。

こどもといっしょに牛乳料理の本 「こどもといっしょに牛乳料理の本」(ユキ・ウィルソン/ピエ・ブックス)

全80ページ。子供と作る牛乳を使ったレシピ40を収録。 ミキサーでまぜるだけの「チョコバナナミルク」等も含みますので、あくまでもお子様と作る設定の本です。さらっとね。ヒントとして。 ただ、大人の私にもちょっとしたヒントはありました。 個人的にはおかずの方より、デザートにヒントあり。


▼ミルクティー。

あなたとミルクティーを イラスト・エッセイ 集英社文庫コバルトシリーズ 「あなたとミルクティーを イラスト・エッセイ 集英社文庫コバルトシリーズ」(みつはしちかこ/集英社)

みつはしちかこのラブリーなイラスト・エッセイ。小さなモノクロの挿絵多め。
→お茶つながり
→ミニ特集 コバルト文庫vol.2


▼このタイトルは。

金色のミルクと白色い時計 「金色のミルクと白色い時計 角川文庫」(大原まり子/角川書店)

大原まり子の短編集。SFっぽくないものも含むSF短編集。「胃動理論」「天地創造」が好き。
このタイトルはプレヴェールの「金色の老人と喪服の時計」から来ているのかしら、とずいぶん後になって気付きました。
→時計つながり


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