■マッチつながり
なんとなくつながってしまったので。
可愛いアイテム。はかないところもいいです。
▼いいなぁ~!
「マッチで旅するヨーロッパ」(松本貢実子、BUSY TOWN/ピエ・ブックス))
やっぱいいなぁ、ヨーロッパは。
松本貢実子さんのマッチコレクションが披露されています。
ヨーロッパのマッチです。
40~50年ほど前のものがメインとか。
オールカラー。ただごとではない可愛らしさです。
うらやましい~。私も欲しい~。オナゴなら、身悶えするはず。
「食べ物」、「スーパー」、「こども どうぶつ」、「乗りもの 家電製品」、
「民族」、「クリスマス」などのテーマに分けて収録。
うぅ~ん、どれも甲乙つけがたいよ! 全200p。見ごたえアリ。
→ミニ特集・どんな旅に出る?
▼スウェーデンのマッチ。
「スウェーデンのマッチ 角川文庫」(ロベール・サバティエ 竹内由雄訳/角川書店)
1930年代のモンマルトルが舞台。
母親が自殺し、孤児となった10歳のオリヴィエ少年が主人公。
「青春小説」と言われていますが、もうちょっと幼い感じです。
オリヴィエがいつもポケットにスウェーデンのマッチを忍ばせているんだって。
勇気の象徴であり、明るく生きられる力の象徴なんだって。
なるほど。
→ミニ特集・少年の日
▼マッチと言えば、これよね~。
「マッチ売りの少女 サンリオ・ギフト文庫」(アンデルセン 山室静訳 味戸ケイコ絵/サンリオ)
サンリオ・ギフト文庫、お気に入りです。いつか揃えてみたいなぁ!
収録作は、マッチ売りの少女、豆つぶの上に寝たお姫さま、詩で書いたお話三つ、父さんのすることにまちがいはない、一つの莢から出た五つぶの豆他。
→ミニ特集・サンリオ・ギフト文庫
▼小びとさんの寝床?
「サーカスの小びと ケストナー少年文学全集」(高橋健二訳/岩波書店)
サーカスの小人さんのお話。
小人さんはマッチ箱で寝ています。きゃー、かわゆい!
私、「サーカスの小びとさんフィギュア」を売り出すべきだと思うのです。
→サーカスつながり
▼マッチ文学?
「燐寸文学全集」(安野光雅・池内紀編/筑摩書房)
マッチが出てくる作品を集めてあります。残念ながらと言うか当然と言うか、
作品全体ではなく、マッチの箇所をのみを収録。正確には「全集」ではなく「燐寸文学抄集」ですか。
「この作品にもマッチが出てくるのか? どこに?」という妙な好奇心も満たされます。変なの。
彼らはどんだけマッチが好きなのか、魅力は何なのか、と選者の心に思いを馳せずにはいられない1冊。労作。
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