サーカス。サーカス。サーカスの少年。サーカスの少女。ちょっといやらしい感じがするのは、私だけなの?
▼やってみたいじゃん。
「Circle
Circus(サーカスの飛び出すミニ絵本)」
(Nancy
Hellen)
表紙と裏表紙を結ぶと六角形のサーカステント
のような立体になります。※洋書。英語です。
そこにあれば、誰だって一度はやってみたくなる、
ミニ仕掛け絵本。スキです。
開いて結んでみたのは右の写真です。
▼笑えます。
「ラーオ博士のサーカス ちくま書房」
(C・G・フィニー/筑摩書房)
街にサーカスがやってきます。
と言うと、なにやら淫靡な感じ?
と思いきや、さにあらず。
ちょっとね、さらっと説明するのが難しいですが、
知的なクスリ笑いに満ちたファンタジー。でしょうか。
多少、通(ツウ)な感じもいたしますが、ワクワクーとすること間違いナシ。
訳者あとがきも、その面白さを伝えるのに随分苦心している様子。でも、
「この小説を最後まで読む暇のない読者は、
まず年齢二千歳の魔法術師アポロニオスと未亡人ミセス・ハワード・T・キャサンの
会見のくだり(107ページ)を読んでみたまえ。」
こんな優しいことを言ってくれてますから、試しに読んでみると、…笑えました。
アハハーって。
サーカスで未亡人が魔法術師に占いをしてもらうと…。まぁ一度見てみてください。
→魔術師つながり
→占いつながり
▼赤白?
「名探偵しまうまゲピー」
(ウイリアム・デュボア/学研)
しまうま、と言ってもあなた、赤と白の縞縞ですがな(笑)。
しかも人語を解します。
そんなサーカスのシマウマのゲピー君が大活躍。
サーカス内の盗難事件を調査しちゃう。
児童向け、ほのぼの、そして感心。
→馬つながり(作成中)
▼ザ・少女小説。
「ライラックの花の下 角川文庫マイディアストーリー」
(オルコット 松原至大訳/角川書店)
サーカスから逃げてきた少年ベンは、モス夫人とその隣人シリアに迎えられます。
ベンは賢い少年に成長しますが…。
若草物語のオルコットの愛に満ちた清らかな物語。
→ミニ特集17・角川文庫マイディアストーリー
▼いや、全然サーカスではないけど。
「ルナティック雑技団 1〜3巻 リボンマスコットコミックス」
(岡田あーみん)
サーカスの話かと思ったら、まったく関係ありませんでした(笑)。
ヒロイン夢実ちゃんは、女生徒の憧れ、天湖森夜くんのうちに同居すること
になりました。
大変です。
イタズラなKISS(多田かおる)なんかと同じ、<憧れの人との同居>系ですが、
そこは岡田あーみんですから。いつも通りには参りませんぞぉ〜。
とはいえ、さりげなくお約束な展開もまじえて、飽きさせません。
超ギャグマンガです。
▼小びとさんの寝床。
「サーカスの小びと ケストナー少年文学全集」
(ケストナー 高橋健二訳/岩波書店)
サーカスの小人さんのお話。
小人さんはマッチ箱で寝ています。
きゃー、かわゆい!
私、「サーカスの小びとさんフィギュア」を売り出すべきだと思うのです。
→マッチつながり
→寝台つながり |