素敵な執事をあちこちで見ている気がするのに、いざとなるとこの位しか思い付きません。う〜。
発見次第、増やしていきます。
関連項目→メイドつながり▼長年の未読本。
「日の名残り 中公文庫」
(カズオ・イシグロ 土屋政雄訳/中央公論社)
未読のくせに、執事つながりと言えばコレでしょ! と、一番に思い付いた作品です。
確か映画化もされてますよね? それも未見。
縁がないなぁ。
「短い旅に出た老執事が、美しい田園風景の道すがら回想する、古き良き時代の英国。長年仕えた先代の主人への敬慕、執事の規範のような亡父、女中頭に寄せた淡い想い、両次大戦間に邸内で催された重要な外交会議の数々―。全ては遠い過去と消えたが、二度と戻らぬ時ゆえに、それは一層輝きを増して胸に生き続ける。英国の神髄を描いて静かな感動を呼んだ、英国最高の文学賞ブッカー賞受賞作品」(あらすじより)。
※流通中。
▼あれ?
「レスター・リースの冒険 ハヤカワ・ミステリ文庫」
(E・S・ガードナー 乾信一郎訳/早川書房)
じつは、私、ガードナーさんと言えば、
弁護士ペリイ・メイスンさんしか存じ上げなくてですね、
これを見て驚きました。ごめんなさい。甘っちょろいミステリファンで。
こんなシリーズもあったんですのね。
レスター・リース氏は見た目は青年紳士。かっこいいです。
テレビでやって! イケメンで! 絶対見るから!
リース氏は、新聞の切り抜きで推理。紛失したり隠されたりした盗品を手に入れちゃう義賊です。かっこいい安楽椅子泥棒? そんなリース氏の中短編集。従僕としてリース氏に仕えている警察のスパイとのやり取りも楽しいのです。
そんなリース氏の中短編集。
あれ? 執事じゃなくて従僕だっけ?
ま、まぁ、いいじゃないですか。
→泥棒つながり
▼普通の男、執事になる。
「華族な人々 全2巻 ヤングサンデーコミックス」
(澤井健/小学館)
フツーの男・坂田は、貧乏な華族・五七ノ桐家で執事として働くことに。
五七ノ桐家のお嬢様に惚れますが、どんなに貧乏でも由緒正しいお家柄。身分違いというわけで、まったく報われません。それでも坂田は働きます、五七ノ桐家のために。
むかーし、友人にすすめられました。エグくてビックリ。大マジメなギャグマンガだと思うんですけど…、くれぐれも服用には御注意ください。
→ミニ特集・爵位のある人々
他に…映画『トゥームレイダー』に印象的な執事が出てきましたっけ。
|