迷子になったらまずHOMEへ

■将棋つながり
あんまり見つからない予定だったのに、段々増えてきたので、同居していたチェスつながりから独立させました。
関連項目→遊び
→トランプつながり →チェスつながり

▼棋士の頭はどうしても気になる。

「対局する言葉」
(柳瀬尚紀・羽生善治/毎日コミュニケーションズ)

ジョイスのフィネガンズ・ウェイクの翻訳者として夙に有名な柳瀬尚紀さんと棋士・羽生さんの対談。
どっちかって言うと柳瀬さんが対談をひっぱって、ファン心理であれこれ聞いてるんだけど、柳瀬さんが羽生さんのことをいろいろ聞きたがる気持ちが私にはよく分かる。
だって知りたいんだもん。コンピューターに勝てる頭ってのを。
どんな風なの? どんな風に考えるの?
世界はどんな風に見えるの?
頭の中はいつもクリアな感じなの?
次の次の次の次の次の…(中略)…次の手は、どんな感じで浮かぶの?
どう贔屓目に見積もってもクリアじゃない頭の持ち主の私も、ちょっと羽生さんの首根っこつかまえて問い詰めたいもんね。
→意外な対談つながり

▼薄気味悪いぞ。

「囲碁殺人事件 角川文庫」
(竹本健治/角川書店)
「将棋殺人事件 角川文庫」

(竹本健治/角川書店)
「トランプ殺人事件 角川文庫」

(竹本健治/角川書店)

名探偵はIQ208の天才少年、かと思えばそうではないんです。
彼の姉の恋人、飄々とした須堂さんなの。

「ハコの中の失楽」でも「ウロボロスの偽書」でも
共通して存在していた「薄気味悪さ」。この三部作の
登場人物たちは明朗・快活なのに、なぜかお話自体の薄気味悪さ
は消えない。一人でシンとした部屋で読んでいるとしみじみ怖くなるときが
あります。これはいったい何に起因してるんでしょう?
→トランプつながり

▼将棋でトリック?

振飛車殺人事件 徳間文庫
(山村正夫/徳間書店)

えーと、ナニナニ。
「推理文壇界では高木彬光、斎藤栄と並ぶ愛棋家である
著者が描く将棋推理3部作(あらすじより引用)」とな。
ほほぅ。推理文壇界ね。言いますな。
将棋、トランプ、チェス。
どれもミステリと似合うと思っておりましたが、やっぱり愛好家の方々、多いんですのね。

題がそそりますぞ。「振飛車殺人事件」「詰将棋殺人事件」「棒銀殺人事件」。
わたし、振飛車はもちろん、棒銀もなんのことやらサッパリですが、
「振飛車戦法の裏に隠された謎」なんて言われるとムムッとなります。
我こそはと言う方、どうぞ。