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![]() 詩人VS思春期。 |
「良いおっぱい悪いおっぱい」で、パワフルなママぶりを発揮していた伊藤比呂美さんですが、その後、離婚&再婚。渡米して、お子様たちの思春期に向き合うことになります。毎日新聞の日曜版に連載されたエッセイだそうです。 |
![]() リラダンだったのか。 |
知らなかったなぁ。有名なのかなぁ。慢性的もの知らずとしては、驚きました。 |
![]() 村営パブぅ? |
どうしても
見ちゃうネタってありありますか? なぜかツボにはまるネタとか、どうです? |
![]() プルーストのラジオ・ドラマ? しぶー。 |
プルーストの「失われた時を求めて」をラジオドラマ化していた!なんて、驚きじゃありませんか?しかも1953年ですってよ。さすがにシブイ。 |
![]() 三つ子の魂はやっぱり百まで その2。 |
江國香織の単行本未収録作品集というフレコミですが、もっとも興味を持って読んだのは、父、江國滋が書き記した「香織の記録」。初公開となっています。目に入れても痛くない様子は、普通の父親とまったく同じ。でも普通の父親はなかなかこんな記録を付けてくれないですよ。目のつけどころがやはり作家でして、言葉に関することは鋭くチェックを入れています。 線を書いて「これゲンコーだから、アサヒさんがきたら渡してね」と言うとか(3歳)、「いま、パパははばかりにはいってます」と答えたとか(4歳)。 手形や落書きまであって、それはさながら江國香織スクラップブック。 はっきりした理由は不明ですが、読んでいて涙ぐんでしまいました。全然、ひとりよがりなところも過剰なところもなく、赤の他人の胸まで打ってしまうとは、江國滋、すごいです。一読の価値アリかと。 |
![]() 言われてみれば。 |
(以下、あくまでもこの作品についての感想でして、実際の歴史上のできごとについて、その善悪をとやかく言うものではありません。) まだ日本人が、パスポートなしで満州や上海に行けた頃。詩人・金子光晴は夫人を伴い、中国を放浪します。当時、中国行きがどんな風に考えられていたのかと言えば ─「満州は妻子を引きつれて松杉を植えにゆくところであり、上海はひとりものが人前から姿を消して、一年二年ほとぼりをさましにゆくところだった。(本文より引用)」─あぁ、そんな感じだったんだなぁと、目からウロコ。こういう見方をしたこと、なかったですから。そっかー。今でもフランス人はパスポートなしでバカンスに行けると誰かが言ってましたが、それを連想しました。(ニュー・カレドニアとか南のフランス領?) ゆっくり読みたい、詩人の自伝小説。 |
![]() ヒステリックでグラマー、そんな理由? |
ヒステリック・グラマーってじつは、一度も着たこともなければ、買ったことすらないのです。(テッテーテキに似合わないから。)でも、このデザイナーさんの話は面白い。いろいろ彼の人生の大事件も語られているんだけど、ブランドの立ち上げ部分が一番愉快。学校卒業後、入社していきなり新ブランドを任される。ブランド名は、ヒステリックでグラマーな女って、タチ悪そうだな、と思って決定。それから殺人的な超過密スケジュールで展示会。デザイナーって、みんな、そんなんなの?と思ったけど、彼は特殊な成功例みたいですね、当たり前か。 ブランドイメージ通りに、インパクトのある派手でカラフルな造本です。一般人にとっては異世界ぶりが愉快な本。 |
![]() コバルト文庫にゲームブックが! |
有名な話だったらすみません。わたしはまさか、コバルトからゲームブックが出ているとは夢にも思っていなかったので、大変驚きました。ハーレクイン的なものとしては、「エロスの扉」なんていう作品(あれは明らかにゲームブックでしたよね)もありましたが、これはコバルトらしく、少女向けゲームブック。 ヒロインのキムは高校1年生。体操部に入ってかっこいいブライアンと出会ったけど、悩めるお年頃。部活動に打ち込めば、デートはできず、かと言ってサボってばかりいるとブライアンとの接点がなくなっちゃう。…という具合。キムになりきり、選択肢から希望を選んで話を進めるわけですが、注目してほしいのはハッピーエンド・ゲーム・ストーリーという副題。私、かなり無茶をしてみましたが、いつもハッピーエンドでした。ブライアンとチューしちゃいましたよ(笑)。 |
![]() 寺山修司、山口小夜子、内田裕也…。 |
最近は、柳美里の小説「命」、その映画化で注目されることの多かった東京キッドブラザースの主宰者にして演出家、劇作家である東由多加の自伝。昭52年初版。まだまだ若い彼です。 俗っぽいですけど、この後の彼の運命を知る者としては、なんかさみしい気持ちになります。なんかなぁ。みなぎる若さと情熱と、未来にかける思いってヤツが、ぐっと来るんです。ついこの間亡くなられた方って、存命中の方に対する時とは違いますね、自分の中の淡い悲しみがリアル。 寺山修司はもちろん、交流のあったビッグネームたちがいっぱい出て来て、熱気の感じられるエッセイです。 |
![]() 老人ホームに幼稚園の案内続々届く(2000年1月)。 |
明治は遠くなりにけり。2000年も遠くなりにけり。 この本は1999年の8月に発行されています。タイムリーですね。どのくらい売れたのかな? 2000年問題で起こり得る危機をシミュレーションしています。 1999年8〜9月、探偵大忙し。 1999年12月、ナイナイ解散ヘ。 2000年1月、刑期終えたが出られない。 2000年1月、ディズニーランドで金返せコール。 2000年1月、フジTV脱出カプセル発動。 2000年1月、タ○リ、ハゲる。 2000年1月、2000年問題でダイエット成功続々。 などなど、120例あまり。題を読んで想像のつくもの、つかないもの、様々です。クイズになるかも(笑)。例えばね、 1999年12月、ウォーターベッド流行。 の理由、お分かりになります? 答えは読んでのお楽しみ(セコいですか?)。 2000年危機が理由じゃないけど、当たってる事例もあるようです。 |
![]() デパートでライオンを買う。 |
昔、「空想生物の飼い方」とか「ライオンの飼い方」とかの役に立たないマニュアル本シリーズが流行りましたよね。これは、そのリアル版と申しましょうか、ほんとにハロッズでライオンを飼っちゃった青年二人の体験談です。 カバーの構成が妙におしゃれ。 |