迷子になったらまずHOMEへ

▲ミニ特集の目次へ

● ミニ特集 オーシャンズ ●
▼オールスター技能活用、犯罪及び任務遂行。

○ 複数の仲間が、それぞれ特技を持ち、それを活かして、何らかの大仕事を成し遂げるエンターテイメント。そんなのが好きです。最近ではオーシャンズ11(12)がまさにそれでした。

○ 基本はコン・ゲーム。でも当特集では犯罪行為には限りません。大仕事とも限りません(笑)。何事かを成し遂げるチーム、という辺りで。

○ なんかたーくさんあるはずなのに、いざとなると引っかかって出ず、友人たちにも意見をきいてみました。備忘録代わりに更新し続けたい特集です。

関連項目→詐欺師つながり

▼基本中の基本。ザ王道オブ王道。

100万ドルを取り返せ! 新潮文庫(ジェフリー・アーチャー/新潮社)

大物詐欺師に100万ドルをとられた4人の男が専門を生かしたプランを持ち寄り華麗に展開する100万ドル奪回作戦。

王道の名作です。
かなり早い段階で、あの人があれだから、最後はこうなる、と気付いたことを自慢したいです。

▼基本のはず。

ペテン師どもに乾杯 ハヤカワ文庫(ロビン・ムーア 宇佐川晶子訳/早川書房)

これもほぼ←の「100万ドルを取り返せ」のパターンだったはず。父がやられた詐欺の復讐、だったかなー? 父を殺したヤツから盗む、かなー? うろ覚え。まったく違ってたらごめんなさい。

▼新・おしゃれ泥棒。

ハロウハウス11番地 ハヤカワ文庫(ジェラルド・A・ブラウン 菊池光訳/早川書房)

映画「新・おしゃれ泥棒」の原作。
ハロウハウス通り11番地の国際ダイヤ組織本部の地下金庫から120億ドル相当のダイヤを盗み出す計画は?
→ミニ特集どこに住む?

▼映画もよかったよね。

スティング ハヤカワ文庫NV(ロバート・ウィバーカ/早川書房)

もうずっと前、ポール・ニューマンの映画を見ました。当時、すでに古い映画だったと思うのですが、ずいぶん面白くて、ワクワクしたことを覚えています。
あの映画の原作です。ノベライズではなく原作ですので、
また違った楽しみがあるでしょう。

▼有閑倶楽部。

有閑倶楽部 1〜19巻+虎の巻(以下続刊中)※りぼんマスコットコミックス(一条ゆかり/集英社)

お金持ち学校に通う高校生たちが主人公。有閑倶楽部という倶楽部活動(?)をしておいでです。
医者の息子、警視総監の息子、大使の息子、名家の娘、宝石商の娘、そして剣菱財閥の娘。剣菱さんが一番かと思いますが、しかし、まぁみんなお金持ちです。連作読み切りで、毎回いろんな事件に巻き込まれたり、事件を起こしたり、その楽しさは、まさにシリーズもののお手本と言ってもよろしいでしょう。
→ミニ特集・お金持ち大集合

▼悪党パーカー。

悪党パーカー 殺人遊園地 H・P・B(ハヤカワポケミス)(リチャード・スターク 石田善彦訳/早川書房)

パーカーさん。いつもいろいろピンチがあるけど、本書でも相当ピンチ。

※流通中。

▼ミニ・ミッションインポッシブル。

パーカー・パインの事件簿(アガサ・クリスティ/東京創元社)

クリスティと言えば、ポアロさん、ミス・マープルが有名ですが、パーカー・パインもいいですね。曲者って感じで。
「すべては統計を見ればわかる」っていうのが持論。持ち込まれた事件に合わせた女たらしや、男たらし、その他もろもろの配下を使って解決します。
ミッション・インポッシブルのミニ・ワイドショー版って色合い。→詳しくは

▼仕事人も。

必殺仕事人 明星デラックスTVスペシャル(集英社)

仕事人も技能者集団ですか、殺しの。あ、また見たくなってきた。
本書は152頁。雑誌サイズの特集ムック本。
→殺し屋つながり

▼フィニイさん。

五人対賭博場 ハヤカワ・ミステリ文庫ジャック・フィニイ 伊東守男訳/早川書房)

私にとっては、『ふりだしに戻る』で永久に不滅のフィニイさん。彼のサスペンス作品です。
5人の若者が賭博場を襲って大金を盗もうと計画。
「若者の用意周到・大胆不敵な作戦は果たして…? ストーリイテーリングの名手が強烈なサスペンスで描く異色傑作(あらすじより)」

▼ルパン三世。

ルパン三世 星を盗む男 アクション・ノベル・シリーズ2 双葉文庫(双葉社)

ルパンも忘れちゃダメって言われました。そうだ、そうだ。スペシャリスト集団ですね。

コアなファンはこのシリーズもあつめていらっしゃいますね。
→ミニ特集・ルパン三世

▼なんか技能がしょぼいけどね。

始末人シリーズ5冊(明朗健全始末人〜)花とゆめコミックス(明智抄/白泉社)

少女マンガ。晴らせぬ恨みを晴らしてくれる始末人です。はい。しかも学園ものです。はい。絶対に思ったとおりにならないストーリーで、読者の期待を気持ち良く裏切ってくれます。鼻面を引きまわされる快感をとことんまで味わえます。
絵はヘタウマですが、変なもの好きの方で、未読の方はぜひ立ち読みしていただきたい。
→殺し屋つながり

▼うまく行かない。

空中楼閣を盗め! ハヤカワ・ミステリ文庫24-7(ドナルド・E・ウェストレイク 井上一夫訳/早川書房)

「城をまるごと盗んでしまえ─南米イエルバドーロの女闘士の依頼をうけたロンドンの大犯罪者は、ヨーロッパじゅうの大泥棒たちをパリに集結させた」「ところが、言葉の障害が起きて、計画はおかしなぐあいに…」(あらすじより引用)
→城つながり

   
▼未読ですが。

緑のハートをもつ女 創元推理文庫(ローレンス・ブロック 田口俊樹訳/東京創元社)

未読ですが、これも入るかな? 少人数のコン・ゲームかな? ブロックさんなので期待しています。
「昔馴染みのランスが現われたのは7月の末。彼は偶然知ったある土地成金を標的に、巧妙な詐欺の手口を案出したらしい。質素で堅実な暮らしを心がける42歳の元詐欺師には縁のない話のはずだった。だが今の私にも夢はある。自分の店を持ちたいという夢が。それを叶えてくれるかもしれないこの話に、心は動いた…! 抑制のきいた筆致で描く絶妙のコンゲーム。名手初期の秀作(あらすじより)」

▼未読ですが。

ザ・フォーハンドレッド(ザ・400)(スティーヴン・シェパード 高見浩訳/角川書店)

未読ですが、これもどうやらオーシャンズの予感。違ったらすみません。
「相手は女王陛下の銀行、狙うは大金10万ポンド! 野望に燃える四人のヤンキーが、大英帝国を相手に仕掛けた歴史に残る一大ペテン…頭脳と度胸を武器に、世界を手玉にとった男たちの活躍を描く、痛快コンゲーム小説!(帯より)」
※角川文庫の『イングランド銀行をカモれ!上・下』と同じ作品です。御注意。

   

▲ミニ特集の目次へ

▼オマケ 映画、漫画等 思い付くままに備忘録

オーシャンズ11(12)、ミニミニ大作戦、60セカンズ、スニーカーズ、ミッション・インポッシブル、X-MEN、攻殻機動隊、ザ・プロフェッショナル

▼番外 一人、もしくは小人数の盗みなど、なんか違うもの

クライム・アンド・ダイアモンズ、エントラップメント、ソードフィッシュ、マッチスティックメン、A・Iソロモン最後の挨拶 ワインは死の香り