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● ミニ特集 童画の世界 ●
▼見とれる。

童画には変な力があります。とにかくぼーっと見ちゃう。この絵、どっかで見たなぁとか、かわいいなぁとか。これって、アノ絵本の挿絵の人ときっと一緒だ!とかね。なんでか知らないけど、子供の頃に見た絵とすぐに一致するんですよね。画家の個性というよりは、パワーだと思いますね、私は。

○関連項目→ミニ特集・秀作カバー絵展覧会→ミニ特集・サンリオギフト文庫→ミニ特集・秀作絵本

● まとめて見られる全集

日本の童画(解説・上笙一郎/第一法規) ※バラ売り

カバー薄汚 小口・天地にシミ汚 B4変形(25×26) 全73p(図版60pオールカラー) 出版社定価各¥2800
上笙一郎解説 第一法規出版株式会社 昭55発行

←蕗谷虹児の中の1枚

童画と言われて、ピンと来る方来ない方、反応は様々だと思うんですが、実際にこの本を目にしてしまうと、その場から立ち去りがたくなるのは誰しも同じなのではないでしょうか? だって、どこかで見た絵なんです。どこで見たんでしょう? 年代的に考えて、見ていないはずの絵までもが懐かしい。絵本か、教科書か。なつかし小物屋さんか。みんながどこかで目にして、忘れないでいる、幼心の名画が一堂に会している全集です。各巻図版約60頁オールカラー。

以前、全13巻まとめて入荷販売しましたが、今回はバラ売りで。
ぜひ欲しい巻を入手してください。お気に入りの作家さんの絵をまとめて見るのに適しています。

※サンプル画像は全部第1巻のものを使用しました。すみません。

第2巻 武井武雄・初山滋・岡本帰一 第3巻 黒崎義介・林義雄・鈴木寿雄
第5巻 加藤まさを・須藤しげる・渡辺文子 第6巻 高畠華宵・蕗谷虹児・中原淳一
第7巻 いわさきちひろ・味戸ケイコ・茂田井武 第8巻 瀬川康男・田島征三・丸木俊
第9巻 赤羽末吉・梶山俊夫・儀間比呂志 第10巻 長新太・和田誠・上野紀子
第11巻 滝平二郎・谷内六郎・藤城清治 第13巻 安野光雅・太田大八・堀内誠一
● 著作や、カバー絵
ファンタジー童話傑作選1 講談社文庫(佐藤さとる編/講談社)

瀬川康男のカバー。本文挿絵は村上勉。収録作もじつに素晴らしいです。芥川の「魔術」アリ、松谷みよ子の「きつねとたんぽぽ」アリ。

ブレーメンの音楽師 グリム童話集3 新潮文庫
(グリム 植田敏郎訳/角川書店)

39編収録。カバーが藤城清治。挿絵はナシ
※新刊でも流通中

馬車できた十二人のお客 アンデルセン童話集3 角川文庫
(アンデルセン 山室静訳/角川書店)

12編収録。カバーも挿絵も藤城清治。挿絵はモノクロ。

雪の女王 アンデルセン童話集2 角川文庫
(アンデルセン 山室静訳/角川書店)

10編収録。カバーも挿絵も藤城清治。挿絵はモノクロ。

 
おはなしアンデルセン(岩崎ちひろ(いわさきちひろ)絵/童心社)

美しいです。イーダちゃんの花、王さまのあたらしいきもの、おやゆびひめ、みにくいあひるの子、ぶたかい王子、あるおかあさんのものがたり、ナイチンゲール、雪の女王、を収録。表紙と扉以外は白黒ですが、どうせ読むならこの挿絵で読みたいもんです。

トットのピクチャー・ブック 新潮文庫(黒柳徹子 武井武雄絵/新潮社)

以前、ウチのメルマガでも御紹介した、武井武雄の挿絵が素晴らしい、黒柳さんのエッセイ集。どこにでもあるけど、とにかく今は絶版。買っておきたい1冊です。

お噺の卵 武井武雄童話集 講談社文庫(武井武雄/講談社)

この良さを言葉で伝えるのは不可能?
武井武雄の自作童話にもちろん、自作挿絵。価値ある文庫。
→卵つながり

 

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