あんまり思いつかなくて断念していたのですが、やっと2、3見つかったので。
関連項目→スポーツ→野球つながり、→バレリーナつながり▼さぁどうする?
『ウィンブルドン 新潮文庫』
(ラッセル・ブラッドン/新潮社)
巷の評判がすごーく高い割には版元品切れになって久しい、噂のドキドキテニスサスペンス。テニスも好き、サスペンスも好き、かっこいい男も好き、若い男ならなおヨシと言う方に絶対オススメ。
ウィンブルドン大会最終日、とある事情で試合を長引かせなくてはならなくなる。しかも、そのことを知っているのは片方のプレーヤーだけ。しかも二人は親友であると。さあさあさあ、どうする?
▼のほほーん。くすっ。
『宇宙のウィンブルドン 集英社文庫』
(川上健一/集英社)
宇宙と言っても、SFではないです。
主人公の名前が杉本宇宙なんです。
彼は高校生で、サーブ以外は何もできません。
でもサーブは世界レベル。
彼はサーブだけでウィンブルドンに出場?!
ライバルの名前がマッソ・ニランデル、ジミー・コナクソーズ、
イワン・イチドル、ジョン・マッケンゾー。という次第ですので、
「ヘンッ、なんだい、そんなもん」と思われる向きにはおすすめできませんが、
「のほほん大歓迎」というテニス好きにはよろしいかと。
世の中には、人柄で書かれた小説というものがあると思うんです。
のほほーんとしたユーモア小説って、上手だから書けるものではなく、
そういう人柄がないと書けないんじゃないかなぁと。
そういう意味で、こういう小説には感心します。
▼ザ王道オブ王道。
『エースをねらえ 全18巻 マーガレット・コミックス』
(山本鈴美香/集英社)※難有、注意!
揃って入荷したので、検品しながら、ニヤニヤしました。
ひろみ。お蝶夫人。宗方コーチ。
─あなたの一面はかわいいけれど、一面は憎い。それがあたくしの不幸よ。
お蝶夫人、あなたなにものですか? 何歳ですか?
どちらかと言うと、ひろみよりお蝶夫人の話し方がうつっちゃうな〜。
惚れそうです。と言うか、心酔しそう。ひろみの気持ちが分かるよ。
でも、生粋の先生好きのワタクシとしては、どうしても宗方コーチがラブ。
どんなに変な髪形でも宗方コーチ。そんな自分にあきれてしまいます。
→先生つながり
この時代のスポーツものの典型ではございますが、
ワタクシの大好きな『SWAN(白鳥)』(有吉京子)と共通点多数。
・ひろみ=真澄
・お蝶夫人=京極小夜子
・宗方コーチ=セルゲイエフ先生
・外国人ライバル
・ジュニア日本選抜
・世界の壁
そしてこれは今でもいろんなマンガに引き継がれているのでありました。
いつか研究してみたいもんです。
▼雨上がりのテニスコート。
『テニスコートの謎 創元推理文庫』
(ディクスン・カー 厚木淳訳/東京創元社)
雨上がりのテニスコートには、被害者と発見者の足跡しか残っていなかった。
発見者のブレンダは、その不利な事実を隠し通そうとするのだが…。
犯罪捜査の天才・フェル博士の推理。
他に…「テニスボーイの憂鬱」(村上龍)、「テニスの王子様」
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