▼ゴーチエという人。 ○ おもに1800年代の前半、美々しい幻想小説を発表しました。幻想小説の定義はともかく、まー、早い時期に幻想小説を書いた人と言ってもいいのではないでしょうか。書いたらたまたま幻想的だった、というんじゃなくて、明確な意図と嗜好をもって書いた人だと思います。
○ その作品は、すんごく盛り上がるとか、すんごく神業とか、芸術品とか、そういうことはありません(ごめん)。ただ著者の妄想と、それにかける熱情が魅力的です。
○ 現代教養文庫の3冊はマイナー文庫という意味でも揃えて持っていたいので、特集してみました。
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