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● ミニ特集 雑誌IS ●
▼良いなぁ〜。

80ページ前後の薄い雑誌です。
毎号テーマが凝ってて、執筆者もツウな感じ。テーマの切り口、広がりが面白いです。
なのに、ずーっと見過ごしていました──
って、メルマガ71号で紹介いたしました。

ぽっちりですが入荷したので、特集しました。

is(イズ) No.48 1990年 季刊PANORAMIC MAGAZINE 特集:ペット感覚(ポーラ文化研究所)

【見どころ】
・ 隠岐由紀子「象徴と属性─描かれた人と動物」
・ 伴田良輔「ペトフィリアの悶絶」
・ 塚本学「江戸時代人の動物ペット」
他。

is(イズ) No.56 1992年 季刊PANORAMIC MAGAZINE 特集:人形愛(ポーラ文化研究所)

【見どころ】
・ 谷川渥「逆ピュグマリオニズム」
・ 高山宏「カタン・ドール、「アジュール」の目」
・ 永瀬唯「欲望のオートマトン」
・ 小谷真理「ドール・ドール・ドール」
他。

表紙はナスターシャ・キンスキー。

is(イズ) No.49 1990年 季刊PANORAMIC MAGAZINE 特集:無人(ポーラ文化研究所)

【見どころ】
・ 
大原まり子「都市の底に横たわる骨」
・ 谷川渥「無人の図像学」
他。

メルマガにて。

is(イズ) No.42 1988年 季刊PANORAMIC MAGAZINE 特集:物語伝説(ポーラ文化研究所)
当店価格¥700(送料無料)

表紙に点々シミ、薄汚目立つ(表紙の状態悪)

【見どころ】
・ 中野美代子「閑話休題のあとさき」
・ 亀井俊介「トール・テール」
他。

「閑話休題のあとさき」は、「中国における物語のシークエンス」ということ。閑話休題が、永久機関のモーターだと言ってます。面白いです。

is(イズ) No.45 1989年 季刊PANORAMIC MAGAZINE 特集:空中遊戯(ポーラ文化研究所)
当店価格¥800(送料無料)

【見どころ】
・ 
種村季弘「とぶ男・寝ている男」
・ 堀切直人「ヘルメスは自転車に乗って」
・ 松山巖「塔と文学」
他。

テーマが心のど真ん中です。文句無し。

is(イズ) No.46 1989年 季刊PANORAMIC MAGAZINE 特集:あやうい文体(ポーラ文化研究所)

【見どころ】
・ 山田登世子「市場のスタイル」
・ 池内紀「くどきのスタイル」
・ 柳父章「翻訳の文体」
他。

柳父章「翻訳の文体」が特に興味深かったです。いつでも気になるテーマ。

is(イズ) No.47 1990年 季刊PANORAMIC MAGAZINE 特集:少年・少女(ポーラ文化研究所)

【見どころ】
・ 鈴木晶「子どもの終焉」
・ 伊藤俊治一「少年・少女の視覚」
他。

多くは語らずとも良いかと。とにかく、使われている図版が楽しい特集でした。

is(イズ) No.50 1990年 季刊PANORAMIC MAGAZINE 特集:編集プロダクト(ポーラ文化研究所)
当店価格¥800(送料無料)

【見どころ】
・ 柳瀬尚紀「世界は、暗号によって編集された愉楽本だ」
・ 高山宏「ホモ・エーデンスの冒険」
・ 田中優子「編集人・蔦屋重三郎の天才編集もろもろ」
他。

曖昧なテーマだけど、それだけに、どの執筆者も切り口が絶妙。

is(イズ) No.52 1991年 季刊PANORAMIC MAGAZINE 特集:浪費(ポーラ文化研究所)
当店価格¥800(送料無料)

【見どころ】
・ 
須永朝彦「鬱たる奢り」
・ 永瀬唯「バロックな浪費とパンクな浪費」
・ 三宅明子「商品における媚態と欲望」
他。

須永朝彦「鬱たる奢り」の副題は、「感覚の豪奢を誇り綺羅を尽す文体についての覚書」。なるほどなー。

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