迷子になったらまずHOMEへ

■石つながり
なんでもないものなのに、けっこうよく登場するアイテムですよね。

▼大人気シリーズ幕開け。

「ハリー・ポッターと賢者の石」
(J・K・ローリング/静山社)

言わずと知れた大人気シリーズ第1作。
おもしろいですよね〜。
ふーんだ、ベストセラーなんて。
と斜に構えていたワタクシも、映画を見た後は書店に走りました。
魅力的な登場人物、うらやましい魔法の数々。
私もあのマント着たい。ホグワーツに入学したい。
そして賢者の石を守りたいぞ!
→入学したい→入会したいつながり

▼ちょっと変わったレンデル。

「ハートストーン」
(ルース・レンデル/福武書店)

出版社のせいもあって、広く行き渡っていない異色作。
割りと短め(全154P)。少女の一人称で書かれた心理小説。
好き嫌いはありそうな作品です。
昔、メルマガで紹介しました。
「読み出したら最後まで読んでしまうのは確かですが、
死ぬほど面白いか、と聞かれると戸惑ってしまう。」って。
あくまでもミステリではなく、よくできたゴシック心理小説なのです。
庭にハート型(心臓型)の石(ハートストーン)が敷いてあるお屋敷で…。
あんまり(て言うか全然)石は関係ないんですが。

▼ニャハ。

「つぎの岩につづく ハヤカワ文庫SF」
(R・A・ラファティ/早川書房)

これもじつは昔、メルマガで紹介したんですよね。
但し、あの時は「売れちゃった本」のコーナーで。
奇妙な絵文字が書かれた石が出土。絵文字はいつも「つづく」で終わっている。
果たして、最後の石が見つかった時、何が起こるのか?
ご注文を受けてから、あらすじを読んで興味津々。
後ろ髪引かれつつ、発送。
今回再入荷して、胸のつかえが下りました。
SF界のホラ吹きおじさんの短篇集。

▼SFな指輪?

「ゼロ・ストーン ハヤカワ文庫SF」
(アンドレ・ノートン/早川書房)

主人公の青年が父親に見せられた大きな指輪には、
くすんだ石がついていた。宇宙を漂っていた死体がはめていた指輪だという。
青年は何か心惹かれて…それが指輪をめぐる戦いに巻き込まれる始まりです。
宇宙版指輪物語?なんちゃって。