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■かっこいい男ランキング その1
一度やってみたかったのです。<その5>くらいまではできそうですが、少女マンガばっかりになりそうで自粛しています。
今回、泥棒さんが多くて、笑っちゃいました。

▼憧れの人。

「813―ルパン傑作集1 新潮文庫」
(モーリス・ルブラン 堀口大学訳/新潮社)

ずーっと憧れの人です。子供の頃、読み耽りました。私の憧れは断然、ホームズよりルパンで、英米よりフランスだったのです。
怪盗紳士ルパンがフランス語で話すのがとにかくかっこよくて、その時に、フランス語=ステキという刷り込みがなされたようです。私が仏文を専攻したのは、5割方ルパンのせいだと思う(笑)。もちろん『813』だけでなく、シリーズ全部、かっこいいです。3世も好きだけど、やっぱ初代から。最近、発達した技術で名作のリメイクが流行りのハリウッドに、ルパンやりませんか?と、言いたいです。

こちら(←)は、有名ミステリ作家・ボワロー=ナルスジャックが覆面作家として発表した<新ルパン冒険シリーズ1、2、3>です。子供の頃、区別せずに読んだ記憶があるんだけど、気のせいかな? カバーがよろしいですね。(売り切れました
→泥棒つながり

▼レスター・リース氏。

「レスター・リースの冒険 ハヤカワ・ミステリ文庫」
(E・S・ガードナー 乾信一郎訳
/早川書房)

ガードナーさんって、弁護士ペリイ・メイスンシリーズ以外にもシリーズがあったんですね。
レスター・リース氏は見た目は青年紳士。かっこいいです。テレビでやって! イケメンで! 絶対見るから! ハリウッド映画でもよくってよ。
リース氏は、新聞の切り抜きで推理。紛失したり隠されたりした盗品を手に入れちゃう義賊です。かっこいい安楽椅子泥棒? そんなリース氏の中短編集。従僕としてリース氏に仕えている警察のスパイとのやり取りも楽しいのです。
『レスター・リースの新冒険』も出ているようですので、要チェック。新冒険はウチの在庫にはありません。
→泥棒つながり

▼ニック・ヴェルヴェット。

『怪盗ニック登場 ハヤカワ文庫HM』
(エドワード・D・ホック 木村二郎他訳/早川書房)

ニックは『価値のないもの』しか盗みません。先日お見かけしたニックは、紅茶の<使用済みティーバッグ>を盗んでおいででした。ニック…。

長らく、古本でしか手に入らない状態でしたが、2003年からニックシリーズが順次ハヤカワ文庫で刊行されています。これが1冊目。収録作は、斑の虎、真鍮の文字、大リーグ盗難事件、カレンダー盗難事件、青い回転木馬、恐竜の尾、陪審員を盗め、皮張りの棺、からっぽの部屋、くもったフィルム、カッコウ時計、将軍の機密文書。
著者は凄腕短編作家として名高いホックさん。これは読まねばならないでしょう。
→泥棒つながり

▼ヴァンパイア・レスタト。

「夜明けのヴァンパイア ハヤカワ文庫」(アン・ライス/早川書房)

全世界的に、オナゴの考えというのは同じなんだなぁとしみじみした吸血鬼モノです。
かっこいいんですよ、ヴァンパイアが。
ヴァンパイアって、一見クラシカルな紳士風で不死者で、昔から私のヒーローですが、なかなか美男の吸血鬼がいない。
中井英夫さんとか、須永朝彦さんとかの著作に散見するくらいでしょうか。美男の吸血鬼が出てくる大長編、それは私の心の理想でしたので、アン・ライスが出てきたときは大喜び。
この『夜明けのヴァンパイア』は、ルイ視点で描かれており、レスタトがよく分からない人になっていますが、このシリーズの次作を読むとレスタトの人物像がハッキリします。
→ドラキュラつながり

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■あの人のこんな趣味ランキング
へぇ〜、あの作家さん、こんな趣味があるんだ〜。ちょっと意外な趣味、特技。

▼有名ですか?

「ミステリー食事学 現代教養文庫」(日影丈吉/社会思想社)

特技とか趣味とか、そんなレベルじゃないらしいですね。もう一つの顔らしいです。「著名な料理人を育ててきた
フランス料理の大家」なのだそうです。はぁ〜。そうなんだ〜。
そんな日影さんが、ミステリと料理、及び料理にまつわるちょっとしたミステリ的薀蓄について縦横無尽に語っておいでです。どちらかと言うと、ミステリの方がどっか行っちゃいがち(笑)。飽きないと申しますか、読む側の気をそらさない書きぶりが、さすがでございます。
あ、そうそう。有名古典ミステリだからと言って、いきなり予告なしにネタバレされることがあるので注意です(笑)。

▼橋本治のセーター。

「ブランドの花道」大原まり子 藤臣柊子/アスペクト)

橋本治さんは、編物がお得意です。この方も得意とかそういうレベルを遥かに越えているらしいです。残念ながら、彼の作品を堪能できる『男の編み物─橋本治の手トリ足トリ』は、ウチの在庫にございませんが、私、見たことがありますのよ。確かに、プロでした。

この書籍は、ブランド大好きな大原まり子さんが、ブランドにハマっておこる悲喜劇やブランド事情を教えてくれます。その中に、ミッソーニがらみでチラっと『男の編み物─橋本治の手トリ足トリ』の話が出てくるのです。「この1冊をもって、わたしは彼を尊敬している」って。スゴイって。「ちょっとでも編物をかじった人なら、ゲッとのけぞったまま思考停止におちいるような作品が、これでもかこれでもか、と掲載されている。やっぱり天才はちがうわ」と、感嘆しておいでです。
→お買い物つながり

▼江國滋の手品。

『わん・つう・すりー―アメリカ阿呆旅行 文春文庫』(江國滋/文藝春秋)

手品がお得意な作家さんは結構いらっしゃいますよね。えーと、泡坂妻夫さんなんかは「マジシャンでもあった」と紹介していいんですよね。でも私にとって一番意外だったのは、江國さんでした。
カードマジックの鬼才ですってよ、江國さん。そうであったか。そんな江國さんが奇術の殿堂に招待される。それは世界の名人が一堂に会す夢の饗宴。江國さんは英語の特訓開始。そんな成り行きや、手品エピソードも楽しいけれど、とにかくずーっとつきまとう英語の苦労話には、深いシンパシーを感じました。てゆーか、殆ど英語の話です。マジック紀行という名の実情はインテリが英語で苦労する話。イシシシと、意地悪く笑ったりして。
→魔術師つながり?
→ミニ特集・どんな旅に出る?

▼ゲームにハマる人たち。

「ゲームマシンはデイジーデイジーの歌をうたうか」
小野不由美/ソフトバンク)

小野不由美著。水玉螢之丞画。
十二国記の著者小野不由美さんが、ゲームについて熱く書きたおしています。雑誌スーパーファミコンの連載をまとめて出版。
喫茶店などで「○○の××はどこにあるのか?」などという話題が聞こえてくると、教えたくて仕方がないけど我慢するとか、格闘ゲームで初心者がめちゃくちゃに連打するうちにコマンドが入って、上級者でもタコなぐりにされちゃうことがあるから注意だとか…。ゲームをする人ならきっと、うんうんそうそうと、うなづいて笑っちゃいます。96年発行なので、今はもう懐かしいゲームについてのエッセイ。

ゲームといえば、坂田靖子さん(「ダンジョン狂騒曲」、在庫ナシ)や谷山浩子さんもゲーム記とでも言うべき御本を出していますな。

←「それゆけ!マル廃ゲーマーズ」(谷山浩子/角川書店)※難有り、注意。

谷山浩子さんがRPGから将棋、常識クイズ、とにかくゲームについて語っています。月刊カドカワの連載を単行本化。
→谷山浩子の著作在庫を検索する

▼その他

「庭仕事の愉しみ」(ヘルマン・ヘッセ)

ヘッセの庭仕事は、あんまし意外じゃなかったですね(笑)。
いかにも納得、そんな趣味でございましょう。
自筆の水彩画も収録されていて、それが巧いことの方が意外です。

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■変な探偵ランキング
こんな探偵さんもいます。日本の火曜サスペンスや月曜ミステリー劇場と同じで、かなり奇抜な探偵さんがいっぱいです。
みんなそんな話が好きらしく、息の長いロングセラーも多いようです。現在流通中のものは表示してみましたが、その点ご注意ください。

▼イルカ探偵。

「それゆけイルカ探偵! ハヤカワミステリ文庫」
(ウィリアム・C・アンダースン 山本俊子訳/早川書房)

以前、メルマガの「とんでもあらすじ」で御紹介しました。
イルカが探偵役。
他にも猫や犬、すずめや
シマウマなど、動物探偵はいろいろおられますが、カバーとあらすじで一番脱力した1冊。
関連して?
→クジラつながり

▼ズボン探偵。

「名探偵シャーロック・ホームズボン―ぬすまれたダイヤのゆくえ PHP創作シリーズ」
(三田村信行:著 黒岩章人:絵/PHP)

にゃはは。ホームズ先生の愛用していたズボンが探偵です。相棒はワット君。さすがに三田村信行さんです。
→ホームズつながり
→ズボンつながり

▼少年検事補。

『ワインレッド殺人事件 少年検事白鳥暁シリーズ5 秋元文庫』
(若桜木虔/秋元書房)

火サスでやってくんないかなぁ〜(笑)。楽しそうでしょ? 白鳥暁君は天才で飛び級して検事補です。15歳です。ドラマで見たいなぁ〜。
因みにタイトルは色シリーズになっていることに、2冊以上在庫して初めて気付きました。(1)コバルトブルー誘拐事件、(2)ダークブラウン強奪事件、
3)グリーン予告殺人事件、4)スカイブルー失踪事件、(5)ワインレッド殺人事件なんです。まだまだ続いているのかは不明。

▼妄想探偵。

「俺はレッド・ダイアモンド ハヤカワ・ミステリ文庫」
(マーク・ショア 木村二郎訳/早川書房)

主人公は中年のタクシー運転手。妻は美人だけど、口うるさく指図する。仕事にも家庭にもほとほと疲れた! そんな彼の楽しみはパルプ雑誌の収集だけ(パルプ・フィクションってヤツかな?)。中でもレッド・ダイアモンドは彼のヒーローだったのに、妻が売払ってしまう。OH!ノーッ。この気持ちは愛書家としてすごーくよく分かっちゃうんだけど、問題はその後。

キレちゃった彼は、自分がタフガイ探偵レッド・ダイアモンドとなって悪党と戦い、美女を救うため夜の街に立つ!んですってよ。まったく男ってヤツは、かわいいです。
「現実と妄想のはざまに生きる新ヒーロー登場(あらすじより)」。
→蔵書家つながり
→ミニ特集・男ってヤツは
※流通中

▼老人探偵。

「オールド・ディック ハヤカワミステリ文庫」
(L・A・モース 石田善彦訳)

高齢化社会ですもんね。そんなことも増えてきそうです。
─「ちょっと走れば息切れして死神の顔が見えてくるし、十五年も仕事にはごぶさた──こんな老いぼれ探偵ジェイクになぜか仕事が舞い込んだ。…中略…史上最年長の私立探偵ジェイク・スパナー登場!……(あらすじより引用)」 。フフッ。でも1982年アメリカ探偵作家クラブ最優秀ペイパーバック賞受賞作です。
→老人つながり
※流通中

▼富豪刑事。

「富豪刑事」(筒井康隆/新潮社)

ハッハッハ。トンデモあらすじですよね。帯も金色です。「足で事件を解決するのはもう時代遅れ。翔んでる刑事は金で解決する!(帯より)」だそうです。筒井さん…素敵です。
富豪刑事は男です。先頃やってたフカキョンのドラマはまったく別物でしたが、フカキョンを見ているのが楽しかったです。
→ミニ特集・お金持ち大集合
※流通中

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