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● 新入荷本1行紹介 新入荷本の中から、極私的特選本たち 2011/9/1〜 ●
▼どんな旅に出る?

幻想紀行―地図を歩く塚本邦雄/毎日新聞社)

隅から隅まで美文。と、私は思います。どうですか?
地図を見ながら想像と博覧強記で描かれる紀行文もあれば、実際に歩いた紀行文もあるのですが、読者にとっては、どちらも同じテンションの幻想的紀行文です。そのことに驚きます。
→ミニ特集・どんな旅に出る?

▼どんな旅に出る?

幻想旅行記―グランド・ガラバーニューの旅 ユリイカ叢書(アンリ・ミショー 小海永二訳/青土社)

旅行記の体裁で描かれる架空の国の架空の種族。そのおかしな風俗。
→ミニ特集・どんな旅に出る?

▼そやね。

新しい小説のために ※書き込み有(アラン・ロブ=グリエ 平岡篤頼訳/新潮社)

もう古いのかな。古くないのかな。というのは、現代人のけっこう正しい感想ではないですか。
プルヌーヴォーロマン。と言われると、避けては通れぬ感じです。テケトーな紹介でゴメン、アホやもんと思う。

▼好きな方に。

モンパルナス動物誌―バルザックの「風流滑稽譚」に敬意を表して(江原順/ノーベル書房)

美術評論家・江原順のエッセイ集。「パリ直行便 書き下ろし長篇エッセイ!」と、帯にあります。
歯に衣着せぬ芸術批評と美術界裏話、そしてフランスとフランス人の話です。

▼文庫も出てます。

ヨオロツパの世紀末(吉田健一/筑摩書房)

人生に疲れてきた今日この頃。それが言い過ぎなら、暑さで疲弊してだらけ気分の今日この頃。でも、吉田健一ステキーと思う心は変わりません。吉田健一なら、なんでもいいのよ。

▼お。

初山滋の世界―コドモノクニの頃(初山滋 初山斗作/すばる書房)

初山滋の図版と、武井武雄、奈街三郎、まつやまふみお、上笙一郎、堀尾青史、初山斗作による初山滋論や思い出を綴った文章を収録。略年譜もアリ。
全158p。図版は多めで楽しいのですが、カラーページは約16p分。もうちょっとカラーが多いともっと嬉しいかな。

▼わーい。

定本尾崎翠全集 上・下巻尾崎翠 稲垣真美編/筑摩書房)

いろいろ集成が出ていますが、これはこれで持っていたい筑摩書房の定本 上下巻。
うーん、いろんな文庫は普段用、これは秘蔵用で。

▼あってもいい。

完全犯罪(小栗虫太郎/桃源社)

いろんな文庫がありますが、書棚に入っていてもいい、桃源社の単行本初版。

▼コレクターとして。

「もの」の詩学―ルイ十四世からヒトラーまで 岩波現代選書(多木浩二/岩波書店)

捨て置けない興味深いタイトルの教養書です。そう思った人は多いらしく、文庫でも重版しています。「もの」をコレクションする意識や「もの」にこだわる意識、今では当たり前に感じられる意識に光を当ててるとこが面白いです。

▼レアー。

萬華鏡 安宅夏夫・藤本蒼詩画集(安宅夏夫、藤本蒼/沖積舎)

※文庫サイズ 昭53年初版 カバー 約25ページの薄い本。
藤本蒼さんは…筒井康隆さんの童話カバーが有名でしょうか。怖い御本の装丁でよく見る藤本蒼さんと詩人安宅夏夫さんの詩画集。

▼なるほどね。

1&2色 デザインコレクション1(ピエ・ブックス)

1、2色でできた、世界のデザイン傑作集。「目をひく意外な色の組み合わせ」「色数を抑えることによってさらに印象的となるタイポグラフィー」(カバーより)ですって。なるほど〜と、この本を編集した人、コンセプトを考えた人にまず感心します。
大型。絵本サイズ。

▼定期購読希望します。

サンリオ 創刊号(サンリオ)

1977年 72p 全体に少々痛ミ。

これもちょっとした特集に関わる意外なビッグネームが見ていて楽しい1冊。
立原えりか「ピーター・パンと空を飛んでみよう」(イラスト:まきむらけいこ)、やなせたかし「小さなボオ氏」、上野紀子先生が作ったメルヘンの国のショルダーバッグ。等々。定期購読したい。

▼へぇ〜。

モード屋の目(中村乃武夫/文化出版局)

ファッションデザインの裏話や、コツ、肝について書くエッセイ集。
デザイナーの視点は時々面白い。

▼トマトつながりを作るなら。

トマト通信(大橋歩/講談社)

トマトつながりを作るなら、いの一番に入れる作品です。エッセイ集。
トマトジュース、2杯めのトマトジュース、絵本トマトジュースなど、大橋歩さんのトマト本を見付けると、カバーを外して本体のデザインを楽しみます。

▼そろそろ。

世界SFパロディ傑作選 講談社文庫(風見潤・安田均編/講談社)

スーパーマンやレンズマンも出てくるSFのパロディ傑作集。
そろそろ、講談社の黒い背文庫アンソロジーのミニ特集をできるかな。

▼SFジュブナイル。

謎の冷凍人間 SFジュブナイル 角川文庫(アンガス・マクヴィカー/角川書店)

昔からコレクションしていますが、今ではもうなかなか集まりません。カバーも大好きな、SFジュブナイル。
→ミニ特集・角川文庫SFジュブナイル

▼持っておくべき。

探偵小説の世紀 上・下 創元推理文庫(G・K・チェスタトン 宇野利泰訳/東京創元社)

とにかく上下で揃えたいチェスタトンの選ぶ、傑作中短編探偵小説集。
いつも下巻が稀少傾向。

▼レ・ファニュさん。

ゴールデン・フライヤーズ奇談 福武文庫(レ・ファニュ 室谷洋三訳/福武書店)

吸血鬼カーミラで有名なレ・ファニュの怪談集。

▼そそる。

ホーニヒベルガー博士の秘密 福武文庫(ミルチャ・エリアーデ 直野敦、住谷春也訳/福武書店)

博士の秘密モノは(なんやそれ)、だいたいそそりますよね。
そろそろ福武文庫のミニ特集ができるかも。

シニョール・ジョヴァンニ 創元推理文庫(ドミニク・フェルナンデス 田部武光訳/東京創元社)

平行植物 ちくま文庫(レオ・レオーニ 宮本淳訳/筑摩書房)

乱歩の選んだベスト・ホラー ちくま文(森英俊、野村宏平/筑摩書房)

ホフマン短篇集 岩波文庫(ホフマン 池内紀訳/岩波書店)

くるみ割り人形とねずみの王様 種村季弘コレクション 河出文庫(E・T・A・ホフマン 種村季弘訳/河出書房新社)

M・R・ジェイムズ怪談全集1 創元推理文庫(M・R・ジェイムズ 紀田順一郎/東京創元社)

M・R・ジェイムズ怪談全集2 創元推理文庫(M・R・ジェイムズ 紀田順一郎/東京創元社)

エレホン―山脈を越えて 岩波文庫(サミュエル・バトラ 山本政喜訳/岩波書店)

▼メンバーが。

日本ミステリーベスト集成1 戦前篇 徳間文庫(中島河太郎編/徳間書店)

1も2もメンバーが意外に良くて注目。

 

黄金虫 創元推理文庫(リチャード・マーシュ 榊優子訳/東京創元社)

死者の誘い 創元推理文(ウォルター・デ・ラ・メア 田中西二郎訳/東京創元社)

生のさなかにも 創元推理文(アンブローズ・ビアス 中村能三訳/東京創元社)

夜の声 創元推理文庫(W・H・ホジスン 井辻朱美訳/東京創元社)

   

奇クラブ 創元推理文庫( アーサー・マッケン 平井呈一訳/東京創元社)

奇商クラブ 創元推理文庫(G・K・チェスタトン 中村保男訳/福武書店)