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● 新入荷本1行紹介 新入荷本の中から、極私的特選本たち 2007/1/13〜 ●
▼初めて見た!

ゆらぎの森のシエラ ソノラマ文庫SF(菅浩江/朝日ソノラマ)

最近、わたくしの周辺で評価高騰中の菅浩江さんの初期の長編。初めて目にすることができ、嬉しい1冊。SFファンタジー。あらすじを見る限り、古典的ファンタジーと思われますが、さてどうでしょう?
「辺境の地・キヌーヌの森深くにひとりの少女がいた。少女は口がきけず、ゴミや虫を平気で食べる下手物喰いのみなし子で、村人に厭われ、森小屋にひとりで暮らしていたのである(あらすじより)」

▼この持ち味。

雨の檻 ハヤカワ文庫JA(菅浩江/早川書房)

これも初期の短篇集。
古本でもやや稀少傾向でしたが、最近そうでもないようです。よきかなよきかな。
この頃、すでに大変抒情的な持ち味がはっきりと現れています。
表題作の他、「そばかすのフィギュア」「ブルー・フライト」「カーマイン・レッド」などを収録。
→雨つながり
→菅浩江と言えば

▼読んでおきたい。

ダイナマイト円舞曲 集英社文庫(小泉喜美子/集英社)

謳い文句が「ファンタスティック・ミステリー」でございますよ。地中海の小国。パリ留学時代の親友・クレマンティーヌ王妃の招きで訪れた”わたし”。「華麗な宮廷を舞台に展開する夢と冒険のファンタスティック・ミステリー」。イェー!
→小泉喜美子の著作在庫を検索する

▼集めよう。

怪奇探偵小説集2 双葉文庫(鮎川哲也編/双葉社)

相当侮れない収録作品です。水谷準『恋人を食べる話』、渡辺啓助『壁の中の男』、蘭郁二郎『魔像』など。
1〜3まであるようです。揃えたくなりました。
※現在流通中のハルキ文庫版とは収録作品が少し違っていて驚きました。御注意!…ハルキ文庫のほうがイイかもしれません(笑)。御確認ください。

▼愛蔵したい。

赤毛のアンのバースディ・ブック(田村セツコ:イラスト 和田悟:写真/求龍堂)

バースデーブック、つまり、誕生日を記録しておける帳面のことです。何月何日の欄に誰々ちゃんと書いておく。
過去の在庫では洋書のプーさんが一番可愛かった。今はこれがピカイチです。イラストが書下ろしなのかどうかは分かりません。欲を言えば、もっとイラストの数が多いといいんだけどなー。
→365日楽しめる本ランキング

▼ずっと気になってた。

ドコカの国にようこそ!(大海赫:文と絵/ブッキング)

大変な評判で、でも絶版。いつか読みたいと思っていました。本書は先頃、ブッキングで復刊したものです。
確かに面白いです。最初からぐいぐい惹き込まれました。おねしょで悩むフトシ君が、或る朝、サラバさんの夢を見て起きるとおねしょをしていない!やったー! テーブルの上にはサラバさんからの手紙が! フトシ君はドコカの国へ行くために、手紙の奇妙な指令に従います。そして?
絵もとってもいいです。
→手紙つながり

▼集めたい。

てんぐのめんの宇宙人 あたらしいSF童話13(白木茂:作 馬場のぼる:絵/岩崎書店

めちゃくちゃ稀少とかソソルとかではないのですが(ないんか)、そろそろ集めたいシリーズです。文字通りSF童話。全部日本の作家です。他に福島正実や豊田有恒、光瀬龍の作品もシリーズに入っています。

▼集めたい。

宇宙人スサノオ あたらしいSF童話14(内田庶:作 金森達:絵/岩崎書店)

左に同じく、集めたいシリーズです。
こちらは絵が金森達で個人的に注目。いいね、楽しそうで。
→金森達と言えば

▼おや。

小春びより 全4巻 花とゆめコミックス ※送料無料(神坂智子/白泉社)

なかなか全巻見たことがなく、全1巻だと信じていました。だって1巻には小春びよりとだけ書いてあるし。小春びより1じゃないんですのよ。へー。4まであったのかー。
小春ちゃんと華族の若様のラブラブストーリー(笑)。ほのぼのしてます。

▼シリーズなのね。

ねこ、ねこ、ねこ! ※送料無料(吉行理恵:詩 西川治:写真/サンリオ)

吉行理恵さんの猫詩集。63ページ。
この詩集は珍しいと思います。ギフトブックライブラリーと書かれていて、その好評既刊の中には、東君平さんの「
魔法使いのおともだち」(→)が入っていて驚きました。詩集のシリーズなのね? サンリオのギフトブックとはサイズ違いで展開したのでしょうか。興味を引かれました。
→猫つながり

▼ファンの方に。

魔法使いのおともだち ※1975年初版(東君平/サンリオ)

63ページの薄い詩集。でもちゃんと東君平味。東君平動物詩集。
「めがねざるのこと
電話で三度ほど話したけど とても地味な感じのする子」「しあわせになってほしい ああいった子は」(本文より)
ファンの方に持っていていただきたいです。
※新版(?)が流通中のようです。

▼一見の価値。

99粒のなみだ あなたの詩集1 フォアレディースForLadies30(寺山修司編 伊東杏里有 宇野亜喜良:表紙・挿画/新書館)

読者たちの詩を集めているシリーズです。寺山修司編。
色つきの紙のページは伊東杏里。宇野亜喜良の挿絵がうれしい!

 
▼うーん。

ジェゼベルの死 ハヤカワ・ミステリ文庫(クリスチアナ・ブランド/早川書房)

なぜか現在絶版、稀少傾向のようです。
「結末のどんでん返しの連続はまさに本格推理の圧巻(あらすじより)」と書かれています。まぁ、そうねぇ。理詰めで少しドラマチック、クリスティ的でしょうか。
名前は聞くけど未読で気になって仕方ない!という方に。

▼サルの手に注目。

手づくりの絵本1 ぬいぐるみ動物(雄鶏社)

ぬいぐるみの作り方の本。表紙のさるはちょっと難しいほうかな。て、て、手がかわいい! もっと簡単そうな「やさしい動物たち」のコーナーの「とり」が私のお気に入り。鳥の種類は不明(笑)。
「青いたて髪の馬」もステキです。
→人形つながり
→サルつながり

▼良い御本。

子供にしてあげたお話してあげなかったお話 ※送料無料(岸田今日子 味戸ケイコ:装丁挿画/大和書房)

※1976年第3刷です カバー 17×13.5センチ

同タイトルで復刊して流通中のようです。装丁も同じなのかどうかは分かりません。
装丁の雰囲気も内容も、とても良い御本。モノクロの挿絵があります。それも味戸ケイコさん。