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● 新入荷本1行紹介 新入荷本の中から、極私的特選本たち 2003/11 ●
▼ジャケ買いもアリ。

七つの人形の恋物語 角川文庫
(ポール・ギャリコ 矢川澄子訳/角川書店)

カバー絵は、金子國義。ウフ。訳者は矢川澄子。エヘ。初版。オホ。
『七つの人形の恋物語』と『白雁(スノーグース)』を収録。
→人形つながり

▼メルヘン。

銀色の白鳥たち ある物語作家の告白 ハヤカワ文庫NV
(ポール・ギャリコ 古沢安二郎訳/早川書房)

全11篇。「おとなのメルヘンの第一人者が贈る珠玉短篇の数々。(あらすじより)」
全編、冒頭に作者による、<誕生秘話>付き。

▼ハーレムもの?

妖霊ハーリド ハヤカワ文庫FT(F・マリオン・クロフォード/早川書房)

「アダルト・ファンタジーの名品(あらすじより)」だそうです。人間として地上に堕とされた妖霊ハーリドが元に戻るには、天下一の美女ジフワー姫に愛されなければならないのです。フフッ。一人の女の愛を得ることは、かくも大変。

▼リリカル。

最後のユニコーン ハヤカワ文庫FT
(ピーター・S・ビーグル 鏡明訳/早川書房)

これも傑作と誉れの高い、噂のファンタジー。
ユニコーンが世界から消えたのはなぜか? この世で最後のユニコーンは仲間を探す旅に出ます。

▼気になる。

子供たちの時間 角川文庫
(レアド・ケイニーグ、ピーター・L・ディクスン/角川書店)

好きなだけテレビが見たい。邪魔な大人を消してしまえ。そんな子供たちの完全犯罪? ぞわーっ。ドキドキ。そんな思いをしたい方に。カバー絵もコワイです。

▼高級少女文芸誌。

アリスの国vol.1 高級少女文芸誌(河出書房新社)

いやぁ、メンバーがスゴイ。しかも高級少女文芸誌って銘打ってる、そのいかにもな体裁にノックアウト。vol.2の噂は聞かないけど、ぜひ出してほしいです。
→詳しくは(只今トップページ一押し)

▼絶倒篇もほしい。

エンサイクロペディア国の恋 ユーモア・スケッチ抱腹篇 ハヤカワ文庫HM
(ロバート・ベンチリー他 浅倉久志編訳/早川書房)

表題作も愉快だけど、『パリのアメリカ人』もいいです。クスス。アメリカ人もそういうコンプレックスがあるんだなぁ。ユーモア短篇25編を収録。絶倒篇『忘れられたバッハ』も出てるようです。

▼こんなのみーっけ。

留学生は吸血鬼 ケイブンシャ文庫コスモティーンズ
(新津きよみ/ケイ文社)

ミステリ作家、新津きよみさんの、むかーしの少女小説。一貫して、ソレらしく軽い筆致ですが、ホラー風、謎解きもあります。
→ドラキュラつながり

▼あつめたい。

ミステリー入門 異次元の花園 カイガイノベルス
(山村正夫編/東京創元社)

ミステリー入門シリーズの1冊。全部欲しいなぁ。当店在庫は今のところ、これのみ。収録作がね、とてもイイんですよ。水谷準「カナカナ姫」、岡田鯱彦「変身術」、大坪砂男「零人」、香山滋「蜥蜴の島」、久生十蘭「湖畔」、新章文子「不安の庭」、石沢英太郎「羊歯行」他。

▼単行本版なので。

いさましいちびのトースター
(トーマス・M・ディッシュ 浅倉久志訳/早川書房)

単行本版なので、無条件にほしくなっちゃう。
カバー絵、挿絵ともに吾妻ひでお。(文庫版も流通中です)
→本歌取りランキングのおまけ

▼そこまで言われると。

金星への旅(C・S・ルイス/奇想天外社)

「SFファンタジーの最高峰(帯より)」。
しかも、奇想天外社版。火星もみんなの妄想のタネですが、金星だって負けていませんな。「不可思議な魅力に富んだ動植物と浮島の世界」、別世界金星での戦いの記録。別世界物語三部作の1冊です。

▼めっちゃ稀少。

橡家の伝説(つるばみ家の伝説)
(佐々木丸美/講談社)

とにかく稀少な佐々木丸美さんの幻想ロマン。人気稀少本ゆえのプレミア価格で失礼いたしとります。
他の稀少タイトルは売り切れですが、
→著者作品在庫を検索。

▼一読の価値。

恐怖の館 世にも不思議な物語
(レオノーラ・キャリントン/工作舎)

うーむ。一読をおすすめしたいです。シュルレアリスムの短篇という言葉だけではおさまりきらない、女性らしい幻想性と、マックス・エルンストの不気味な挿絵(コラージュ)が、強烈な印象を残します。
→詳しくは

▼なつかしー。

小さなお茶会 全7巻 花とゆめコミックス
(猫十字社/白泉社)

むかーし、雑誌「花とゆめ」に連載されていました。雑誌の一番最後(か、ド真ん中)におまけ的に載ってませんでしたっけ?
プリンとモップの物語。和みます。そう言えば、当時も一服の清涼剤でした。

▼秋元文庫だから。

SFショートショート傑作集 秋元文庫
(福島正実編/秋元書房)

内田庶、眉村卓、光瀬龍、福島正実の4人の書いたSFショートショート。日本中の新聞に掲載されたものから選んだそうです。全55編。
秋元文庫もつい集めたくなるんですよねぇ、この雰囲気が。特集、しよっかな?
→ミニ特集・秋元文庫

▼あつめたくなる…。

ぼくらのロボット物語 あたらしいSF童話6(眉村卓/岩崎書店)

岩崎書店のあたらしいSF童話シリーズ。つい集めたくなるけど、ここに着手すると底ナシ沼的にヤバそうです。

▼いいなぁ。

月夜のバイオリン 新書館For Ladies(萩尾望都/新書館)

萩尾望都さんの童話集です。自分でお話も挿絵もこなしてます。いいなぁ。ごく短いものも入れて全20編。
「花々に住む子供」や「月夜のバイオリン」が好きだなぁ。
→楽器つながり(作成中)
→月つながり

▼この文庫は。

ゲーミング・マギ全3巻 教養文庫(運命のダイス、亡霊のゲームボード、ユニコーン作戦)(D・ビショフ/社会思想社)

私にとっては、内容如何にかかわらず、あつめたくなる稀少文庫です。暗黒界や魔術師が出て来るファンタジー。
テヘ。特集しちゃおうっと。
→教養文庫A&Fシリーズ

▼揃ってます。

真世界シリーズ 全5巻
(ロジャー・ゼラズニイ/早川書房)

真世界シリーズ、揃いです。SFというよりはSFファンタジー。
アンバーの九王子、アヴァロンの銃、ユニコーンの徴、オベロンの手、混沌の宮廷。

▼不幸だけど面白い。

ファービアン ちくま文庫(E・ケストナー 小松太郎訳/筑摩書房)

ケストナーさん、こんな小説も書いていらしたんですね。
「辛辣なユーモアと容赦ない皮肉(帯より)」。
例えば、こんな感じです。第11章の目次↓、
「第11章 工場で寝耳に水 クロイツベルクの奇人 貧乏は一つの悪い習慣であること。」
→不幸ランキング