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● ミニ特集 文壇ワイドショー ●
▼ すみませんが、気になります。

○ 作家のゴシップは気になります。結婚秘話や意外な素顔。小説より面白いこともままあります。

○ 備忘録代わりとしても、いつかは特集せねば、と思っていました。これからも活発に増えていきそうな特集です。

・ 結婚、恋愛 素顔、逸話 
・ 葬儀

▼ 関連項目→御夫婦ランキング(実在編)

○ 結婚、恋愛 素顔、逸話
結婚百物語(単行本版)(林えり子/河出書房新社)

作家、文化人、著名人たちの結婚について書かれた本です。100組。有名な話も、知らなかった話もあります。ざくっと要所要所を教えてもらえるので、助かります。
ワイドショー好きとしては、机上に1冊、常備したい本。言いすぎかな(笑)。
※文庫版も出ています。

私は見た 決定的体験 文春文庫(文藝春秋編/文藝春秋)

歴史的な事件の裏話、そんな感じの真面目な話題が多く、あまり面白くありません。ごめんね。
ただ、白蓮の後夫による、彼女の最期を看取った話だけはワイドショー的に興味を惹かれました。すみません。

贅沢貧乏 講談社文芸文庫森茉莉/講談社)

鴎外の長女、森茉莉。その昔の生活はまさにお嬢様。しかし、結婚後は苦労もなさっています。本書は結婚話ではなく、文壇の人々の横顔が活写された「降誕祭パアティー」、「文壇紳士たちと魔利」等のエッセイを収録。
結婚話は他の著作でどうぞ。
→毒舌ランキング
→森家つながり

巴里祭/河明り 講談社文芸文庫(岡本かの子/講談社)

その手のゴシップには必ず登場する岡本かの子さん。
本書は短編集ですが、解説及び作家案内にはいろいろ載ってます。
→悪妻ランキング

この父にして─素顔の斎藤茂吉 講談社文庫(斎藤茂太・北杜夫/講談社)

斎藤茂吉の息子たち、斎藤茂太と北杜夫の対談集
茂吉の思い出をたくさん語り合っています。文学史の中の茂吉がカラーになって見えてきます。
→意外な対談つながり

自伝的恋愛論 大和文庫(宇野千代/ダイワアート)

宇野千代の3、40年の間に書いたエッセイ集とのこと。彼女のエッセイはまぁ、その人生のせいで、たいていは恋愛エッセイですよね。体験的恋愛エッセイ。けっこう失敗もしている人なので、参考にしていいのかどうか悩みますが(笑)、体験した人の重みのある言葉が多いです。→恋愛論つながり

交際を考える キリンライフライブラリー(与謝野道子/麒麟麦酒)

与謝野晶子と鉄幹の次男である外交官に嫁いだ与謝野道子さん。彼女の交際(つきあいかた)に関するエッセイです。
与謝野晶子のこぼれ話がたっぷり。
→詳しくは

燃えるアダジオ 中公文庫(萩原葉子/中央公論社)

萩原朔太郎の娘、葉子さんのエッセイ。
「蕁麻の家」等の自伝的小説で、その過酷な人生について書いておいでですが、本書のほうが衝撃的です。デスマスでザクッと描かれる、周囲の心無い人の言葉、醜い態度。慄然とします。
DVの夫と離婚後は救いの部分です(まだいろいろあるにしても)。息子の朔美さんがいい子でほんとに良かったと思いました。
…ワイドショー特集に載せてごめんなさい。

   
風貌 講談社文庫(土門拳/講談社)

土門拳が激写する、作家や文化人、役者の顔。本人の持つ何かがはっきりそこに写し取られています。
撮影時のエピソードも面白いです。千宗室、勅使河原蒼風、川端康成、小林秀雄あたりの顔とエピソードがじつに印象的。川端康成怖いよ…。
尾崎行雄、志賀直哉、永井荷風、島崎藤村、藤田嗣治、井伏鱒二、宮本百合子等々。全31人。

天才を育てた母たち(井上篤夫/ソニー・マガジンズ)

タイトル通り、天才の母たちがどんな母であったかをまとめた本です。
作家は、アンデルセンと、オルコットと、シェイクスピアと、マーク・トウェインだけです。他は、偉人や政治家など。アル・カポネの母はやっぱり「あの子はいい子です」って言ってたそうですよ。しみじみ。
全32人。

   
○ 葬儀
弔辞大全1 友よ、さらば 新潮文庫(開高健編/新潮社)

いろんな文士たちの死に際し、親しかった文士たちが贈った弔辞が収録されている弔辞集です。

弔辞大全2 神とともに行け 新潮文庫(開高健編/新潮社)

シリーズ2冊目。
殊に、犀星の荷風への弔辞ならぬ荷風論は非常に良くて、犀星の悩み、犀星の人生観がはっきり表れています。
→詳しくは

私の死亡記事(単行本版)(文藝春秋編/文藝春秋)

作家や著名人たちが、自分で書いた、自分の死亡記事です。つまり、自分の死に方に対する妄想と希望(笑)。
略歴として、いまだ成し遂げられていない偉業(笑)も、本人の手によって書かれていますよ。ははは。102人。

おいしいパスタ PHP文庫(森瑶子・亀海昌次/PHP研究所)

ちょっと何で読んだのか失念しましたが、森瑶子さんは、よく「亀ちゃん」という昔の恋人の名前を出していました。
あ〜、これが亀ちゃんか〜、と私は思いました。二人の共作エッセイです。
その亀ちゃんから見た、亡くなる直前の森さんの様子を描いた文章「追悼・森瑶子」は、やっぱり涙なしには読めません。

     
知識人99人の死に方 角川文庫(荒俣宏監修/角川書店)

そのまま。知識人99人のごく簡単な略歴と、臨終の様子です。作家が多いです。12人だけは特別枠で長め。
全体に事実を事実として粛々と描いているのが、好ましいです。
やっぱり
森茉莉さんのところで、涙が滲みました。

     

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