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● ミニ特集 あの人の日記(実在編) ●
▼あの人は日々何を思っているのか。

けっこうな数があるのでノンフィクションのほうの日記を集めてみようと思います。フィクションは、日記つながりで。

関連項目→日記つながり

▼いろんな人。

日記のお手本―自分史を刻もう 小学館文庫(荒木経惟ほか/小学館)

様々な人の日記を収録。
梶井基次郎や森鴎外や谷譲次らの日記もあるんですけど、
やっぱり「包茎亭日乗―奔放な日常に写し出される純愛の記録」(荒木経惟)に尽きるんじゃないでしょうか。
→詳しくは

▼つげ義春。

つげ義春旅日記 旺文社文庫(つげ義春/旺文社)

つげ義春と行く旅です。つげさんに案内してもらう日本の旅。
挿絵が一部カラーなのがすごく嬉しいー。
つげさんのマンガ「少年」「近所の景色」も収録。
→ミニ特集・どんな旅に出る?

▼いろんな人。

書くに値する毎日―日記名作選 集英社文庫(つかこうへい選 日本ペンクラブ編/集英社)

以下を抄録
森鴎外「独逸日記」、内田百閨u百鬼園日記帖」、稲垣足穂「横寺日記」、植草甚一「植草甚一日記」、開高健「ベトナム戦記」、宇野千代「或る日記」他。

▼文豪たち。

サライ(雑誌)1994年12/15 特集:文豪に学ぶ日記の綴り方/快適なトイレ選び(小学館)

【見どころ】
○ 池波正太郎さんは毎日の来客と観た映画と食事のメニューだけ。
永井荷風の断腸亭日乗、岡本綺堂日記、漱石「修善寺大患日記」、岸田劉生「絵日記」など、さらっと。
→ミニ特集・雑誌サライ

▼武士。

元禄御畳奉行の日記 尾張藩士の見た浮世 中公新書(神坂次郎/中央公論社)

あんまし人は変わんないんだねーと、しみじみ つぶやきたくなるような、江戸時代の武士・朝日文左衛門の日記「鸚鵡籠中記」についての本。
→詳しくは

▼武田百合子。

日日雑記 中公文庫(武田百合子/中央公論社)

最高! 面白い。武田百合子さんと言えば、→コレや、→コレで、勝手な親しみを感じておりました。本書の身辺雑記もとても良いです。
「まーた武田さんはそんなこと言っちゃってさ」と、ウフッと微笑む。でもそのすぐ後で彼女の結論に愕然とさせられたり、
ブハッと吹き出させられることもしばしば。
→詳しくは

▼1905年の御婦人。

ネイチャー・ノート(イーディス・ホールデン 岸田衿子・前田豊司訳/サンリオ)

美しい御本です。1905年、当時34歳の御婦人が、英国の自然を水彩で描き、詩や観察記録を添えています。
→詳しくは

▼森奈津子。

東京異端者日記(森奈津子/廣済堂出版)

「※※で××な作家の日常(帯より)」。
帯の通り、※※で××な森奈津子さんの日記エッセイ。爆笑間違いナシ。一家に一冊(笑)。でも子どもには読ませられません。
→詳しくは

     
▼モンゴメリ。

十九歳の決心 モンゴメリ日記(モンゴメリ メアリー・ルビオ、エリザベス・ウォータストン編 桂宥子訳/立風書房)

言わずと知れた『赤毛のアン』の著者の日記。意外と言うか、当然と言うか、人間観察が鋭く、ちょっぴり毒気もあり、笑ってしまいます。
アン好きにはオススメ!

     

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