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● ミニ特集 事典じゃなくても大事典 ●
▼事典から事典小説まで。

事典、辞典、百科と名のつくものも多いです。でもその中身が本当に事典であるかどうかは、開いてみるまでわかりません。

● 内容はともかく、事典
▼えかき。

ユーモアえかきの事典(ハードカバー、旧版)(東陽出版)

すぐ描ける。すぐ覚えられる。ユーモラスな楽しい絵が描ける。そんな意図で作られた「イラストの描き方」の本です。だから確かに簡単。ほんとだ〜。感心〜。
インド人もエスキモー人も、ギャングも、シスターも、河童も、飛行機も、こそ泥も、なんでも描ける〜! 事典並に項目は
豊富です。
→詳しくは

▼手作り感あり。

シャーロック・ホームズ遊々事典(東京図書)

ホームズに関する263の疑問に答えるQ&A集です。基本からマニアックな話題まで。
学術的というよりは、あたたかみのある本です。ファンの方々の愛と情熱が注がれているからでしょう。
→ホームズつながり

▼365日。

誕生日事典(ゲイリー・ゴールドシュナイダー、ユースト・エルファーズ 牧人舎訳/角川書店)

統計や古来の占い方法をミックスした、誕生日占いです。1/1から12/31まで。
当たってる気もしますがぁ、人類をたったの365パターンに分けるのもどうかとも思いますね。でも、12パターンに分けるよりは、いいのかなぁ?
→365日楽しめる本ランキング

▼365日でやってほしかった気も。

相性事典(ゲイリー・ゴールドシュナイダー、ユースト・エルファーズ 牧人舎訳/角川書店)

かなり徹底的な相性事典ですが、さすがに365×365は無理なようで、一週間程度の単位で区切られています。例えば、8/3〜8/10が獅子座2期だとして、この期間の生まれの人と、1/3〜1/9の山羊座2期との相性はどうなのか、1/10〜1/16の山羊座3期との相性はどうなのか、ということです。全パターンが書いてあります。当たってるかなぁ〜? ビミョー(笑)。

▼かゆいところに手が届く。

お見合事典 25ans流 別冊25ansエレガンスブック24」(婦人画報社)(ムック本です)

事典ではありませんが、相当デキルお見合いマニュアル本です。動機、条件、準備、出会い、決断の全5章。なるほどねぇ。章題を読むだけでも、「おぬし、やりおるな」と感じますでしょ。
→詳しくはお見合いつながり

▼メルマガでも。

コーヒー雑学事典(講談社)

うちのメルマガでも御紹介した、なぜかめちゃくちゃ豪華メンバーが参加するコーヒー本。
こんなん大好きなんです。
→珈琲つながり

▼事典形式の小説?

ハザール事典(ミロラド・パヴィチ/東京創元社)

女性版と男性版があるのです。しかし両者の違いはたったの17行とか。さてどこが違うのでしょう? あなたは2冊お持ちですか?
→仕掛けのある本ランキング

▼小説です。

死者の百科事典(ダニロ・キシュ 山崎佳代子訳/東京創元社)

東欧系、東京創元社、見過ごせません。9編を収録した短編集。
表題作は、旅先の図書館で世界中の無名の死者の生涯の記録した書物を読みふける、という不思議な物語。
→図書館つながり


表紙と裏表紙
▼うまいもの多数。

うまいもの事典 光文社文庫(辻静雄/光文社)

事典じゃないです。でもうまいもの多数。世のうまいものを教えてくれます。魚、肉、野菜、スープ・デザート・チーズ・ワイン。その調理法付き。うまく食べさせてくれる実在レストランの紹介もアリ。

▼さすがです。

ビジネス・ナンセンス事典 ※紙ヤケ目立つ中島らも/メディアファクトリー)

「愛」から「ん?」までのいろんな単語を、らもさんが体験したビジネスシーンを例にひいて、解説してくれます。強烈体験が多いです。
どこからでも読め、どの項目もニヤッと笑わせてくれます。

▼わからんけど。

知らぬと損をするマイカー事典 ハウ・ツウ・ブックス(HOW TO BOOKS)(高岸清 真鍋博:本文イラスト/扶桑社)

タイトルそのまま、昭和41年当時のマイカーに関するあれこれの知識を易しく説いています。よく分からんけど、カバーが可愛いなぁと思いました。本文イラストは真鍋博さんです(モノクロ)。
→ミニ特集・男ってヤツは

▼まんがで。

世界の超能力者事典 学研まんが事典シリーズ(津原義明・中島昌利:漫画/学研)

超能力者(と言われる人)たち)のエピソードを集めています。
学研のまんがシリーズ。これ、事典以外も含めるとめちゃくちゃたくさんありましたよね。
わかりやすくて好きでした。何回でも読めるし。高校生になっても、教科書を漫画化してくれたらもっと覚えられるんじゃないかと思ってました。ヘヘッ。
→ミニ特集・ミニレディー百科等

     
▼児童向け事典です。

アラマタ大事典(荒俣宏/講談社)

303項目について、荒俣さんが解説しています。
児童向けですが、思わず読み耽ってしまう面白さです。知らないこともいっぱい(笑)。

     
● 内容はともかく、辞典
▼好きです。

図説オカルト恋愛辞典 花とゆめコミックス(明智抄/白泉社)

今、私的一押しの少女マンガ家、明智抄さんの連作短編集。霊感のある男の子が主人公の幽霊モノ。でも怖くなくて泣いちゃう話が多いです。特に蝶の話には惚れ込みました。多少ヘタクソな絵でも平気な方にはオススメ。(失礼な)
→幽霊つながり

▼他にもぞろぞろ。

別れの言葉辞典 角川文庫(現代言語セミナー編/角川書店)

他にもいっぱい出ている名言集のシリーズ。
→ミニ特集・名台詞

▼まじめな辞典でした。

探偵小説辞典―江戸川乱歩賞全集1 講談社文庫(中島河太郎/講談社)

ほんとに辞典でした。『ひ』に久生十蘭が入っていたことを覚えています。

▼ぜひ見たい。

ナツヤスミ語辞典(成井豊/白水社)

辞典ではありません。小説でもありません。戯曲です。
面白いですよ〜。私、演劇は門外漢で、戯曲を読むのも得意ではないのですが、読ませてくれます。上演されたところを見たいなぁ。キラキラ輝く天才だと思いました。

▼自家製ディクショナリー。

ことばのブリキ罐(長野まゆみ/河出書房新社)

長野まゆみさんは、子供の頃から辞書や本の中の気に入った言葉を抜き書きして自家製の辞書にしていたそうで、その自家製辞書からいくつかを集めたものが本書です。
例えば、「少年の食べるもの」という項には、蜂蜜麺麭、海南珈琲、レンズ豆等が載っています。なるほど〜。私にとっては、まったく違うメンタリティーを持つ人の辞書、として楽しめます。
薄めの本です。もっとたっぷり見せてほしい。

▼かわいいディクショナリー。

ストロベリー・ディクショナリー 永遠の少年少女に捧ぐスタイルブック(渚十吾/ブルース・インターアクションズ)

四季に分けられています。春の【ア】〜【ン】、夏の【ア】〜【ン】、秋の…、という具合。
その時々にふさわしい、本、音楽、俳優、才人、ことば、もの、
その他諸々が解説されている辞書なのです。
→詳しくは苺つながりで

▼ワンワンではなく。

犬のことば辞典 犬がおしえてくれた本(きたやまようこ/理論社)

ワンワンとかワオンとかウゥーッとかかと思ったら、そうではなく。
【つまらないもの】…子どもは すてるのに、大人は ひとにあげる。犬は さいしょから もたない。
ちょっと素敵。
→犬つながり

▼小説です。

幻書辞典―推理小説(紀田順一郎/三一書房)

そそるタイトルですね。紀田順一郎だし。古本好きの心を掴む術は心得ている、って感じでしょうか。
「本の探偵が暴く、愛書家の秘められた過去と詐術(帯より)」。
「殺意の収集」「書鬼」を収録。別の短篇集で読んだ気がします。要確認。

     
▼未読本。

ジョン・ランプリエールの辞書 上 創元推理文庫(ローレンス・ノーフォーク 青木純子訳/東京創元社)

いつか買おうとずーっと楽しみにしてて、その後やっと買い、今はいつか読もうと楽しみにしてる上下巻。単行本の時はめっちゃ分厚くて重かったですね。まぁ、文庫も重いけど。

     
● 内容はともかく、百科
▼いつもながら。

大高輝美のマスコット大百科 ※送料無料(大高輝美/雄鶏社)

もう、この方の、なんでもアリぶりには驚きます。なんでもお人形になるのです。あ〜んまでをすいすいお人形にしていますよ。イはいがぐり坊や、ケは結婚、チはチルチルミチル…。

▼これもメルマガで。

欠陥大百科 ア─ン ※送料無料(筒井康隆/河出書房新社)

メルマガで御紹介した、装丁に凝った本です。あ─ん、のそれぞれの事象の欠陥を説明する事典風です。

▼ほー。

愛人百科 文春文庫(ドーン・B・ソーヴァ 香川由利子訳/文藝春秋)

ワイドショー的に楽しめる世界の愛人百科。新しい時代の人は写真あり。古い人は絵画です。
→ミニ特集・美人大集合

▼いつか集めたい。

しあわせ星うらない ミニレディー百科 小学館入門百科シリーズ39(小学館)

本書は私も繰り返し読んだ、なつかしの星占い本。ミニレディー百科シリーズは、御要望も多いので、もう少し数が揃ったらミニ特集にいたします。
→ミニ特集・ミニレディー百科等

● 内容はともかく、図鑑
     
▼ほんとに大図鑑だ。

アンパンマンだいずかん1〜6まで(やなせたかし:原作/フレーベル館)

以下続刊のようです。うちの在庫は6まで。チョー多数の登場人物たちやメカの解説など。
毎号おまけも付いてます。

     

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