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● ミニ特集 揃えたい病 ●
▼私だけ?

はっきりしたシリーズ名はない、希少ですらない、けれど、どうにも気になって揃えたくなる「ゆるいシリーズ(?)」を集めていこうと思います。

赤毛の大きな犬 文春文庫 ※送料無料(ジム・キェルガード 角邦雄訳/文藝春秋)

カバーはこんなんだし、あらすじにも「スリルとユーモアに富み、ペーソスにもこと欠かぬ冒険物語」と書かれているので、相当なユーモア小説かと思ったら、なかなか硬派な物語。赤毛の大きな犬レッドと心を通わせる少年ダニイの冒険。

駄犬のマイクは大天才 文春文庫(ジム・キェルガード 角邦雄訳/文藝春秋)

レッドの息子の中の1匹マイクが主人公だそうです。

さらに本当はこのシリーズには「愚連隊レッド」という3冊目があるそうです。見たことないです。未訳かな?

銀色の時 イギリスファンタジー童話傑作選 講談社文庫神宮輝夫編/講談社)

銀色の時(ローレンス・ハウスマン)、ウサギの王子(A・A・ミルン)、ふしぎな友だち(アルジャナン・ブラックウッド)、幸運な王子(フローラ・フォースター)、カラーランド(G・K・チェスタトン)、すばらしい騎士(エリナー・ファージョン)他。全11編。挿絵豊富。中にはカラー挿絵も有。

夏至の魔法 イギリスファンタジー童話傑作選 講談社文庫神宮輝夫編/講談社)

夏至の魔法(メーベル・マーロウ)、妖精を信じますか?(ローレンス・ハウスマン)、王室御用達の焼きぐりは、いかが?(ローズ・ファイルマン)、笑わないお姫様(A・A・ミルン)、毛布の国の大冒険(コンプトン・マッケンジー)、ストレンジャー(ヒュー・ウォルポール)他。挿絵豊富。中にはカラー挿絵も有。

 
チャンバラもどき 文春文庫 ※送料無料(都筑道夫/文藝春秋)

「大正昭和の作家が創造したヒーローを幕末・明治に再生させて…という趣向。鞍馬天狗、座頭市、丹下左膳、木枯紋次郎、眠狂四郎、藤枝梅安が大活躍。江戸東京遊所案内のおまけつきです」。あらすじより。

名探偵もどき 文春文庫(都筑道夫/文藝春秋)

名探偵に夢中の宏さんとその奥さんの連作短篇集。ユーモアたっぷり、そしてなかなか鮮やかです。

ニック・ヴェルヴェット、ホームズ、マーロウ…こっちも嬉しくなってきます。

捕物帳もどき 文春文庫(都筑道夫/文藝春秋)

和田さんのカバーもかわいらしくて、つい集めたくなるシリーズ。

 
 
酔いどれ探偵街を行く ハヤカワ文庫HM(カート・キャノン 都筑道夫訳/早川書房)

「おれか? おれは何もかもうしなった私立探偵くずれの男だ。うしなうことのできるものは、もう命しか、残っていない―妻と親友の密通を知った私立探偵カート・キャノンは、二人を殴り殺そうとして探偵のライセンスを没収された。だが、絶望し、酒におぼれるキャノンの胸の奥底にはまだ、獲物を追って夜の街を駆ける猟犬の血が流れているのだ!(あらすじより)」
連作短編集。

よみがえる拳銃<酔いどれ探偵> ハヤカワ・ミステリ文庫(カート・キャノン 三田村裕訳/早川書房)

そしてその2冊目。なぜか訳者は変わったけど、酔いどれ探偵シリーズ。

酔いどれ探偵 新潮文庫(都筑道夫/新潮社)

これはシリーズではなく、「酔いどれ」探偵のパスティーシュ。
都筑さんですもんね。合わせて持ちたくなりました。カバーは和田さん。

カート・キャノンではなくて、クォート・ギャロンだって!

 
   
スは宇宙(スペース)のス 創元推理文庫SF(レイ・ブラッドベリ 一ノ瀬直二訳/東京創元社)

真鍋博:カバー絵。

「さなぎ」「火の柱」「ゼロ・アワー」「あの男」「脱出する男の時間」「孤独な散歩者」「別れも愉し」「透明少年」「ぼくの地下室へおいで」「遠くて長いピクニック」「泣き叫ぶ女の人」「微笑」「浅黒い顔、金色の目」「市街電車」「飛行具」「イカルス・モンゴルフィエ・ライト」

ウは宇宙船のウ 創元推理文庫SF(レイ・ブラッドベリ 大西尹明訳/東京創元社)

金子三蔵:カバー絵。

「ウは宇宙船の略号さ」「初期の終わり」「霧笛」「宇宙船」「宇宙船乗組員」「太陽の金色のりんご」「雷のとどろくような声」「長雨」「亡命した人々」「この地には虎数匹おれり」「いちご色の窓」「竜」「おくりもの」「霜と炎」「タイム・マシン」「駆けまわる夏の足音」

   

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