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● ミニ特集 御一家集合 ●
▼やってみたくなった。

そう言えば、ここんちは家族で書いてるなぁ〜という人々を集めてみようと思います。いっぱいあるけど、まずはこの人達から。

○関連項目→森家つながり

● 開高家 食べ物の話ばっか

▼父。

開口閉口 新潮文庫(開高健/新潮社)

以前、テレビ番組で見ましたが、開高健は絶対に「おいしい」とか「うまい」とか書かずに、味を伝えようとしたという話です。「筆舌に尽くし難い」なんて、もっての他だってさ。うん。それは正しいです。でも私には無理。そう思って彼のレトリックを見ると楽しいですよ

▼母。

おかず咄 集英社文庫(牧羊子/集英社)

詩人らしく、情緒たっぷりに、語られる食べ物の話。やっぱり食べ物か〜、開高家は〜(笑)。食べ物よりも、詩人に語られる背景に心安らぎますが、それでもやっぱり食べたくなる。カキが食べたくなりました。

▼娘。

ジャムの壷から跳びだして 集英社文庫(開高道子/集英社)

おいしそうなタイトルです。おいしいものと書物でいっぱいのエッセイ。仲間〜!と言いたいところですが、あまりにも知的で恐れ多いです。
ご自分でエッセイを英語にしている章もあり。堪能ですもんね。お勉強になります。
道子さんの訳書で見逃せないのは、
→コレ!

● 檀家 ここんちも食べ物の話ばっか
▼父。

美味放浪記 中公文庫(檀一雄/中央公論社)

もうね、違います。はっきりと。私の考える美味と違う。赤毛のアンのイチゴ水から開けるオナゴの美味世界とは、根本的な違いがございます。
オートーコーッッっちゅー感じ(笑)? 池波正太郎の粋ともまた違います。でもうまそうなのは確かです。うん、現実的なの! 檀流クッキングの著者でいらっしゃいますからね。

▼長男の嫁。

(檀晴子/)

え〜っと。御著書が在庫にございません。なんだっけな。
檀一雄長男、太郎氏のお嫁さん。

▼娘。

(檀ふみ/)

御著書はいっぱい。最近は阿川さんとの名コンビぶり、結婚しないコンビぶりで、悪目立ちしていますな(笑)。

● フィクション
     
チボー家の人々(/) 楡家の人びと(/) カラマーゾフの兄弟(/)
トラップ一家物語 あたしンち  

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