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● ミニ特集 お金持ち大集合 ●
▼華やかです。

ランキングでは足りないので、腰の抜けるようなお金持ちさんを集合させて気分爽快なミニ特集にしました。今後、金持ちを見付けたら、ここに収納することにします。どうしたって、マンガが多くなりそうですが、その辺は勘弁してください。

関連項目→お金持ちランキング

▼帯も金色で。

富豪刑事(筒井康隆/新潮社)

ハッハッハ。トンデモあらすじですよね。今回初めて帯を見たんですが、それによると、「足で事件を解決するのはもう時代遅れ。翔んでる刑事は金で解決する!」だそうです。筒井さん…素敵です。

▼李家。

輝夜姫 花とゆめコミックス(清水玲子/白泉社)

連載中の大人気少女マンガ。よく考えてみると、これもゴージャスな婿さがしの話です。男前、金持ちドッサリ。でも一番カッコイイのはヒロインであり、一番お金持ちなのは、ヒロインが長である中華財閥です。
→月つながり

▼イメージ通り。

亜州黄龍伝奇 全7巻(狩野あざみ/徳間書店)

マンガを読むようにスラスラ読める、娯楽小説。主役は黄龍。青龍、朱雀、白虎、玄武が配下として登場。字面のイメージ通り、青龍が男前のお金持ちです。これって永遠のナンバー2、クールな青レンジャーのイメージ? →詳しくは龍つながり

▼感心します。

ロスチャイルド家の上流マナーブック 光文社文庫(ナディーヌ・ロスチャイルド/光文社)

私はまったくマナーのなっちょらん女です。と、反省しました。マナーというのは心がけなんですね。だから、彼女の心がけに感心するのです。曰く、「香水がなくなっていたら、誰かが贈ってくれるだろうと期待して、誕生日まで待っていてはいけません。待っていてはいけないのです。人生はあまりにも早く過ぎてしまうのです」。
うん、そうね。マナーブック特集をしようかと思います。

 
▼見て楽しい。

お嬢さまご用達読本 酒井美意子のマナー・エッセイ 別冊25ansエレガンスブック26 ※ムック本(酒井美意子/婦人画報社)

前田家のお姫様、酒井美意子さんがお得意のマナーについて教えてくれます。しかし、私の関心はマナーではなく(笑)、美意子さんと美意子さんのママ、菊子さんの写真です。菊子さんは有名な美人です。古風な美人。美意子さんは見るからに気が強そうな美人。セレブーな写真が多めで楽しい本。
→ミニ特集・美人大集合

▼エグイ…。

華族な人々 全2巻 ヤングサンデーコミックス(澤井健/小学館)

フツーの男・坂田は、貧乏な華族・五七ノ桐家で執事として働くことに。
うーん、貧乏な話?かとも思いますが、お金持ちな華族の方々もたくさん出てきます…。
むかーし、友人にすすめられました。
エグくてビックリ。大マジメなギャグマンガだと思うんですけど…、くれぐれも服用には御注意ください。

  ▼さわやか。

雑草物語(コミック)※特典ポストカード欠(大島弓子/角川書店)

なんとなくエグくなっているコノ特集に入れるのはためらわれるほど(笑)、さわやかで温かい、少女漫画です。
貧しいけど、節約で楽しく生きるエネちゃんとリュー君。しかし、或る日、エネちゃんは2500億の遺産を相続して大金持ちに。そうしたら何が起こるか。大島弓子さんですからね。
「大島弓子的、突然大金持ちになる物語」を読みたい人にオススメです。
私もリュー君と木苺を摘みに行きたい…。木苺摘み、プライスレス。
→苺つながり

   
▼ほぅ〜。

徳川慶喜家の子ども部屋(榊原喜佐子/草思社)

文庫版も出ています。ウチの在庫は単行本版。
著者は慶喜の孫。その夢のような幼少時代の思い出が綴られています。戦前の華族の生活。現実にこんな世界もあるんだなぁ〜。

▼一見、普通に。

殿様と私(榊原喜佐子/草思社)

左の←続編です。
「昭和15年、越後高田藩の元譜代大名、榊原家の第16代当主、榊原政春氏に嫁した著者は戦後の華族制度の崩壊と厳しい現実のなかでも誇りを失わずたくましく生きていく(あらすじより)」。
戦後、華族は特権を失い、元華族と言えども物資不足の中、生き抜くことに必死になります。→

→しかし、酒井美意子さんがそうだったように、どこの華族の方もたくましい。柔軟です。
その後、息子さんが普通に不良になったり(笑)、アルバイトをしたりするエピソードにはちょっと驚きました。
太宰治の「斜陽」については、三島由紀夫さんと同じ批判をしているところが印象的でした。本当の華族をご存知ない、って。
 

※田中芳樹の華僑、コバルト小説にもそんな人が。

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