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● ミニ特集 秀作カバー絵展覧会03 ●
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● 金子國義 角川のシェイクスピアはいずれも流通中です。メルマガ31号、角川文庫クラシックスの話題を参照してくださると2倍楽しめます(?)。 →金子國義と言えばコレも!
ロミオとジュリエット 角川文庫クラシックス(シェイクスピア/角川書店)not for sale マクベス 角川文庫クラシックス(シェイクスピア/角川書店)not for sale 真夏の夜の夢 角川文庫クラシックス(シェイクスピア/角川書店)not for sale
不思議の国のアリス 新潮文庫(矢川澄子訳、金子國義画/新潮社)

金子國義のカラー挿絵が美しい。
挿絵のことだけを言えば、ずば抜けています。文庫落ちのときも、カラーにした新潮社は偉かったですね。
→アリスつながり

鏡の国のアリス 新潮文庫(矢川澄子訳、金子國義画/新潮社)

これも、金子國義のカラー挿絵。
左(←)とセットで持っていたい。よくある本だからこそ、初版、美品で持っておきたい一品です。
→アリスつながり

バタイユ作品集 マダム・エドワルダ 角川文庫(生田耕作訳/角川書店)

カバーが金子國義ということで、ありがたられることの多い、バタイユの作品集。表題作の他、「死者」「眼球譚」「エロティシズムに関する逆説」「エロティシズムと死の魅惑」。→ミニ特集・角川文庫エロティシズム文学の傑作

 
虚栄の市 角川文庫(小林信彦/角川書店)

古本好きはぜひ持っていたいですねぇー。

七つの人形の恋物語 他1篇 角川文庫(ポール・ギャリコ 矢川澄子訳 金子國義カバー絵)

カバー絵は、金子國義。ウフ。訳者は矢川澄子。エヘ。初版。オホ。
『七つの人形の恋物語』と『白雁(スノーグース)』を収録。
→人形つながり

 
● 篠原勝之 メルマガ32号、クマさんの話題を参照してくださると2倍楽しめます(?)。
まほうのゆび 世界の創作幼年童話9(ロアルド・ダール:作 白木茂:訳 篠原勝之:絵/あかね書房)

ロアルド・ダールの童話。奇抜な着想、そして不気味さプラス。でも基本はモラルです。篠原勝之さんの絵がグー。素晴らしい。以前、外人画家さんの絵で読んだことがありますが、それよりいい(と思う)。特に、青緑赤金のところ!
→ミニ特集・秀作絵本
→指つながり

夜光死体 イギリス怪奇小説集 旺文社文庫(橋本槙矩訳/旺文社)

しびれるなぁ。収録作がなんとも、よろしいです。レ・ファニュ「マダム・クロウルの幽霊」、ディック・ドノバン「夜光死体」、R・キプリング「獣の印」、コンラッド「二人の魔女の宿」、ヘンリー・ジェイムズ「ある古衣の物語」他。全10編。因みにカバー絵は篠原勝之。
→ミニ特集・名アンソロジー

海星・河童─少年小説─(唐十郎/大和書房)

「やるねぇ」って思います。ため息まじりに。
とにかくいつものことですが、名台詞の展覧会のような作品集でして、いちいち心に残ります。特に意識して会話を多用したらしい表題作なんて、ちょっと話のスジを追う邪魔になるほど台詞がいい。
→詳しくは

   
海辺のマーチ ※カバー欠(中野みち子作 篠原勝之絵/理論社)

挿絵もアリ(モノクロ)。
雇用者側と労働組合側でもめる大人たちと、その関係に無縁でいられない子供たちの話で、現実的でちょっと暗いです。私はそういう話が苦手なのですが、誠実な筆致で、ついつい読んでしまうことにびっくり。

   
● 小悪征夫 じつに妖しげでお気に入りです。
 
ファントマ ハヤカワ文庫(スーヴェストル&アラン 佐々木善郎訳/早川書房)

ぞくぞく〜。たまらんカバー絵は小悪征夫。

お話自体は久生十蘭つながりで名前は聞いておりましたが、手にするのは初めて。「神出鬼没な攻撃、神秘的な誘拐、不可解な犯罪で警察や人間の法律をもてあそび、パリ全体を震え上がらせる」「一種独特な詩情、幻想的なまでの詩情で<犯罪と恐怖の魔王が繰り広げる数数の冒険」(あらすじより)。シリーズ1作目。ぜひ揃えたい…。
→ミニ特集・同じタイトル
→ミニ特集・ファントマ

タイム・マシン 角川文庫H・G・ウェルズ 石川年訳 小悪征夫:カバー/角川書店)

すてきだ…。
同じタイトル、同じ文庫でも違うカバーがありますから御注意ください。
これは昭和48年の第16版。
→タイムトラベルつながり