迷子になったらまずHOMEへ書評、古本、古本の書評、古本の画像。古本屋 HoneyBeeBrand*みつばち印。富士見ロマン文庫特集。

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● ミニ特集 富士見ロマン文庫 ●
▼ナウでファッショナブルでエロチック(だそうです)

富士見書房から出ている、気合いの入ったエロチック小説の文庫シリーズ<富士見ロマン文庫>。金子國義のカバー絵もあって、なかなかよろしいです。ある程度、数が揃いましたので特集してみました。

あらすじを書き写すのにためらいを感じました…。造語なのか専門用語なのか…悩ましい単語に失笑を誘われます。

関連して→富士見ロマン文庫の栞、新刊案内紙
関連して→エロチック小説
→ミニ特集・角川文庫エロティシズム文学の傑作

●金子國義カバー絵
カリフォルニアゼネレーション 富士見ロマン文庫(シェイラ・ブラディ 菅野彰子訳 金子國義カバー絵/富士見書房)

「わたしたちは恐ろしい罠に落ち、脅迫を受け、そして今、ポルノ映画のためにセックスするという屈辱的な場面にいる…」。

燃えさかる夏 富士見ロマン文庫(メアーヌ・メリー 澤田登訳 金子國義カバー絵 大沢泰夫イラスト/富士見書房)

「10代の男女の激しい性に壮年夫婦の自由な性を絡めてさわやかに描く閨秀作家の青春ポーノグラフィ」…さわやか?

ソドム百二十日 他一篇 富士見ロマン文庫(マルキ・ド・サド 澁澤龍彦訳 金子國義カバー絵/富士見書房)

もちろん澁澤龍彦訳で。背色が赤なのもいつもと違って少しうれしいです。

娼婦マキシー 富士見ロマン文庫(ボンネ・デュボム 沢茉莉訳 金子國義カバー絵/富士見書房)

「予言者によると、5年4ヶ月後にブロードウェイで絶大な喝采を浴びているマキシーだが…。女流ポーノグラファーのコミックポルノ」。

ルシンダ 富士見ロマン文庫(マルコ・ヴァッシー 三木学訳 金子國義カバー絵/富士見書房)

「おれとルシンダは感情を伴わない、ただ肉体をぶつけ合う大人の男と女。最高の関係だった筈だが…」。

好色なトルコ人 富士見ロマン文庫(作者不詳 明石苑訳 金子國義カバー・イラスト/富士見書房)

「時代は19世紀の初頭、アルジェの後宮を舞台に展開される愛欲絵巻」。全編、手紙で構成されています。
→手紙つながり

ぼくのヴィヴィエ夫人 富士見ロマン文庫(ユーゴ・ソレンツア 村野圭介訳 金子國義カバー絵/富士見書房)

17歳の少年とヴィヴィエ未亡人。やがて少年は未亡人の娘と恋に落ちるが…。

背徳の仮面 富士見ロマン文庫(作者不詳 行方未知訳 金子國義カバー絵/富士見書房)

「閉ざされた部屋」「快楽の生贄たち」に続くビクトリアン・エロチカ。うーん。ビクトリアン・エロチカ?
→閉所つながり

わが愛しの妖精フランク 富士見ロマン文庫(作者不詳 中村康治訳 金子國義カバー絵/富士見書房)

「わたしの鞭をよけるように、少年は横向きになる。そのとき、わたしは面くらい驚愕した。」少年じゃなくて女の子なんですわ。ビクトリア朝の香り高い鞭撻小説(らしいです)。鞭撻小説?

好奇心の強い女 富士見ロマン文庫(ペペ・ラリスタ 堀田敏男訳 金子國義カバー絵 大沢泰夫イラスト/富士見書房)

「エヴリーヌは18歳。生まれてはじめて”女”が体の中で悩ましくうずき始めるのを感じた。…」

マンマ 富士見ロマン文庫(ピエール・ベール 吉野博高訳 金子國義カバー・イラスト/富士見書房)

「年上の女ソニア─この母なる情婦(マンマ)のむえかえるような胸のほてりの中で、少年フランソワの青い性は孵化した。…」。

ガミアニ伯夫人 富士見ロマン文庫(アルフレッド・ド・ミュッセ 須賀慣訳 金子國義カバー絵/富士見書房)

「ガミアニ伯夫人」と「美女ジュリアの手記」を収録。

ペピの体験 富士見ロマン文庫(作者不詳 足利光彦訳 金子國義カバー絵/富士見書房)

ペピの性遍歴、なんと5歳から…。

陶酔 富士見ロマン文庫(ロザリン・ドレクサー 江藤潔訳 金子國義:カバー絵(挿絵は三宅梗之)/富士見書房)

若き人妻メリサは、17歳の少年ジェイに愛を注ぐ。赤裸々な性生活を通してメリサの選んだ道は…。

快楽泥棒 富士見ロマン文庫(ハリエット・ダイムラー、ヘンリー・クラナック 高野圭訳 金子國義カバー(挿絵は違う)/富士見書房)

「3人の宝石泥棒─キャロルと実の父と恋人─が一つになって快楽の淵に沈んでいく」。
→泥棒つながり

檻のなかの小悪魔 富士見ロマン文庫(リアーヌ・メリー 澤田登訳 金子國義カバー(挿絵は違う)/富士見書房)

愛する女のレズビアンの痴態を見てますますおもいを募らせるジャン・クロード、らしいですよ。

みだらな女 富士見ロマン文庫(作者不詳 足利光彦訳 金子國義カバー(挿絵ナシ)/富士見書房)

兄を狂わせ、父を狂わせるイーヴリン。…。

レイプ 富士見ロマン文庫(マーカス・ヴァン・ヘラー 中村康治訳 金子國義カバー(挿絵はナシ)/富士見書房)

わたしは画家であり、偽造者、強姦者、殺人者でもある。生涯かけてセックスを追求してきた、のだそうです…。

パール傑作選2 富士見ロマン文庫(足利光彦訳編 金子國義カバー絵(挿絵はナシ)/富士見書房)

パール傑作選第二弾。

恋愛ごっこ 富士見ロマン文庫(作者不詳 江藤潔訳 金子國義カバー 本文イラスト無/富士見書房)

ぼくとジョージは夏休みを二人の美少女と過ごす。さらにもう一人の少女も加わって、追いつ追われつの恋愛ごっこはエスカレート。

処女の熱き唇 富士見ロマン文庫(フランシス・レンゲル 廣瀬順弘訳 金子國義:カバー 篠崎春夫:本文イラスト/富士見書房)

白い豪華なヨットの上で、少女から女へとエロチックに花開くドリーンとペギー。だが二人の前に待ちうけていたのは白人奴隷売買の国際犯罪組織だった。(あらすじより)

ヘレンの欲望 富士見ロマン文庫(フランシス・レンゲル 中上守訳 金子國義:カバー 挿絵ナシ/富士見書房)

愛欲に魅せられたヘレンは、奔放な性遍歴の末アルジェの砂漠でみしらぬ恋人たちに体を開く。(あらすじより)

見知らぬ恋人…? ま、いいですが。

ジュリエット物語あるいは悪徳の栄え 下(※下のみ) 富士見ロマン文庫(マルキ・ド・サド 澁澤龍彦訳 金子國義:カバー 挿絵ナシ/富士見書房)

澁澤訳は他文庫でも入手可ですが、金子國義カバーの富士見ロマン文庫で。
※在庫は下巻のみ。

女警官キャシー 富士見ロマン文庫 ※難アリ(R・R・ジョードン 伊東守男訳 金子國義:カバー 石山みのる:挿絵/富士見書房)

「暴力と性犯罪の絶えない大都会で繰り広げられる父娘警官の執念に燃えた復讐!」

年上の女―アンドラーシュの愛の回想 富士見ロマン文庫(S・ヴィジンツェイ 矢野浩三郎訳 金子國義:カバー(挿絵なし)/富士見書房)

「哲学教授アンドラーシュがドンファンたらんとする男たちに与える回想の記」

背徳の聖女 富士見ロマン文庫(リーラ・セフタリ 小鷹信光訳 大沢泰夫本文イラスト/富士見書房)

「自身の欲望に忠実でありたい。どんな男から、何を求められても、わたしは応える」。

犯されて 富士見ロマン文庫(アタウラー・マルダーン 広瀬順弘訳 金子國義カバー(本文イラスト無)/富士見書房)

「19世紀後半のインド北部アボタバドからカブールへ、英国人大佐令嬢の数奇な性の遍歴へと旅立っていく」

トコ博士の性実験 富士見ロマン文庫(マルコ・ヴァッシー 小鷹信光訳 カバー絵・金子國義(挿絵は無し)/富士見書房)

「わたしは、性実験に身を呈した帰らぬ日々を思い出す」。

少女ヴィクトリア 富士見ロマン文庫(セレナ・ウォーフィールド 中村康治訳 金子國義:カバー絵・挿絵/富士見書房)

「古い館で見つかった日記には、蕾が開いたばかりの少女の異常な体験が記されていた」。

最後の一夜 富士見ロマン文庫(ドムニック・キャシオ 高見浩訳 金子國義:カバー絵/富士見書房)

なんかよくわからんけど(笑)、お互いワケありの男女の愛、のようです。大人なので「愛」を手放しで信用も歓迎もできません。みたいな。

 
●その他のカバー絵
わが愛しの妖精フランク 富士見ロマン文庫
(作者不詳 中村康治訳 大沢泰夫カバー絵/富士見書房)

「わたしの鞭をよけるように、少年は横向きになる。そのとき、わたしは面くらい驚愕した。」少年じゃなくて女の子なんですわ。ビクトリア朝の香り高い鞭撻小説(らしいです)。鞭撻小説?

鏡の国のアリス エロティック・ファンタジー フジミロマン文庫(モリー・フルート 泉真也訳/富士見書房)

「本当の満足をおまえに与えられる男はこの世にはいないんだ」大好きだった父親の言葉がキャサリンの胸に甦ってくる。 →アリスつながり(?)

閉ざされた部屋 富士見ロマン文庫(作者不詳 行方未知訳 本文イラストは金子國義※カバー絵は違う/富士見書房)

「わたしの心をもてあそんだアリス。次は君の肉体がもてあそばれるのだ!アリスの絶叫が閉ざされた部屋を貫き…。」 →閉所つながり

作家マゾッホ愛の日々 富士見ロマン文庫(フィリップ・ペラン 黒主南訳/富士見書房)

「イタリア映画『作家マゾッホ愛の日々』に想を得た注目のインスパイアード・ノベル」。

パール傑作選2 富士見ロマン文庫(足利光彦訳編 渡辺文昭カバー絵/富士見書房)

パール傑作選第二弾。

背徳の聖女 富士見ロマン文庫(リーラ・セフタリ 小鷹信光訳 鏡泰裕カバー 大沢泰夫本文イラスト/富士見書房)

「自身の欲望に忠実でありたい。どんな男から、何を求められても、わたしは応える」。

チャタレイ夫人の恋人 シネマ・フォト・ストーリィ 富士見ロマン文庫(D・H・ロレンス 富士見書房編/富士見書房)

シルビア・クリステル主演の映画化。本書は原作の圧縮版のようです。映画中のシーンのカラー口絵ページがあります。

ヴィーナスのためいき アナイス・ニンのエロチカ二部作 富士見ロマン文庫(アナイス・ニン 杉崎和子訳 毛利彰:カバー 挿絵ナシ/富士見書房)

アナイス・ニンのエロチカ。新潮文庫「小鳥たち」(矢川澄子訳)と同じ収録作(だと思います)。訳者は違う。富士見ロマン文庫をとるか、矢川澄子訳をとるか(笑)。

マンハッタン快楽日記 富士見ロマン文庫(バーバラ・イグノート 栗原知代訳/富士見書房)

昼はOL、夜はコールガール。愉快で楽しいセックスライフ。…。

女編集長 富士見ロマン文庫(マルコ・ヴァッシー 泉真也訳/富士見書房)

「ニューヨークのポルノ出版社を舞台に繰り広げる、セックスと野望の華麗な人間模様」。

入荷次第、追加していきます。

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